himiko
一昨日の産経の一面トップの記事の一部です:
安倍首相はハナっからObama/Bidenコンビを信頼していなかったことがよくわかる。
しかし外務省患部がどうしようもないバカだったお陰で、最後には大統領選直前にObamaの後継候補ヒラリーとだけ会談するという世界に大恥をさらしてしまったのである。あの大バカ駐米大使は首にしたのだろうな。
ノーベル平和賞を取る程度の偽善リベラルのやつとは所詮信頼関係など結べないのである。
この記事の最後のところをよく読めばわかるであろうが、安倍さんは本質においてObakaを信頼していないと思う。
だが最後のはなむけという程度でこの会談をやったのではなかろうか。あるいはプーチンとの実りなき会談とバランスをとるためだったかもしれない。
決して「和解」という側面を否定するわけではないが、何もビッコのアヒルとする必要はなかった。
むしろ新大統領のトランプ氏とやった方がずっと効果が大きかった。おそらく民主党に毒されている駐米大使をはじめとする外務省患部が「トランプ氏はそういう提案を受けない」とでも言ったのではないか?
いずれにしても私は「和解」は評価しないでもないが、それを新大統領就任直前に行ったという「いやがらせ」的行為に非常に不満を抱く。
安倍晋三が首相に返り咲いた直後の平成25年元日。在米ニューヨーク総領事館幹部に一本の電話が入った。旧知の米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)の論説担当者だった。
「翌日の社説でアベを取り上げるから確認したい」
話を聞くと、「慰安婦=性奴隷」を否定する安倍を「保守反動の歴史修正主義者」だと徹底批判する考えだという。総領事館幹部は「あまりにひどい」と事実誤認を正したが、激しい口論となった。
総領事館幹部は「ある程度納得してくれた」と思ったが、NYT紙は翌2日付で「日本の歴史を歪曲する新たな試み」と題した社説を掲載した。安倍が村山談話見直しを示唆したことについても「安倍は右翼ナショナリスト」「日本の戦時中の歴史書き換えへの意欲を隠さない」「過去を歪曲する」と書き連ねていた。
こうした偏向した見方はNYT紙だけではなかった。米議会調査局が同年5月にまとめた報告書は、安倍を「強固なナショナリストだ」と断じ、安倍の歴史認識が「地域の国際関係を混乱させ、米国の国益を損なうとの懸念を生じさせてきた」と指摘した。
朝日新聞など日本の一部メディアが「安倍=歴史修正主義者」というレッテルを貼り続けたことが一因だとみられるが、中国や韓国が米議会などで歴史問題に関するロビー活動を続けてきたことも大きい。
米大統領、バラク・オバマや側近もNYT紙と同じような認識だった。「オバマは安倍に警戒感を持っていた」とある日本政府高官は断言する。
当初は首脳会談も渋り、初会談が実現したのは25年2月下旬だった。ワーキングランチを含む1時間45分間、オバマは終始冷淡だった。第2次安倍政権はオバマ政権と冷え切った状態からスタートしたのだ。
× × ×
安倍はオバマとビジネスライクな関係を続けてきたが、25年12月26日に安倍が靖国神社を参拝したことで関係は一気に険悪化した。
「日本は大切な同盟国であり、友好国である。しかし、日本の指導者が近隣諸国との関係を悪化させる行動を取ったことに米国は失望している(disappointed)」
在日米大使館は、安倍を批判する声明を発表した。「裏切られた」という意味を含む「disappointed」は同盟国には通常使わない。声明を指揮したのは副大統領のジョー・バイデンだとされる。
バイデンはこの2週間前、安倍に「韓国の朴槿恵大統領に『安倍は靖国に参拝しないと思う』と言っておいた。不参拝を表明すれば日韓首脳会談に応じるのではないか」と電話をかけていた。それだけに「裏切られた」と思ったようだが、安倍はもっと激怒し、周囲にこうぶちまけた。
「同盟国である米国が中国と一緒になって靖国参拝を批判するとはどういうことだ。中国を利するだけじゃないか。オバマ政権に戦略性がないことがはっきりした!」
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卑弥呼宗女TOYO |