英語と書評 de 海馬之玄関

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大和撫子はやっぱ黒髪? 茶髪は嫌いですか? 

2007年01月07日 13時38分38秒 | 徒然日記
データが手許にないのですが、高校生の茶髪比率は5-6年前からはっきり減り始め、現在は黒髪が優勢です。理由は・・・、それを詳しく語ると皆さん眠くなるでしょうからいずれこのブログで書きたいと思います(笑)。ちなみに、ルースソックスの流行にも同じ傾向が観察されます。さて、私は自立している子の場合には金髪(パッキン)は好きです。それ以外は、やっぱ、黒髪かな。ただ、他の生徒を恫喝する目的で(つまり、ヤクザの刺青と同じ効果を狙って)金銀紅緑に髪を染めてるのは「×」。もちろん、ピアスでボコボコの耳も鼻も唇も舌も「×」!

だから、中学生・高校生はやっぱ黒髪であるべきでしょうかね。ところで、一昨日、ある総合商社の採用面接の運営に立ち会ったのですが、数百人がほとんど総て黒髪だったのには少し異様というか残念な気がしました。「もう大学生なんだろ、自分というもんがないのか! せめて、1―2割は茶パッで来いよ! 就活前はそうしてるんだろう!」、と。



今から10年くらい前までは、アメリカで極東アジアからの女子留学生を見ると、黒髪が中国・韓国・台湾人で茶髪が日本人でした。実は、オリエント系の女性と付き合うアメリカ人の男どもは「黒髪」が好きなのにね!・・実際、オリエンタルガールと付き合うアメリカ人の男は、彼女も元彼女もそのまた前も、大体、オリエンタル。そんな傾向があります。要は、厳しいアメリカの競争社会や自己主張の文化に能力だけでなく性格が合わないタイプ。そりゃー言い過ぎでしょうか(笑)。閑話休題。

しかし現在では、髪の色では国籍はわからなくなりました。ただ、良くも悪くも無防備そうなのが日本人かな。我らがパフィーの彼の地での好感度も、アメリカでもヨーロッパでも世界いたる所で観察される「ちゃらちゃらした格好をして大声で日本語を話す女子大生」の存在もこの無防備さの現われなのかもしれない。そう私は思います。まあ、能力と礼節と智恵と毅然とした態度を備えた「無防備」は大和撫子の上品な柔和さの源泉でしょうが、それらを欠く「無防備」は美しくないだけでなく危険だよ、と他人事ながら心配してしまいます。

ちなみに、茶髪評論家の私の記録(?)では、東京地区の「茶髪最盛期」は、1999年-2000年だったと思います(cancanからegg、kawaii等のファッション誌のモデル写真の統計処理でも同じ結果が出ます)。ただ、関数の微分と同じで、茶髪が増加する勢いとしては(=「乗り遅れず/仲間はずれにならず染めなきゃ」という規範意識の拘束力の強さとしては)1996年-1997年が最盛期でしょう。そして、この類の流行は実は地域差はほとんどないので東京でも関西でも北海道でも鹿児島でも同じであったと推察します。まあ、この件は美容院等の業務用を含めヘアマニキュアの販売実績がわかれば、もっと正確な動向が把握できるかもしれませんね。

ということで、大和撫子はやっぱ黒髪? 


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