モーセは神エホバに命じられた律法全体を書に書き記し、イスラエルの民全体に最初から最後まで語って聞かせたことが記されています。その内容が次のように記されています。
「「天よ、耳を貸せ、私(モーセ)は語ろう。地は私の口の言葉を聞け。
私の教えは雨のように降り、私の言葉は露のように滴る。
草に降る優しい雨、
草木に降る豊かな雨のように。
私はエホバの名を広めるからだ。
私たちの神の偉大さを語れ!
神は岩のような方で、行うことは完全、
神のお道は全て公正である。
決して不公正ではなく、信頼できる神。
正しく真っすぐな方。
堕落したことを行ったのは民である。
彼らは神の子供ではなく、自ら欠陥を負った。
曲がった不健全な世代!
それがエホバに対して取るべき態度なのか。
愚かで知恵のない民よ。
そのお方は、あなたを生み出した父。
あなたを造り、1っの民とした方ではないか。
昔の日々を思い出し、何世代にも及ぶ過去の年月について考えよ。
父(エホバ)に尋ねよ。彼は告げることができる。
長老たちに尋ねよ。彼らは語る。
至高者(エホバ)は様々な国民に土地を与えた時、
アダムの子たちを互いに引き離した時、
さまざまな民の境界を定めて、
イスラエルの子たちの数を考慮した。
エホバの民はその方(エホバ)のもの、
ヤコブはそのお方の財産だからである。
その方はヤコブを荒野で見つけた。
人がいない、(野獣の)遠ぼえが聞こえる砂漠で。
彼(ヤコブ)を囲み、世話し、
自分(エホバ)の瞳のように守った。」(申命記32:1~10)。
上の聖句に記されている通り、神エホバはどのような方であるかをモーセは民に分かり易く伝えています。モーセは神エホバの教えの道は公正であり、信頼できることを明らかにしています。神エホバの魅力的な特質を明らかにしています。
続いてモーセは堕落しているのは民のイスラエル人であり、曲がって不健全な世代であることを率直に伝えています。加えて民に昔の日々を思い出し、神エホバがどのように保護し導いたかを考えるように促しています。神エホバはヤコブを荒野で見出した時もどのように世話をしかたかを伝え、その優しい世話はご自分の瞳を守る時の様に素早く、適切なものであったことを思い起させています。
引き続きモーセが民に語った内容が記されていますので、次回にお伝え致します。
WWW.JW.ORG
デコポンの 甘さ広がる 夕餉かな 今日の一句
美味しい旬の「デコポン」