「CTの結果、脳には異常はみられません。」
「脳はきれいです。」
奈落の底に突き落とされても「命には別状ありません」
「7 割は治りますが、3 割は治りません。」
なんと言う宣告でしょう。女性にとって顔と命どっち?です。
その場で泣き崩れる人もいるという。
かーさんの場合は奈落の後は「ふ~ん」そーなんだ」くらい
神経が麻痺しているからか、切れているからかそういう感情がその時はなかった。
抗ウイルス剤、ステロイド剤その他沢山の薬を処方されて帰宅
帰宅後、まだ辛い気分でネットを検索、また、これで大変な事!なのだと
時間との戦いらしい、
土、日はそのまま薬を服用する。
その間どんどん症状が進む、目は閉じない、のに涙がとめどなく流れる、鼻水、口角が下がっているため、よだれ、水が飲めない、うがいができない、目が閉じないので、テープや眼帯をして眠る
不安になり、麻酔科受診も、
「眼科を紹介しましょう。」
眼科だったら近くの先生へ
眼科のDr「えっ、麻酔科へ?」
「違うこれは耳鼻科、大学病院でどうして耳鼻科へ紹介してくれないんだ!同じ病院内なのに」
「大学病院は紹介状がないと診て貰えない、今日は診療していない、あさってになる!」
Drは頭を抱え込む、本当に心配してくれて少し落ち着く。
でもとりあえず、脳神経外科の薬を5日間服用し、
大学病院で10日間の点滴がはじまった。
出口の見えないトンネルに入り込んだような気持ちになってはいるけれども、
あまり悲壮感はなく、どこにも行かなくてもいいんだ、好きな事をして過ごせばいいんだ、
運命なんだ、と
それには少しの希望があるからでしょうか。もしも治らない3割に入ったら、神経を繋ぐ手術、
整形手術とかあるらしい、
日本中に、いや世界には良い技術を持った、名医がいらっしゃることでしょう。
今年はブルーベリーが楽しみです。
カラスより先に食べなくては!
ごきげんよう!