息子、ここ数日、迷い犬を探しています。
先日の家庭教師の先生とのサッカー練習のときに、年配の女性から犬を見かけなかったか聞かれました。
保護犬を譲り受けて間もなく、ワンちゃんが首輪をすり抜け、逃げ出してしまったそうです。
その方のご自宅は息子の小学校区内ですが、3km、4km離れた場所でその子らしき犬が目撃されたという情報があって、その場所を探しても見つからず、息子が練習をしていた公園にも探しに来られたようです。
譲渡されたばかりの犬で人にも土地にも慣れていないとのこと、とても困ったご様子でした。
ポンちゃんという犬の写真と連絡先が書かれた紙をいただき、その日から、息子はポンちゃんを探して歩き回っています。
迷い犬のサイトをチェックしたり、ツイッターなどSNSを使って同級生に気にかけてもらうよう呼びかけたりもしているようです。
夜、「犬の鳴き声が聞こえた気がする。」と、パジャマのまま何度も外に確認に行ったりもしています。
飼い犬で何度もお散歩をして土地勘がある犬ならともかく、まだ飼い主にも愛着がない状態でこの辺りまで帰ってくる可能性は低いと思うのですが、息子は、
「100%ないとは言い切られへんやろ!」
と、探し続けています。
今日は一日中雨だったので、
「ポンちゃん、だいじょうぶかなぁ・・・。」
と、心配していました。
「元、野良ちゃんみたいやから、どっかで雨宿りしたり、たくましく生きてると思うで~。」
と、私。
そう思うしかないけれど、必死でポンちゃんを探していたあの人のところに戻ってきてほしいです。
うちの保護猫の我愛羅も、もし外に出てしまったら、きっと帰って来られないでしょう。
「気ぃ付けなあかんなぁ。」
と、息子と確認し合いました。