英語と書評 de 海馬之玄関

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なにげに、京都の思い出とか・・・・

2017年01月02日 18時32分46秒 | 雑記帳

 

日本にいるときには新聞もとっていないし--New York Times Weeklyは大学時代から大体とってますけどね--、日頃はTVなど「科捜研の女」以外はサッカーの中継くらいしか見ない私も、年末年始はなんとなくカウチポテトでTVつけたりするわけで、そうなると、なんとなく京都の風景も目にすることが少なくなかったりします。はい。私、大学(同志社大学)進学から7年間京都に住んでいました。その後、社会人の駆け出しは大阪だったから都合足かけ11年<関西人>してました。 

>京都 

 

懐かしいですよね。でも、京都に7年、関西にまる10年少し、かつ、所詮「よそ者」として住んでいたわけで、<京都>の良いところ悪いところも皮膚感覚でわかるようになった、鴨。

 


>おぶぶ(お茶漬け)でもどうどす~?

とかは「Lesson1」というか、実は、あんまり今風ではないけど、
このネタで非京都人が<京都人>に対して言いたかったであろうことはわかる。 

 

>なんせ、京都では信用第一。第二が以心伝心。

実際、私が大学1回生の頃(←関西では学年は「年生」ではなく「回生」と言います)、同じ下宿で、私は同志社で、下宿仲間が現役で京大医学部に合格した熊本の人だったけれど、二人して半年ほど必死こいて家庭教師のバイト探したけれど全滅でした。で、大学出て大学院の頃、元の下宿の大家さんとか行きつけの喫茶店のオーナーさんからの依頼で家庭教師の口、物理的に一人では到底無理なくらい舞い込んできたものね。だから、サークルの後輩にあっせんして紹介料とって・・・以下、自主規制(笑)。つまり、学校名とかではなく住んでいた信用。これは東京や北海道とは全然違う、今までの職場で、バイト君の東大理Ⅲの子や早稲田の政経の子とかに何度も聞いたから間違いない、多分。 

 

あるいは、行きつけの小料理屋さんで女将さんからある観劇のチケット買ってくれといわれた・・・。見ると講演日が明日までのチケット。 

あのー、さっき、「明日は午後から関西学院大学でオックスフォードの偉い(らしい?)先生を招いた研究会があるって、でもって、通訳が学部時代のゼミの先生だから助手頼まれて大変でんがな、でも、関学はキャンパスはキレイだし、やっぱ関学は美人が多いからうれしい、鴨。あっ、でも、つきあうなら関大か立命館の女子が面白みがあっていいよね」って女将さんにもはなせへんかったか。確かに、いま専門学校とか司法試験の予備校で教えているさかい懐は少しあったかいけれど、あのー、「相手が行けへんだろう劇のチケット、普通、売るか?」と思いました。まー、なんらか事情があると思って5枚ほど買ったけどね。 

而して、こんな流儀は他の人に聞いても京都ではままあることらしい。これも逆の意味の「信用第一/以心伝心」の顕現なのかしらね。甘えのような気がしないでもないけれど。 

まあ、事業の才覚はそうなくとも、例えば、清水寺や金閣寺の半径1キロに幹線道路(highway)に面した地所があれば、観光客相手に一族郎党が食べていくにはそう困らない土地柄だから。
そこで重要な人間関係は端的な「時間」や「貨幣」や「利子率」とは少し異質なsomethingになるの、鴨ですかね。

 

だから、 

>京都で外車乗っているのは坊主と任侠系 

と京都出身の後輩がいつも言っていたものな。ちなみに、医師や羽振りのいい中小企業のオーナーはレクサスだそうです。でもね、そんな京都は怖い気もすることもある。 

 

大学時代の恩師の一人。英国法哲学=法理学(分析法学)の世界的権威、Y先生の北山のお宅で飲んでいるとき、私が自分の奥様のお母様(神奈川県出身)とのコミュニケーションの難しさの話をしたとき、Y先生の奥様(←東京出身)が微笑みながら、しかし、目を据えてこういわれた。 

・法哲学の入門書紹介 でも、少し古いよ(笑)

 https://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-11147077543.html

嫁にきてすぐのころ、姑さんになんかでこっぴどく叱られた「あんさん常識というもののあらへんおひとなんやな、ようわかりましたわ」と。で、恐縮したのだけれど、なにがいけなかったのか教えていただけなかった。で、それから、20年近く、必要最小限の会話しかないまま姑は亡くなられたのですよ、と。


いくら、西陣の旧家とはいえ、こわいよな。

 

 

 

と、ネガティブなことだらだらと書きましたが(大笑)、
京都は素晴らしいです。なんせ、京都は自転車(←原付も不要!)があれば、ほぼすべての世界的観光スポットをほとんどただで何度でもいつでも訪れることができます。


>同志社の学食も、京大の学食も、立命館の学食も美味しい~!!

>憲法と法哲学、歴史学と国際関係論、数学と神学は日本最高水準の先達が、
大学にも居酒屋にも、バイト先にもわんさかいる。過剰なほど。さらに、東大や早稲田や慶応の子達とちがって、京大や同志社の大学院生も学部学生も知ったかぶりをしない。知らないことは知らないという。

>動物園も水族館もある、太秦の映画村もある、あるある、ほんとにある~♪
>嵐山も大原も、琵琶湖も奈良も目と鼻の先~♪
>餃子の王将も美味しい、天下一品のラーメンは天下一品~♪

>なにより、同志社大学・同志社女子大学があるではないですか~♪

 


ただ、ただ、ただね・・・・。

夏は暑いし冬は寒い。
実際、アラスカ州から来ていた留学生が、 

>京都は寒うてたまらんですわ(泣) 

といっていたし、祇園祭の二日前、7月下旬、
前期試験が終わった晴天の日に試験場の教室からでたとき、その刹那、
瞬時に眼鏡が曇ったものね(←湿度がすごい!)

 

と、年明けに母校のラクビーの試合をつらつら見て(涙)
こんな記事書いてしまいました。他意はありません。

 

・懐かしい餃子の王将☆その王将でも持ち帰り容器が有料化!
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/a5f50322919fd173483d57c0605a5ee4
 

・京都☆保守主義の舞台としての生態学的社会構造
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/199b39baca575f644c9accc68fbc5700
 

・海外報道紹介☆京都の<観光開発>に見るマーケティングの欠如(上)(下)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/61b73b94d2b970004f0d4dc0438621ec

 

 


▼Doshisha College Song

1.One purpose, Doshisha, thy name
 Doth signify; one lofty aim;
 To train thy sons in heart and hand
 To live for God and Native Land.
 Dear Alma Mater, sons of thine
 Shall be as branches to the vine;
 Tho' through the world we wander far and wide,
 Still in our hearts thy precepts shall abide! 

2.We came to Doshisha to find
 The broader culture of the mind;
 We tarried here to learn anew
 The value of a purpose true;
 Dear Alma Mater, ours the part
 To face the future staunch of heart,
 Since thou hast taught us with high aim to stand
 For God, for Doshisha, and Native Land! 

3.When war clouds bring their dark alarms,
 Ten thousand patriots rush to arms,
 But we would through long years of peace
 Our Country's name and fame increase.
 Dear Alma Mater, sons of thine
 Will hold their lives a trust divine.
 Steadfast in purpose we will ever stand
 For God, for Doshisha, and Native Land! 

4.Still broader than our land of birth,
 We've learned the oneness of our Earth;
 Still higher than self-love we find
 The love and service of mankind.
 Dear Alma Mater, sons of thine
 Would strive to live the life divine;
 That we may with increasing years have stood
 For God, for Doshisha, and Brotherhood!

 


▼同志社大学応援歌-若草萌えて

1.若草萌えて 生命は溢る
若人の血 今もゆる
希望は胸に 心は躍る
男々しく立て 同志社
※高らかに叫べ 誇の歴史
いざ起て友よ 勝利は待てり
白熱の意気 敵なし

2.紺碧の空 隈なく晴れて
風は涼し 気は澄みぬ
戦わんかな 時まさに今
 男々しく起て 同志社
※以下繰り返し

3.若人起てよ 若人起てよ
純真の気 熱血の
脈打つ力 波うつ命
 男々しく起て 同志社
※以下繰り返し

 

 

 

 

 



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