やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

あるがままで愛されたい

2022年12月01日 | 日記(息子・高校生)

カタールワールドカップ、続々と決勝トーナメント進出国が決まっています。

 

日本は初戦でドイツに勝利しましたが、コスタリカには負け、いよいよスペインとの運命の一戦です!

明日は、親子3人、4時起きで応援します!!

 

ワールドカップは各国リーグ戦と違って、全く戦い方の違う国と国とのゲームが観られたりするので面白いです。

 

サッカーが大好きで、アベマでワールドカップの全試合が観れるとはいえ、今の息子は、息子の言葉で言うと頭の許容量いっぱい」らしくて、すぐに疲れてしまい、思うように試合を観ることが出来ません。

 

4年前のロシアワールドカップでは、唯一サッカーを観ることが楽しい時間だったようなのに・・・。

 

プレー以外に戦術とか対戦成績とか色々考えながら観るからなのでしょうか?

 

息子の許容量オーバーの原因の一つは、広汎性発達障害の特性なのか強迫性障害の気質なのか、私が気にも留めないようなことを「これでだいじょうぶか?」と、ぐるぐるぐるぐる考えてしまうせいかもしれません。

 

通信制高校のレポートを書いているときも、内容よりも字が歪んでないか?などと、何度も何度もチェックしています。

 

そして、不調の一番の原因だと思うのは、常に誰かに何かを言われるのではないかと息子が恐れていることです。

 

「何をやっても無駄。」

「お前みたいなやつが電車に乗るな。」

「何も出来ひん奴。」

 

電車の中はもちろん、家の中でもそんなことがあるはずないのに、息子には実際に聞こえたり、そういう人が見えたりするのだそうです。

 

「それは、〇〇が思っていることが別の人の言葉になって聞こえてくるんとちゃうの?」

と、息子に聞きましたが、息子は頭を抱えるだけでした。

 

ショックだったのは、息子が夜中に大声で叫んだとき、

「夢の中で、ママが『あんたみたいな大変な子、嫌い!』って、無表情で言うから、怖くて怖くて耐えられへんかった!」

と、言ったことでした。

 

「そんなこと、あるはずないやん!」

 

私は息子を抱きしめました。

 

「大変やと思ったことはあるよ。

でも、大変やから嫌いって思ったことはないし、これからも絶対にない!

〇〇は大事な大事な子やで。

ママの命より大事やと思ってるで。」

 

多分、私が疲れた顔をするだけで、この子は自分を責めるのでしょう。

 

私から離れるのも不安、私の表情も不安。

一緒にいる私も、本当に疲れます。

でも、それは「嫌い」になる理由にはならないのです。

 

不安の強い息子を、こんなに大切に思って、こんなに愛しているけど、まだまだ私はあるがままの息子を受けとめられていないのかもしれません。

 

なんとかしてあげたいって思う気持ちは、今の息子をダメだと否定していることになるのかな?

 

息子のよく言う「小さい子になりたい」「赤ちゃんに戻りたい」

 

何も出来なくても、お母さんから離れなくても、あるがままで愛されたい!

 

そういうことなのでしょうか?