夏休みの4分の1が終了。
息子は、終業式後も3日間特別水泳教室に通っていたので、休みに入ってちょうど1週間が過ぎたところです。
4日間の特別水泳教室は、最後の日は雨のため中止になりました。
あれほど嫌がっていた水泳ですが、3日終わったところで、息子は交換日記に、
「ビートバンを使って、顔をつけて、まずはちょっとずつ息つぎする感覚をつかんで来たんや」
と、書いていました。
これはもしかすると、もうちょっとで泳げるようになるかもしれないと、昨日、家族3人でプールに行ってきました。
近所のプールは、「友達に会うかもしれへんから、行きたくない!」と言うので、片道1時間ほどかけて隣の市の市民プールまで行ってきました。
町中のプールなので、近くの駐車場がどこも満車になっていました。
仕方なく、ショッピングセンターに停めて、そこから歩いてプールに向かい、入場したのは3時11分。
プールの営業時間は5時まででしたが、4時45分にはプールから出なければならず、実質1時間半もなかったでしょうか。
短かすぎる!?
いや、私的には、暑い日差しの中これでも十分すぎるぐらいでした。
しかも、どんどん人が少なくなり、周りを気にせずのびのびと泳げるようになりました。
2時間単位の料金で、それ以上は追加料金がかかるためか、次々と帰る人ばかりで入ってくる人はあまりいません。
流れるプールに、幼児用プールや深めの25メートルプール。
小さいながらもスライダーまでありましたが、この時間になると待ち時間がほとんどありません。
(残念ながら、息子は滑ろうとしませんでしたが・・・)
短い時間ではありましたが、大人500円、小人300円で、充分お得感がありました。
何より嬉しかったのは、一瞬浮く(まねをする?)のが精一杯だった息子が、最後には、スィ~ッと泳げるようになったことです。
プールの壁を蹴って、体を伸ばして、足をバタバタさせて・・・、紛れもなくちゃんと泳いでいました!
壁から、立っている私の方に向かって5~6メートルぐらいの距離でしたが、水の中をスィ~ッと、「泳いでいる」という実感を息子も味わったことだと思います。
実は、私は、なんとか息子を泳げるようにしてあげたいと思って、スイムヘルパーを買ったり、図書館で「泳ぎの教え方」を書いた本を3冊も借りて読んだりしてきましたが、あんまり役に立ちませんでした。
いや、息子に見本を見せたり、声かけやアドバイスの中で多少は生きているとは思いますが、息子を上達させたのは、
「すごいすごい! 泳いでる~!!」
「こんなに泳いだよ~!」
と、声かけ、一緒に喜んだことだと思います。
水を怖がって、一瞬しか顔をつけたり浮くことが出来なかった息子が、水の中で体を伸ばし、バタ足をして距離を延ばそうとするようになり、ほんの短い間にどんどん上達する様子を見せてもらいました。
来週も、プールに連れて行ってあげられたらいいな。
まだまだちゃんとした泳ぎには程遠いけど、まずは、水の中を進む気持ちよさをいっぱい感じてほしいと思います。
これで、来年のプールの授業は安心!・・・できるかな~?