聖書には、あるレビ族の人のそばめが、ベニヤミンの住民ギベアによって一晩中犯され死んだことに対し、「イスラエルで非常に恥ずべき行いがされた」と述べ、イスラエル人に「どうすべきか考えを聞かせてください」と、賢く質問したことが記されていました。引き続き聖書には次の様に記されています。
「(イスラエルの)民全員が一斉に立ち上がって、こう言った。「私たちは誰も自分の天幕に行ったり家に戻ったりはしない。ギベアに対して次のようにする。くじを引いてそこを攻める。イスラエルの全部族から、100人のうち10人、1000人のうち100人、1万人のうち1000人を取って、軍隊のために食料を集めさ、ベニヤミンのギベアに対して行動できるようにする。イスラエルでの彼らの恥ずべき行いのためだ」。こうしてイスラエルの全ての人は同盟し、その町(ギベアの住む町)に対して結集した。
イスラエルの諸部族は、ベニヤミン族全員に向けて使いを送り、こう言った。「皆さんの間で起きたこのひどい事件はどういうことですか。さあ、ギベアのどうしょうもない男たちを引き渡してください。その者たちを殺してイスラエルから悪を除き去ります」。しかしベニヤミン族は、兄弟であるイスラエル人が言うことを聞こうとしなかった。」(裁き人20:8~13)。
上の聖句に記されている通り、イスラエルの民全員はギベアの恥ずべき行為に対し、義に燃え、同盟を結び、ギベアに対して結集したことが記されています。そして、イスラエル人はギベアのどうしょうもない男たちの引き渡しを求め、その者たちを殺し、イスラエルから悪を除き去ることを明らかにしています。しかし、ベニヤミンのギベアはイスラエル人が言うことを聞こうとしなかった、ことが記されています。
さて、物事はどのように進展するでしょうか。次回に引き続きお伝え致します。
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