息子、初めてアルバイトをしました。
6月4日土曜日、お昼11時から14時までの3時間だけですが、息子、働きました!
きっかけは、弟の洋食屋のオムライスがローカル番組で紹介されたことでした。
3月に救急搬送され、しばらく入院していた上の弟ですが、退院後ひと月も経たないうちにとある番組の取材を受けたそうです。
当初5月16日に放送予定だったその番組は、ゲストとして出演されていた上島竜兵さんがお亡くなりになり、放送が急遽差し替えになってしまいました。
弟のオムライスが出るという「関西のオムライス番付」の放送は残念ながら中止になる可能性が高いと聞いていましたが、これまた急遽30日に放送されることになりました。
放送後初めての土日のお昼は、アルバイトの方がワクチン接種の予定等で入れないということで、私に応援の要請がきたわけです。
といっても、土曜日は、主人は仕事。
息子を長時間一人にするわけにはいかないので、一緒にお店に行って働くことになりました。
息子の仕事は、ドリンクを作ることと、その合間にお皿洗い。
機械で氷を砕いてコップに入れ、飲み物を注いでお盆に載せます。
ホットの場合はコンロで温めます。
最初の半時ぐらいはお客もまばらでしたが、11時半を過ぎた頃から忙しくなり、私もお水を出したり料理を運んだりお皿を下げたりと目まぐるしく、息子に注意を払う余裕はありませんでした。
あっという間の3時間。
お店を手伝うのは初めてだったので戸惑うことも多く、それでも次々と対処していくしかなくて、今更ながら「働くって大変だなぁ。」と思いました。
仕事が終わった後、弟は息子に、
「初めてのバイトにしては、ようやった!
どうなんかなと思ってたけど、これやったらどこでも働ける。
技術的なことは、下手でもやってるうちに上手くなっていく。
それ以前の姿勢、見て、真似して、ちゃんと働こうとしてた。」
というようなことを言っていました。
息子は、その後、疲れのせいか丸二日調子が悪くなり、日曜日は私だけが手伝いに行きました。
次の日も輪をかけて忙しくて、慣れない仕事にぐったり疲れたけれど、弟の手助けが出来て良かったです。
弟が退院してからまだ2ヶ月程。
インシュリンを注射しながら普通の生活を送っているようですが、まだまだ心配です。
お店が繁盛するのは嬉しいことやけど、一番はあんたの体やからな!
何度も念を押して帰ってきました。