最高裁、コロラド州の投票資格剥奪論争でトランプ氏に9-0で全会一致で判決!
https://ameblo.jp/tarooza/entry-12843159543.html
この1月半ば、アメリカ大統領選挙の予備選挙ステージ(United States Presidential Primary, say the primaries)。そのアイオワ州共和党党員集会(Caucus)の結果とそれに対するアメリカ市民の反応を現地で眺めてきました。それは、両国国技館での大相撲の初日結びの一番を正面升席から取り組みの結果とともに向こう正面のお客さまの表情も目に焼きつけたというところ。コロナ騒動の頃の閑雲野鶴じゃなかった「小人閑居して不善をなす」まではなかったにせよ無為徒食の日々も遠くなった気がします。
一斑を見て全豹を卜す。畢竟、そんな類いのことはもちろん時期尚早にせよ、トランプさんは真面目に強い。八年ぶりにウィスコンシンで「定点観測」したのですが、その八年前に比べてもーーリベラル系アメリカメディアの苦々しげな論調とは違ってーー歓迎とまでは言いませんが、当然という受け止めが赤青(共和党支持者と民主党支持者)を問わず、加之、所謂「無党派層」を含めアメリカの有権者(the citizen ↖️この「citizen」は集合名詞、「有権者たるアメリカ国民」のことですよ❗️)の正直なところ、鴨。
蓋し、共和党(赤側=象さん側)はほぼトランプさんで決まり、本選もよほどの異変がない限りトランプさんの再選でしょうかね。日本では欧米のリベラル報道を横流しして、
①バイデン側(青側=驢馬さん側)も捨てたもんじゃない❗️ ②トランプ嫌いの共和党支持者は少なくない❗️ ③トランプ支持者はラストベルトとかのプアーホワイトとか低学歴の宗教右派のいっちゃっている人々。
という、上から目線のレッテル貼りの願望ばかり。おいおいアメリカに行って見てこいよ。黒人のひとの、まして、ラテン系のひとの、そして、高学歴で裕福な白人の(↖️KABUの旧知の人々の中にも少なくない)トランプさん支持者は少なくないですから。
而して、もし、バイデンさんが万が一勝っても、いよいよ第二期の彼はトランプさんを支持した国民の半分の世論を無視できない。わたしはそう思います。
United States of America は「合衆国」か「合州国」か
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/0a8d56362d8776e8555e35e4fe83a0ac
アメリカ合衆国憲法前文の「people」を補助線にして「国民」と「人民」の意味を考える
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/17c001f4fd75db8324dc4edb6212d821
「評価する歴史上の政治指導者ランキング」の無意味さ有害さ及び意義と楽しさについて
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/1f57bce118f82e0885e37a15a41aeb8d
と、帰国も近くなり次のニューハンプシャーの予備選挙(Primary Election)まで滞在できるはずもなく、これまた元同僚の誘いでミネソタのとある大学に移動。これは⤴️用意していただいたゲストハウスで行李を解き終えてすぐに(ニューハンプシャーとそれ以降のトランプさんの「無人の野原を進むが如き快進撃」を見る前に)書いた感想です。
以下も資料(強調はKABUによるもの)
JETRO 日本貿易振興機構(ジェトロ)
激戦7州でトランプ氏支持率がバイデン氏上回る、2024年米大統領選世論調査
(米国)
調査部米州課
2023年12月15日
米国の2024年大統領選挙で激戦州になるとされる7州の最近の世論調査で、ドナルド・トランプ前大統領の支持率がジョー・バイデン大統領を上回る結果が出ている。
米国の総合情報サービス企業ブルームバーグと調査会社モーニング・コンサルトは12月14日、2024年大統領選挙などに関する世論調査結果(注1)を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。この調査は、大統領選挙の激戦州といわれるアリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ウィスコンシンの7州で実施された。もし大統領選挙がきょう実施されたら、バイデン氏かトランプ氏のどちらに投票するかという問いに対して、トランプ氏が全7州でバイデン氏を上回った(注2)。11月に発表された激戦6州(ネバダ、ジョージア、アリゾナ、ミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシン)を対象とした別の世論調査でも、ウィスコンシン州を除き、トランプ氏がバイデン氏を上回る結果が出た(2023年11月7日記事参照)。
今回、バイデン氏が劣勢となった要因の1つとして、ブルームバーグは12月14日、バイデン政権が進める学生ローン免除について(2023年10月6日記事参照)、バイデン氏の支持基盤となる若年の有権者に十分理解されていないことを指摘している。調査結果では「バイデン大統領の学生ローンへの対応に関して、過剰か過少か、あるいは適切か」という問いに、激戦7州の有権者で「過少」と回答したのは27%だが、Z世代(18~25歳)に限れば、43%と大きく上回っており。Z世代にバイデン政権の学生ローンの負担軽減に向けた対応が浸透していないことが明らかとなった。
有権者の関心が高い「経済」への対応についても、全7州の総合結果でトランプ氏への支持が50%とバイデン氏(32%)を上回った。
経済誌「エコノミスト」と調査会社ユーガブが12月に実施した全米を対象にした世論調査(注3)では、もし大統領選挙がいま実施されたらバイデン氏かトランプ氏のどちらに投票するかという問いでは、バイデン氏、トランプ氏とも43%と互角だった。一方、リーダーシップ能力に対する評価は、トランプ氏への「強い」という評価は59%(「非常に強い」33%、「いくらか強い」26%)とバイデン氏(46%:「非常に強い」13%、「いくらか強い」23%)を10ポイント以上、上回った。
(注1)実施時期は11月27日~12月6日、対象者はアリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ウィスコンシン7州の登録有権者4,935人。
(注2)トランプ氏がアリゾナ州で4ポイント、ジョージア州で6ポイント、ミシガン州で4ポイント、ネバダ州で3ポイント、ノースカロライナ州で9ポイント、ペンシルベニア州で2ポイント、ウィスコンシン州で4ポイント、バイデン氏を上回った。
(注3)実施時期は12月9~12日、対象者は全米の成人1,500人。
(松岡智恵子)
(米国)
産経新聞 2024/3/6 16:42
スーパーチューズデーでは代議員数全体の35%を争う。CNNによるとトランプ氏は、南部のテキサス、ノースカロライナ、テネシー、アラバマ、バージニア、オクラホマ、アーカンソーの7州、西部のカリフォルニア、コロラドの2州、東部のマサチューセッツとメーンの2州、中西部ミネソタ州で勝利した。
獲得代議員数はトランプ氏が961人、ヘイリー氏は86人となった。
トランプ氏が12州制して圧勝 米大統領選スーパーチューズデー ヘイリー氏は1州のみ
おまけ
英文読解 one パラ道場:英語教材として読むトランプ大統領就任演説(英文全文)
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/2b023b24c6f7644fa8473ce785df03ac
そして、
宗教と憲法--アメリカ大統領選の背景とアメリカ建国の風景
↗️(序)はマニアック、(破)からどうぞ♥️
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/3a1242727550e8e31a9133aa154f11bf
アメリカ大統領選挙における副大統領候補の意味
☆08年も「宗教倫理」は枢要な争点として浮上するか↖️古いですがご参考に🐙
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/cc1b7183ad94dd17644114ec5d689951