先日の台風21号により、実家の屋根の棟板金が飛ばされ、ベランダ、物干しの屋根が吹き飛んで、雨どいに穴が開いてしまいました。
直してもらおうにもなかなか業者さんが見つからず、弟と二人でずっと頭を悩ませていました。
見積もりに来てもらえるのが10月半ばだとか、150件待ちだとか言われ、役所に相談しに行っても、「公平性を失するので紹介できない」と、市の入札業者のファイルを見せてもらえるだけでした。
ネットの紹介サイトに連絡してもなかなか返事が来ないし、やっと業者さんを紹介してもらっても、その業者さんからの連絡は梨の礫です。
被害に遭われた方が多すぎて、どこも手がいっぱいなのでしょう。
とりあえず、役所の方に罹災証明発行のための調査にきていただいたのですが、その時点で400軒も調査に回っているということでした。
雨漏りが心配ではありますが、自分のことばかり言ってられません。
これは長期戦になるわと覚悟したところ、意外なところから業者さんが決まりました。
私の住む町では10月の初めにだんじり祭りがあって、9月の半ばにはその準備の一環として町内の掃除があります。
今年は16日に掃除があり、一緒に掃除をしていた方のお家が工務店を営んでらっしゃることを思い出して相談してみました。
それからあれよあれよと話が進み、翌17日には実家に一緒に行って、写真を撮ったり見積もりの準備をしていただくことが出来ました。
3枚庭に落ちていた棟板金は全部で5枚はがれていて、下地板が見えている箇所もあり、アンテナも屋根の上に転がっていたそうです。
板金は使えるものは補修して使い、どこかに飛んでいってしまったものや壊れたものは注文しなければならないので、板金が届くまではしばらくかかるとのことでした。
下地板に少し雨染みが出来ているそうですが、
「雨の溜まる場所ではないので、修理までに余程の大雨が降らない限り雨漏りの心配はない。」
と、言われました。
「今から行ける?」
と、出発の15分前に電話がかかって来て、隙間時間に見に行っていただくことが出来たので、まさにご近所さんならではのスピードです。
修理費はざっくり計算で20数万円とのことですが、火災保険から15万円支払われるらしく、何とか見通しが立ちそうです。
いったい修理にどれぐらいかかるのか、信頼できる業者さんが見つかるだろうかと、心配で落ち着かない日々を過ごしてきましたが、ようやく人心地が付きました。
災難ではありましたが、実家に人が出入りすることで新しい風が吹いて、弟にとってプラスになればいいなと思っています。
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