英語と書評 de 海馬之玄関

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サッカーワールドカップ準々決勝☆これがサッカーだ♪

2006年07月02日 13時42分54秒 | 日々感じたこととか
伯剌西爾が負けた。
英蘭が負けた。
亜爾然丁も負けた。

強い強い、日本に比べりゃー鬼のように強いチームがベスト8で姿を消していく。これがサッカーだ。これがワールド・カップだ、そう感じたこの二日間でした。準決勝と決勝の行方はどうなるのでしょうか。それは最早、「神のみぞ知る」を超えて、神様も匙を投げた展開か?



段々調子を上げてきた世界最強の伯剌西爾が老兵中心の仏蘭西に破れ;開催国とはいえ、「戦後最弱のチーム」と国民からも侮られ、「ベスト8に入れば、クリンスマン(監督)は功労賞もんだ」とさえ囁かれていた独逸が亜爾然丁を撃破した。しかも、1点のビハインドを跳ね返した上でのPK戦での圧勝。



ゲルマン魂ここに極まれり、か。
世界に冠たる独逸♪ 
偽善と欺瞞にまみれた仏蘭西なんかとは縁を切ってこっちに来い独逸!
と、そう感じました。


主力選手のほとんどがユース時代の教え子である、苦労人ペレルマン監督の下、家族的連帯を発揮し多彩なタレントを擁する亜爾然丁の敗退。予選-決勝トーナメントを通じ選手層は薄いものの、攻守に高いレヴェルのバランスを誇った英蘭の敗退。政情定まらぬものの、しかし、スラブ随一の文化国家を任じる国民の期待を一身に集め満を侍して出場したシェフチェンコ率いる烏克蘭もワールドカップから去っていきました。

いずれにせよ、日本が「出るべくして準決勝に駒を進められる」ようになるには、あと60年とは言わないが、少なくとも16年はかかることがよくわかるというものです。プロ市民の元高教教師が卒業式で君が代反対を叫んでも罰金刑しか課せられないような国が、戦争とサッカーで勝てるわけがないではないですか。アメリカには、「野球と政治と恋愛では(法に反しない限り)何をやっても許される」という格言があるらしいですけれど、サッカーは間違いなくスポーツという言語で闘われる民族と国家の総力戦なのでしょうから。




さて、準決勝2試合と決勝の行方はどうなる? 最早、それは「神のみぞ知る」を超えて、神様も匙を投げた展開と思われるが今の所私は次のように予想しています。すなわち、



独逸は本当に強い相手(亜爾然丁-伊太利亜)を撃破して決勝にすすみ、仏蘭西は、いまひとつ調子が出ない相手(伯剌西爾)と怪我人を抱える相手(葡萄牙・西班牙)を倒して決勝に来るのではないか。そして、最後はこのワールドカップの一ヶ月を通して格段に強くなった開催国独逸のホワードの二枚看板(ポドルスキーとクローゼ)が爆発して3-1での勝利。仏蘭西の老英雄ジダンがワールドカップから去っていく・・・。そんな光景を予想します。



而して、はここは独逸優勝の確率75%と見る。とかなんとか言って、伊太利亜-葡萄牙の決勝戦になったりして。That is soccer. Das ist Fuβball. まあ、それがサッカーさ♪ そして、サッカーは本当に素晴らしい。

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