昨日、最後のサッカー部の練習がありました。
鶴見緑地まで車で1時間50分ぐらい。
1時からの練習なので、そろそろ出発だという11時頃、
「マッサージするやつがない!」
と、息子が騒ぎ出しました。
ヤーマンの電動頭皮マッサージ器で頭をわしゃわしゃすると、気持ちが落ち着くらしく、息子は出かける前によく使っています。
それが、見当たらなくて、息子は半ばパニック状態になり、
「もう、休む!」
と、言い出しました。
出かける準備万端だった私は、ため息つきつつも、
「〇〇の好きなようにしたらいいよ。」
と、部屋着に着替え直しました。
そして、いつもマッサージ器が置いている場所を探すと、すぐ近くのぬいぐるみの間にあるではありませんか!
なぜこれが息子に見えないのか不思議ですが、この時点で出発時間を10分程過ぎてしまいました。
「遅れても行きたっから、行ったらいいんやで。」
と、声をかけると、
「行きたい!」
と、息子。
突然のアクシデントで、息子の調子が悪くなっていると思うので、最後の部活に行った方がいいのか、休んだ方がいいのか、私には分かりません。
なので、息子の言う通りにするまでです。
息子は無事にマッサージをし、頓服のエチゾラム錠を飲んで、20分遅れての出発となりました。
鶴見緑地の第2球技場は観戦席がなく、外からも見えにくいので、私は車の中でゆっくり待っていました。
この日は練習後に打ち上げがあるようでしたが、息子は人と話をするのが苦手なので、今までそうした集まりには一度も参加したことがありません。
サッカー部を、息子が楽しんで続けていたようには、私には見えませんでした。
辛そうだったし、月に1~3回ぐらいの練習なのでなんとか続けられたように思いますが、息子にとっては、小学生、中学生の時にやりとげられなかったサッカーへのリベンジの意味があったのかもしれません。
練習を終え、車に戻って来た息子は、
「しんどくて、ゲームに参加できへんかった。
ボール拾いしてた。」
と、言いました。
「そう。
ちょっとは体、動かせた?」
と、聞くと、
「うん。」
と。
「なら、良かった!
やり切ったな~。
ほんまにお疲れ様!」
これで、最後。
最後まで、本当によく頑張りました!
実は、先月の練習のときに、大阪高体連の「優秀選手賞」の盾をもらいました。
名前入りの立派なものです。
息子は、実力的にも気力、体力的にもないでしょうと思いましたが、顧問の先生の推薦枠とかでいただくことができました。
不器用でも、調子を崩しながらでも、息子が頑張り続けてきたことが認められて嬉しいです。
おめでとう!
本当によく頑張ったね!!