AKB48チームBの渡辺麻友さんが「アイドル」を卒業されて200日以上が
経過しました。而して、まゆゆさんはもともと「女優志望」だったとか。
そして、
流石、元トップアイドルだけあって、所属先事務所も気合いを入れてるのか
この200日の間もその某Oプロもいい仕事とってきてるみたい。まずは、安心。
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(以下、ブログ友の記事につけた
某KABU夫婦のコメント、但し、一部修正)
まゆゆさんの「アメリ」はブロードウェイ基準でも及第点でした。
見たんか? はい、二人で計3回ほど。
正直、
期待はずれに良かった?(KABU)
ブロードウェイにこのままだしても好評価、
ただ、ロングランはまだ難しいかな(寛子)
で、尺のなかでの編集のきくTVドラマ。
まあ、失敗はないと確信していました。
彼女はもっと上いきますよ。
あと、4年もしたら、
女子中学生の間で、
>ね、ね、あの渡辺麻友って昔アイドルだったて知ってる?
>嘘やろ! でも、アイドルグループの、何て言うんだっけ、
昔あったらしい「AKB48グループ総選挙」とかには
出たことないひとなんやろね。
>絶対ない! そんなひとがあんな素敵な女優さんになるかいな❗
とかの会話が交わされるくらいになる、鴨。
ただ、まゆゆさんは、台本というか原作が理解できないと
演技が進めないタイプの女優さんなのでしょうかね
(⬅このタイプで有名なのは「岩下志麻」先生?)。
だから、書店ガールの悲劇はもう
あまりない、鴨です。希望。
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けれども、わたしたちは
わたしたちは、けれども、
正直、今の段階で「渡辺麻友」が女優として活躍するのは難しいと思っています。
それは、元来、わたしたちが柏木由紀さんや松井玲奈さん推しだったからばかりではない(笑)。
この認識は、はい、忘れもしない「戦う!書店ガール」(2015)での渡辺さんの
女優としての駄目さが鮮烈だから。そこにはヒロインの「北村亜紀=小幡亜紀」らしき役を
そこそこ上手に演じる埼玉出身のアイドルの渡辺麻友さんはいたが、その物語の
キャラクターである<北村亜紀=小幡亜紀>自体はほとんど全然感じられなかったから。
更に、追い討ちをかけるように、
渡辺麻友→女優失格の<状況証拠>もある、鴨。
それは、この「亜紀」の役は、
原作を読んだ誰しもが「渡辺麻友」にぴったりと思うような役柄だったこと。
聞いたことはないけれど、AKB48の運営サイドも(まゆゆさんが所属する)尾木プロも
安心して引き受けた仕事だと思います(確信)。
設定年齢は6歳ほどちがうけれど、本人の地でやればいい役柄だし、それに、
まゆゆは、もともと、将来は女優・声優さん志望なんだしこれ楽勝でしょうよ、と。
いいじゃん、と。美味しいじゃん、と。
原作の舞台が「書店」という、確かに、少し特殊な設定ではあるけれど、――だから、まゆゆさんは、12才のときにオーディションをうけてAKB48に入ってから、世間はアイドル業界しかしらないという「不利」もあるものの――この原作、まして、この脚本の「専門性」や「特殊性」はそれほど高くないしね、とも。
あのー、このこと確認されたい向きは、原作の碧野圭「書店ガール」(PHP文庫・2012年3月⬅「ブックストア・ウォーズ」(新潮社・2007年10月)を加筆修正)と、例えば、似鳥鶏「レジまでの推理――本屋さんの名探偵」(光文社・2016年1月)という同じジャンルの作品を読み比べらればいいと思います。蓋し、この原作はその本文中の「文芸書」や「版元・取次」などの用語を「海鮮盛り合わせ」や「FCエリア卸部門」とかに文字変換してもそう物語の流は変わらないと思いますから。閑話休題。
いずれにせよ、まゆゆはダンスはちょびっと苦手だけど「台詞」覚えるのには労を惜しまない子だし、
まあ、なぁーーーーーんも心配いらんわな、と。
だから、なんなら、敵役の「西岡理子副店長→店長」役にマリコ様の篠田麻里子さんも
キャスティングして万全を期す手もあったけれど(笑)、そこまでやる必要もないか、と。
それに、それは「AKB帝国主義」みたいで朝日新聞でもあるまいに下品だよね、と。
それが・・・・。
はい、結果は皆さんご存知の通り。
見事な「長篠の合戦における武田軍」状態、あるいは、
「ワーテルローにおけるフランス軍」状態の惨敗。つまり、
視聴者(と、おそらくスポンサーからの?)酷評の嵐(唖然)
ここでも誤解なきように、
現在、若手女優の三大潮流、
すなわち、
・正統派女優(有村架純さん広瀬すずさん高畑 充希さん・・・)
・モデル系女優(桐谷美玲さん波瑠さん・・・)
・アイドル系女優(前田敦子さん松井玲奈さん川井李奈さん島崎遥香さん・・・)
を凌駕する昭和末娘「沢口靖子」さんも、デビューのころはその演技の下手さに
スタッフもスポンサー側のrepresentativesも唖然としたという 話は有名。
また、北川景子と佐々木希の両マダムもその大根ぶりには定評がある(笑)。
逆に言えば、われらがまゆゆは、寧ろ、演技うまい方だし努力も惜しまない。
でもね、贔屓のNMB48の安田桃寧ちゃんの、ももねではなく、でもね、
下手でも、桐谷美玲さん波瑠さん、前田敦子さん松井玲奈さん、
北川景子と佐々木希の両奥様、なにより、沢口靖子さんは女優デビューの
ときから「演じて」いたのですよ、与えられた<役>を。
で、段々と上手くなっていかれた。波瑠さん靖子さんなんかその最たるもの。
それが、TVドラマとはいえ、ドラマの物語の中に--AKBビンゴの企画でもあるまいに!
--アイドルさんのまゆゆが台詞を言ってるだけのカットの連続ではね。
そりゃー、放送打ち切りになりますわな。
でも、でも、でも、
でも、でも、でも、
でも、その不器用なまゆゆさんが
アイドルを卒業して女優になる決意をされた。
ならば、
だから、
わたしは、あと5-6年後には、少なくとも、日本では渋い脇役では欠かせない女優さんに
麻友さんがなられることも--それ元キャンディーズのスーちゃんのような存在、
鴨--、また、まったく、疑っていません。ストイックさでは誰にも負けないひとだもの。
そう、いずれ必ず勝つ、そして、その現在の不十分だけど、冷静に丁寧に正確に、
その時々のできる限りの知恵と体力と気力と気配りで健気に頑張る姿勢、
その姿勢のその<背中>が後輩の道標となる存在。いずれ自分も勝ち、
自分を信じてその背中を目標にしてついてきてくれた者も必ず勝たせる存在。
すなわち、アイドル界の弥勒菩薩。
そして、なにより、誰よりも誰よりも、いろいろ不憫な思いをさせられても、
この自分に「なりたい自分になるための魔法の鍵」を与えてくれた、
<AKB>が大好きな姿勢。その大好きさが暴力的なほど無邪気なほど迸っていた
その存在の凄さを皆感じていたのだと思います。
ファンもメンバーも運営の大人達も。
あの前田敦子さんでさえ。
そう、もし、感じていなかった人がいるとすれば、
それは、たぶん、埼玉出身のAKB48の3期生の
「渡辺麻友」さんというひとだけ、鴨。
畢竟、アイドル界の<弥勒菩薩サイボーグ>だった
「渡辺麻友」の前に本当の意味での不可能は存在しない。
と、そう確信しています。それが「女優」の道であっても。
You shall over come not someday,
but soon, I believe.
まゆゆさん。だから、
もう一度、書かせてください。
本当に11年間ありがとう。
AKB48の頃から一貫してアニメ好きのアキバ系を通せば良かったのに・・・。
まゆゆは完全に道を誤った。と、思います。