神エホバは、ご自分の預言者イザヤを用い、「心が頑固な者たち、正しさから程遠い者たち、私(エホバ)の言うことを聞け」と告げられました(イザヤ46:13)。
続く、イザヤ46章の結びの言葉は、神エホバの際立ったご性格の幾つかの面を際立たせています。次のように記されています。
「「私(エホバ)は間もなく正しいことを行う。それは遠い先のことではない。私(エホバ)の救いが遅れることはない。私(エホバ)はシオンを救い、イスラエルを光り輝かせる」」(イザヤ46:13)。
神エホバが、ご自分の契約下のイスラエルを解放するのは、正しい行為、つまり義にかなったことです。神エホバはご自分の民をいつまでも流刑の身のままにはされません。シオン・エルサレムの救いはしかるべき時に到来し、神エホバの「救いが遅れることはない」のです。当時の神エホバの契約下のイスラエル人は、バビロンへの捕われから解放された後、近隣の諸国民から注目を浴びるようになります。神エホバがご自分の民を救出することは、神エホバの救いの力の証拠となります。バビロンの神であるベルとネボが役に立たないことは衆目にさらされ、その無能さも露呈します(列王第一18:39,40)。
1919年、神エホバはご自分の民を霊的な捕われから解放されました。その時も、神エホバは遅れることはありませんでした。その出来事、及び古代バビロンがキュロス王の手に落ちた数々の出来事は、今日の私たちを勇気付けてくれます。そのような神エホバと共に歩まれる方々は幸いです(ミカ6:8)。
次回からはイザヤ47章を順次紹介致します。
1月の 異常暴風 跡残す 今日の一句
庭に咲いている「山茶花」