ブログ冒頭の画像:記事内容と関係なさそうな「食べ物やお料理さん系」が少なくないことの理由はなんだろう?
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/4e03beafbd5b690bed61fda9e978db7a
日本語母語話者にままみられる英語発声の特徴があります。
それは、5W1Hの疑問詞つき疑問文、特殊疑問文が
話されているときに確認採集できるある傾向です。
What day of the week was it yesterday?
(昨日は何曜日でしたかね?)
(ちなみに、この意味⤴️では、
「What was it yesterday?」が普通で、日付を尋ねたいなら
「What was the date yesterday?」)
これが、音声では、
What day of the week was it yesterday?
と、文末弱化というか文末フェードダウンになる。そんな、
日本語母語話者が多くはないけれど希ではなく存在している。
この現象が問題なのは、わたしの乏しい米英愛でのビジネス経験から
断言しますが、
(1)日本語母語話者以外の英語のノンネーティブスピーカーには
皆無ということ
(2)そして、冗談抜きに意味不明になりかねないこと
(3)なにより、最大の問題は、話者の自信・誠意が疑われること
【補足】句動詞(動詞+副詞)単体の命令文における文末フェードダウン
自分のオフィスに来られたお客様に「Come in.:お入りください🌺」と
ワンセンテンスの命令文を発話するとき。文末フェードダウンがここでも
おきて、相手の英語のネーティブスピーカーのお客様には、冗談でもなくて、
「(I'm) coming:いまうかがいます🌹」としか聞き取れない現象。
これもよく日本語母語話者のやらかしがちな間違いと説明されています。ですが、
句動詞センテンスは英語のネーティブスピーカーは文末をより強く発声する
のに対して文頭の動詞をより強く発声する症状は日本語母語話者以外の
英語の非母語話者にもままみられる現象だと思います。いずれにせよ、
ドアの外に impeccable and irreproachable (身なりもきちんとしていて行儀作法
にも非の打ち所がない)お客様をあんまり待たせないように、句動詞センテンスは
例えば、「Come in」と発声するようにしましょう♥️
英単語は2000語も覚えれば充分?⬅そんなわけないだろう❗ (*^o^)/\(^-^*)
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/58dcb4dfa601a3321646ab7d6bcf1029
イギリス英語の入門書紹介――役に立つのにお洒落で楽しい「イギリス英語」の招待状のようなもの
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/2387050ede4ca0a2947e1c5783157128
(補足終わり)
この現象の原因はなにか?
わたしはそれは日本では、
英語のセンテンスの文末は、
>疑問詞のつかない(do, be, have, 助動詞が文頭に立つ)
一般疑問文はあげ調子で🍅
>特殊疑問文はさげ調子で発声しましょう♥️
と中学生のころに教わっていることの影響なのかと思います。
あの、これ、「調子」であって音声の「音量」とは関係ないんです。
でも、これは、先生や珍しく文部科学省のせいとは言えない、鴨。
(I dare say, I don't see how it was exactly their fault.)
先生方はちゃんと
>疑問詞のつかない一般疑問文はあげ調子で
>特殊疑問文はさげ調子で発声しましょう♥️
と教えておられるし、音声教材もそうなっている。もちろん、
先生もALTのみんなもそう発声して見本を見せて聞かせているから。
それが学窓を離れて幾星霜、とくに、
①英語が好きだった
②英語を話す機会はそう多くなかった
③地方在住のお話し好きのマダム
において典型的に、それが、
>一般疑問文はあげ調子で
>特殊疑問文は奥ゆかしく小声で発声しましょう🍊
となぜか誤解されているの、鴨。駄目です。これは❎
日本の主張をはっきり伝えないといけなくなっているだろう現在、
これは小さいけど速攻で改善していただきたい現象だと思います。
昨年末からの楽しい定期入院中の談話時間、英会話のトレーニング方法についてお話しさせていただいた、定年退職まで神奈川県の某県立高校で国語の先生をされていた同病のマダムには2日で改善していただきました🍎
ちなみに、英語のネーティブスピーカーの音声、あげさげの調子、実は、
特殊疑問文の文末と肯定文・否定文の文末はほとんど変わらないです。
じゃ「さげ調子」とはなんぞや❗️ はい、それは、
文末より一つ前の音節よりさげ調子ということ。要は、
特殊疑問文を話すときは文末より一つ前の音節をあげ調子に
すればよい。これだけのことなんですけどね。
実際、例えば、普通は「What was it yesterday?」なのに、企画書提出の納期を守らなかった部下に対して上司の方が話される、より曖昧ではない「What day of the week was it yesterday?」はそのセンテンス選択自体が叱責の言語行為ですが、音声でも叱責して、直前の「it」に比べればさげ調子ながら、その音量は次のようになることも希ではないです。
What day of the week was it yesterday?
★さげ調子の「yesterday」さん打撃打ち下ろしかつ大音量で炸裂
★≒「あの企画書どないなってんねん⤵️」
SKE48の「レッツ STAY HOME」 / 松本慈子 英会話に挑戦↖これいい、鴨
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/ba0bf9528f1950a83d9d0f84e7b77ed9
アーカイブ☆英語教材としての<カーペンターズ>
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/6394ffb89d93ecbf00ad095b61649812
その道の人に聞いて「勉強になった❗」ことありますか?↗交通誘導員さんから聞いた話しです。
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/0422dc70131cf0ce911ca6b3ddd52cef
✡️蛇足注:英語と日本語の違い-音としての言葉
あらゆる自然言語(any Natural Language)は--極論すれば「手話」でさえ--、その本体は<音声>でありその本質は(とりあえず、ソシュールの言う意味での)差異化のシステムです。
而して、日本語では、音節は原則、開音節。つまり、日本語の音節は、「V:/あ/い/う/え/お/」、あるいは、「CV:/わ/た/な/べ/ま/ゆ/」という、いずれも最後に母音(V)が来る「音節=音の単位」でなりたっています。また、その音節は――「手拍子」の如く――同一の時間の間隔(拍:mora)で発声され、よって、必然的にそのアクセントも高低型。
対して、英語はシラブル型音節(syllable)でなりたっている。つまり、音節、要は、1個の母音・母音的に振る舞う「/l/m/n/r/」の如き音節主音的の子音を核にした音の単位自体に、日本語の「V:母音」「CV:子音+母音」のみならず、「VC:母音+子音」「CVC:子音+母音+子音」の閉音節が加わります(更に、「oven:VCC」「oasis:VVCVC」「stove:CCVC」「desk:CVCC」「street:CCCVC」「strength:CCCVCCC」等々、「CV」「VC」「CVC」の中の「C」は最大3個のCでもって構成されることもある。あるある、たくさんある)。
よって、必然的に、英語の1音節(one syllable)が発声される時間の間隔も異なってきますし、ならば、そのアクセントも--話者の気分や文体価を表示する「高低」はもちろんのこと存在するけれど、原則、就中、ワンワード単位では--、大凡、強弱型(強勢型-音の大きさと音の長さによる強調)になっています。よって、必然的に、英語の1音節(one syllable)が発声される時間の間隔も異なってきますし、ならば、そのアクセントも--話者の気分や文体価を表示する「高低」はもちろんのこと存在するけれど、原則、就中、ワンワード単位では--、大凡、強弱型(強勢型-音の大きさと音の長さによる強調)になっています。
尚、子音が3つつながる場合の規則がある。一つ目の子音は/s/が来ます。次に/p/、/t/、/k/のどれかが来る。そして最後に/l/、/r/、/j/、/w/が来ることです。"spread"を見てみると、/spred/となり最初に/s/が来て、次に/p/が来て、最後に/r/が来るという具合です。時発音で気をつけなければならないのが、/spr/の部分に勝手に母音を入れないことです。/supure/のようにして「スプレッド」とカタカナ読みしていると英語らしくなりませんからね❎
よって、ここの「ねれ」や「うぉ」も日本語の「/ね/れ/」や「/う/ぉ/」のようなモーラの連結ではなく、謂わば、シラブルとしての「/ねれ/」と「/うぉ/」であること。このことは、/l/と/r/音をイカサマ風に発声する際には(笑)、ぜひご留意ください。
今日も朝ごはん食べて英語頑張りましょう❗️