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城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

冬期通行止め直前の高屋山 19.12.9

2019-12-10 19:42:45 | 山登り
 根尾越波に至る道は大須で12月13日から通行止めとなる。この先にある大白木山、高屋山、屏風山などは157号線が随分前から通行できないので登れなくなる。その最後のチャンスに未踏の高屋山(1136m)にEさんとYさんとともに登ってきた。現地に向かう途中、中腹あたりまで冠雪した能郷白山の雄姿が目に飛び込んでくる。大須からいよいよ折越峠の登りにかかる。気温は1度、幸い凍結はしていない。道中鹿、猿、カモシカの親子を見る。カモシカはじっとこちらを見ている。

 越波の手前に車を停め少し戻る。登り口は折越谷の小さな沢で少し登ると左手の尾根に取り付く。このルートには黄色のテープが残置されていた。いきなりの急登、しかもつかまる木も少ない。苦労して尾根上に出る。尾根に出ても黄色のテープは続いている。さらに古い赤色の残置テープもある。小一時間ほど登ると比較的新しい伐採地帯に出る。間伐をした後なのか、行く手を阻む。ここで黄色のテープは終わった。作業者のためのものであるのかもしれないと思った。

 今回藪漕ぎはなかったが、ここの通過に苦労した

 伐採帯を過ぎ、やっと歩きやすくなってきた。


植林帯を過ぎ、葉が全て落ちた明るい道は例え急な道でも気分が明るくなる。800m付近から雪が見られるようになり、直近の土日に登ったと思われる足跡が雪の上に残っている。後方には三角形の屏風山が見えてくる。山頂近くになると登りも緩やかになり、低い丈の笹が現れる。3時間と少しで山頂に到着した。

山頂からは反射板のある大白木山が見える。この二つの山を縦走する登山者も多いが、葉のある時期は藪に苦しめられる。


 山頂では、E氏の作る長崎ちゃんぽんをご相伴にあずかる。風はなく穏やかな日だったが、じっとしているとやはり寒い。こんな時は鍋物で暖まるのが最高の贅沢。1時間あまりの休憩後、下りにかかる。新人のYさん、登りも遅かったが、下りも遅かった。辛抱強くEさんがサポートしている。なかなか真似できないことだと思う。正面に樹間から屏風山が見えてくる。

最後は、赤の残置テープにより登り地点よりも下の尾根から沢に降り立った。こちらの方が正解のルートだった。予定よりも随分遅くなったので、家内に連絡した後、谷汲温泉に浸かった。

 登山口8:20→伐採帯9:20→山頂11:30~12:40→登山口15:15


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