今回のテーマもTOEIC対策のTipsです。題して選択肢の「縦読み」の薦め。
TOEIC900点突破する英語力の「体得の目処」はListeningでは、流れてくる音をちゃんと聞きながら(アブ蜂取らず状態に陥ることなく)各問題の設問文や選択肢にも目を通せること、Readingでは(その制限時間75分の内)10分程度余るくらいの正確な速読力が身についた鴨、と思える瞬間です。
しかし、TOEIC900点レベル(TOEIC受験者のTop5%未満に入るレベル)でない方が受験者の大部分(95%以上)。ですから、逆に、多くの受験者(examinees)は、流れてくる音をちゃんと聞きながら各問題の設問文や選択肢には目を通せていないはず。つまり、95%の受験者にとっては設問文と選択肢の先読みは絶対に必要なのです。
そこで、選択肢を速く正確に読むTipsの紹介。
<縦読み>です。
例えば、
What is Ms. Nakamura's position with ABC institute?
(仲村さんのABC機構でのポジション(職制/地位)はなんですか?)
という質問に対して、(A)~(D)の選択肢が次のようになっているとします。
この場合、選択肢をどういう風に読みますか?
What is Ms. Nakamura's position with ABCinstitute?
(A)She is a market researcher.
(B)She is the president.
(C)She is a salesperson.
(D)She is the recruitment officer.
「ぴーん」と来ましたか?
要は、選択肢を読む時に She is theやShe is a の部分は読まず、あくまでも縦に、各選択肢の「補語」の部分だけに目を通せばよい。
こんな感じです。
researcher
↓
president
↓
salesperson
↓
recruitment officer
こんな「他愛もない技」は枝葉末葉のことで、英語の学習とは無関係なTipsと思いますか。もちろん、英語の学習とは違いますが、英語で素早く正確に情報をつかみ取るという点では、この発想(質問に解答するのに十分な情報だけを把握すればいいという開き直り)はとても大切なこと。このTipsは大学入試の長文問題にも現代国語の問題攻略にも応用可能です。
重要な認識は、このスキルが使えるということは英文の構造の理解が体得できていることでもあります。実際、上の例で「補語だけ読み取れば良いのかぁー!」というのが分かるというのは、選択肢がすべて「S→V→C」のセンテンスだということが瞬間的に理解できていればこそでしょう。つまりTipsが上手に運用できるのも「英語力のバロメーター」。
ということで、是非、ゲーム感覚で楽しみながらこのTipsを使ってみてください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
かなり真面目にブログランキングに挑戦中です。
よろしければ下記(↓)のボタンのクリックをお願いします。
海外ニュース部門エントリー中です♪
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★