英語と書評 de 海馬之玄関

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終了寸前に再び<奇跡>の得点☆次も<奇跡>を起こしてくれ、なでしこJAPAN&麻生太郎閣下!

2007年09月16日 03時28分03秒 | 日々感じたこととか
サッカー女子ワールドカップ予選リーグ第2戦。昨日、9月14日のアルゼンチン戦。なでしこジャパンはスコアレスドロー間際の後半ロスタイムに得点し勝ち点3をゲットしました。しかし、A組最下位のアルゼンチンに「最少得点差での勝利」は、正直、「日本の予選リーグ敗退決定」とほぼ同義。なでしこジャパンはよく頑張った。頑張って<奇跡>を起こした。けれど、これが世界の現実です。ぐっすん。スポーツ報知の記事を引用しおきます。

●なでしこ1勝!また後半ロスタイム弾…サッカー女子W杯
◆サッカー女子W杯第4日 ▽1次リーグ 日本1-0アルゼンチン(14日・中国) なでしこジャパンが窮地に陥った。1次リーグA組で国際サッカー連盟(FIFA)ランク10位の日本は、同29位のアルゼンチンに1-0で辛勝。後半ロスタイムにFW永里優季(20)=日テレ=の決勝ゴールで今大会初勝利を挙げ、勝ち点4。組2位を争うイングランドが首位ドイツと0-0で引き分けたため、各組2位までが進出できる8強入りに2連覇を狙うドイツ戦(17日・杭州)勝利が必要な苦境に立たされた。

後半ロスタイムに突入した直後だった。右サイドを抜け出したDF近賀が右足シュート。GKフェロがはじいたボールを中央からFW永里がたたき込んだ。「最後、やっと入ったって感じで、涙が出そうでした。ちょっと焦りがあったけど、最後まで全員があきらめないでゴールを狙い続けた結果」W杯初先発で初得点の20歳は声を弾ませた。

2戦連続の土壇場ゴールで辛うじて勝ち点を4に伸ばしたが、W杯4大会連続出場のエース、沢は「相手にも引かれて、自分たちのサッカーができなくて、点が入らずフラストレーションでした」と厳しい表情。2位を争うイングランドは17日の1次リーグ最終戦で格下のアルゼンチンから勝ち点3を奪う公算が大きく、8強入りするためには、日本は世界ランク2位の前回の女王を倒さなければならない。

ドイツが初戦(10日)で11-0で圧勝したアルゼンチンを相手に大量点を狙い、序盤から相手の弱点とする両サイドから猛攻を仕掛けたが、芝のめくれるピッチに足を取られ、得意のパスワークが乱れた。後半12分、初戦で左ひざを負傷したFW荒川を投入。シュート数は13対6と圧倒しながら、終了間際の1ゴールでは遅すぎた。

「この粘りを第3戦に生かしたい。得失点差より、ドイツに勝つことの方が重要」と大橋浩司監督(47)。「相手はドイツでも勝ちに行きたい。果敢にゴールを狙いに行きます」と、永里は言い切った。過去、ドイツとは5戦全敗だが1点差が3試合。つけいるスキはあるはずだ。あきらめない者だけが次のステージへの扉を開く。(スポーツ報知:9月15日8時1分)



つまり、A組の4チーム:ドイツ(前回優勝国/今大会もアメリカと並んで東西の両横綱の一角), イングランド(なでしこは予選リーグ(1次リーグ)第1戦で、2対2の引き分け)、アルゼンチン(昨日、1対0で勝利)と日本の各チームとも最終第3戦を残すのみ。予選敗退が決まったアルゼンチンを除く3チームの現在の結果は・・・。

1)ドイツ:アルゼンチン(11対0)→イングランド(0対0)
  =2勝(勝ち点6, 得失点差11, 総得点11)

2)日本:イングランド(2対2)→アルゼンチン(1対0)
  =1勝1分(勝ち点4, 得失点差1, 総得点3)

3)イングランド:日本(2対2)→ドイツ(0対0)
  =2分(勝ち点2, 得失点差0, 総得点2)



ところで、女子ワールドカップでは予選リーグ(1次リーグ)の上位2チームが準々決勝に進出するのですが、その順位は以下の項目順に個々の項目のスコアで決まる。すなわち、〈イ〉勝ち点〈ロ〉得失点差〈ハ〉総得点。そこで最終戦予想。

イングランドは順当に行けばアルゼンチンに得点差2点以上で勝つでしょう。横綱ドイツを最終戦の相手に残している東前頭4枚目の日本は「まぐれで引き分け」がせいぜいの結果でしょう。なでしこジャパンに一番有利な展開になるとして、例えば、第3戦の結果を、イングランド-アルゼンチン=(2対0), 日本ードイツ=(0対0)とすると、予選リーグを終わった段階のこの3チームの成績は・・・。ぐっすん。

1)ドイツ:アルゼンチン(11対0)→イングランド(0対0)→日本(0対0)
  =2勝1分け(勝ち点7, 得失点差11, 総得点11)

2)イングランド:日本(2対2)→ドイツ(0対0)→アルゼンチン(2対0)
  =1勝2分(勝ち点5, 得失点差2, 総得点4)

3)日本:イングランド(2対2)→アルゼンチン(1対0)→ドイツ(0対0)
  =1勝2分(勝ち点5, 得失点差1, 総得点3)


つまり、われらが、なでしこジャパンは第3戦で考えられる限り最高の結果を得たとしても、イングランドに得失点差(や総得点)で及ばず、予選リーグ敗退が決まる。うにゅー、つまり、日本は『北斗の拳』の決め台詞状態、つまり、



「もうお前はすでに死んでいる」
なのです。


なでしこはよく頑張った。でも、実は、厳しく言えば、昨日9月14日はなでしこジャパンにとっては「実質上の終戦記念日」になった。これは、自民党の総裁選挙で、自民党9派閥の内8派閥が福田康夫候補側につくことが決まった昨日が麻生太郎幹事長にとって「実質上の終戦記念日」になったのと同様だったわけです。奇しくも、407年前の今日(9月15日)は天下分け目の関ヶ原の日。而して、石田三成の西軍の中で誰が寝返える予定だったか分かっている現在の観点からは、東西の両軍が関ヶ原に布陣を完了した決戦前日。つまり、9月14日は石田三成の西軍にとっては「実質上の終戦記念日」なのです。

蓋し、なでしこジャパンにとっても、麻生太郎自民党幹事長にとっても、石田三成の西軍にとっても9月14日は実質上の終戦記念日であり、当然、なでしこファンで麻生タロサーファンでもある私にとっては、昨日9月14日は「Wぐっすん」の日だったのです。

けれど、なでしこはこの2試合、ゲーム終了間際のロスタイムに得点し、イングランド戦の引き分けとアルゼンチン戦の勝利をものにするという<奇跡>を起こしました。大体、普通起きない事が起こるのを<奇跡>と言うんじゃないですか。ならば、なでしこジャパンにも、麻生ローゼン閣下にも今回も<奇跡>が起きないとどうしていえましょう。

なに、「論理がおかしい。少なくとも、強引だ」ですと?
そんなこと、書いている本人が一番わかってますってば。

でも、奇跡を信じたい。なでしこジャパンと麻生太郎幹事長の勝利、もしくは善戦を。

そうなれば、アルゼンチンがまさかのがんばりでイングランドを破るかもしれない。
そうなると、(自民党の国会議員投票では派閥の枠を越えた得票が得られれば)
自民党の地方選挙での大逆転もあるかもしれないじゃないですか。
逆転しないまでも善戦できたとすれば、自民党の次期総裁は「麻生太郎」で決まり!
そうならないとも限らないじゃないですか。

天は自ら助けるものを助く。
そのためには、最後まで諦めてはだめ。
あのナポレオンも言っているじゃないですが、
「戦いの勝敗は最後の5分間で決まる」、と。

ならば、なでしこも麻生タロサーも諦めるな!
諦めた段階で、ゲームセットだ!

而して、なでしこジャパンと麻生タロサー・ローゼン閣下に
<奇跡>が起こることを念じています。否、信じています。



頑張れ、なでしこ。

それいけ、麻生幹事長!



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