SaltyDog

               by kaji

等々力渓谷

2009-11-27 | 江戸東京散策記
飲み会翌日の貴重な平日休み。天気に誘われ、渋谷から自由が丘
乗り換えで「等々力」へ。ここに23区唯一の自然渓谷があるとの
情報を得たので行ってみることにした。

渓谷の入口が最初わからず、等々力不動尊の方まで歩いてから、
ようやくその場所を探し当てた。 結果的には駅からすぐのところに
渓谷入口があった。

環状8号が通るその下に広がる異空間。 都心であることを忘れて
しまうほどだ。

ただ、渓谷であるかどうかは抜きにして、同じような空間としては
王子駅の近くにある「音無親水公園」を思い浮かべる。どちらかと
言えば音無親水公園の方が私は好きだな。

滋賀・岐阜・愛知 旅紀行(5)

2009-11-27 | 城めぐりの旅
河毛駅から岐阜行きの電車に乗車。 当初の予定より1時間早く岐阜へ到着。
バスでロープウェイ乗り場まで行き、久々のロープウェイに。もう少し鮮やか
な紅葉を期待したが、まだ少し早く、少々がっかり。 岐阜城からの眺めは格別。

さて、順調に進んだおかげで、少し時間が余った。予定にはしていなかったが、
犬山城を目指すことにした。犬山城は今回2回目であるが、前回訪れた際はまだ
城巡りの前であったため、名城スタンプをGetできていなかったので、今回はその
スタンプが目的。このころに右足はもう、平坦な道を歩くにも支障があるほどで
あったが、何が私をそこまで惹きつけるのかわからないが、ゆるゆると歩き犬山へ。

犬山を出るあたりから、雨が降り始めた。もとより雨を覚悟していたが、なんとか
傘をさすこともなくここまで来ることができたのはむしろ幸いであった。名古屋へ
到着。帰りはここからバスに乗車予定。 ただ、バスの発車時刻までにはまだ、
かなり時間があるため、あらかじめ探しておいたスーパー銭湯に。旅の疲れを
一気に洗い流し、無精ひげを剃り、リフレッシュ。
それでもまだ時間が余る。名古屋に行くといつも立ち寄る居酒屋で一杯。
そういえば朝食をとっただけで、その後なにも食べていないことに気づく。
旅の終わりのご馳走である。 いや、満足。

総評として、今回の城責めは、少々無理をしすぎたと思う。廻った城の数の問題
ではなく、山城を連続させてしまったことには反省点が残る。 体力的にはまだ
まだいけるとは思うが、身体のパーツにそろそろガタがきはじめているようだ。
これからは無理のないスケジュールとしたいところ。
100名城を廻ろうと思うあまり、過密になっているようにも感じる。すべての
都道府県を制覇することは、確かに目的であり、城巡りはその手段であるが、
もう少しゆっくり見て廻る気持ちが必要ではないだろうか。
単なる足跡ってことなら、無駄な旅である。
本来の旅の意義を見直したいと思う。

(完)

滋賀・岐阜・愛知 旅紀行(4)

2009-11-27 | 城めぐりの旅
翌朝は6時起床。窓をあけて外を見る。曇天なれど雨はなし。
膝の痛みがまだ完全に回復していないように感じるが、とりあえず予定通り
小谷城を目指すことに。

ホテルで朝食をすませ、8時15分出発。平坦では問題ないが、階段を下りる
際に膝に痛みが走る。小谷もそれなりの登山となるので、若干の不安を隠せない。

河毛駅で自転車を借り、登山口付近にある資料館を目指す。パンフレットを
いただき、早速登山開始。 ここはほんとに山道だった。城目当てというより、
むしろ山登りが目的の団体とも複数出会った。そういった方は頂上からまた
ぐるっと回るコースをとるのだろうが、私は本丸跡まで行って下山。登って
降りてちょうど1時間。 足の痛みはかなり悪化していたが、戦国武将たる者、
これくらいの痛みに負けてはおられぬ。舗装された林道があり、そちらを通る
方が安全であるが、後世の者が作った道など通ることは許されない。右足を
かばいながら、なんとか下山。

(つづく)

滋賀・岐阜・愛知 旅紀行(3)

2009-11-26 | 城めぐりの旅
観音寺城→安土城とまわったが、自転車を返す時間までには、まだ若干余裕が
あったため、行きに目星をつけていた神社へお参りに。 沙沙貴神社。ここが
またすばらしくよかった。

自転車を返し、この日宿泊を予定している彦根へ再び戻る。
電車を待つ間、汗をかいていたのが寒さで冷えて、風邪をひきはしないかと
心配。缶ココアを飲んだり、ホテルで風呂につかっている姿をイメージしたり
して、なんとかモチベーションを維持する。

腹が減った。彦根の駅前で居酒屋さんにでも入ろうかと思ったが、魚民しか
開いてなく、あんな店に行くくらいなら、寝た方がましだ。結局、彦根の駅近く
で偶然みつけたラーメン店に入り、冷えた体を暖めた上で、スーパーで食材やら
ビールやらを買い込み、ホテルへチェックイン。

ちょっと古びたあか抜けない感じのホテルだ。部屋に入ってエアコンをつけると、
カラカラと音が。フロントに相談をすると、部屋を変更するとのこと。
ようやく風呂にも入ることができ、ビールなどを少々。 2日目終了。

(つづく)

岐阜城

2009-11-26 | 日本の名城
好き度:★★★★
城攻め:2009/11/22
※日本100名城

金華山ロープウェイで上まであがり、そこから天守まで石段を
登る。 天守自体は再建されたコンクリート造であるが、そこ
からの眺めが格別であった。 素晴らしい眺めの一言につきる。

小谷城

2009-11-26 | 日本の名城
好き度:★★★
城攻め:2009/11/22
※日本100名城

ほとんど登山であった。城目的ではなく、登山目的の団体にも
多数遭遇。 資料館で林道を登るルートを勧められたが、追手道
から登りたいと告げ、そのルートを教えてもらった。
石垣も石段もほとんど見受けられず、何もない といった印象で
あるが、山城とはそういうものだろうとも思う。 私としては、
それなりに満足できた城跡であった。

滋賀・岐阜・愛知 旅紀行(2)

2009-11-25 | 城めぐりの旅
彦根から安土へ移動。駅の真ん前にあるレンタル自転車屋さんで自転車を借り、
(5時間1000円)城までの行き方を地図をつかって丁寧にレクチャーを受けた。

まずは観音寺城を目指す。「石寺楽市」という産地直売所のようなところで、
名城スタンプを押し、そこから観音寺城の本丸跡目指すことに。登山開始から
ほとんど休むことなく登り、約30分ほどで観音正寺というお寺に到着。そこから
さらに10分ほどかけて本丸跡へ。かなりの石段を登りきったという達成感を感じる。

この後の予定も考え、ゆっくりする間もなく下山。ただ、若干膝の痛みを感じはじめた。

用心しながら、自転車をとめてある、もとの石寺楽市まで戻る。

次なる目的地は安土城。 途中「信長の館」という資料館を拝観。500円は
ちょっと高すぎるように感じながら、わずか5分程度で退館し、安土城へ。

安土城もこれまた延々と続く石段を登る。途中心が折れそうにになるが、ここで負けて
なるものかと、休むことなくひたすらに登りつづけ、30分後、天守台に到着。

遠くに琵琶湖を望む、美しい景色にみとれながら、茶などを一服。

下山はさらに大変であった。膝の痛みが増し、左足で右足をかばいながら、
ゆっくりと下山。15時ちょうど、元の場所まで降り立つ。

(つづく)

安土城

2009-11-25 | 日本の名城
好き度:★★★★
城攻め:2009/11/21
※日本100名城

山城である観音寺城の後に続けて登った安土城。 観音寺城を
下りるあたりですでに右足に痛みを生じていただけに、安土城の
石段(400段以上あるらしい)はかなりこたえた。
ただ、見所はとても多く、天守跡にたどりついたときは、その昔、
この地に豪華な天守がそびえていたのかと思うと、その姿を観て
みたかったとの感情を強くした。

観音寺城

2009-11-25 | 日本の名城
好き度:★★★
城攻め:2009/11/21
※日本100名城

覚悟はしていたが、本丸まではかなりの石段を登ることになった。
観音正寺までの長い道のり、さらにそこから10分ほどかけて本丸へ。
石垣等は少ないが、達成感を得られる文字通り「山城」であった。

滋賀・岐阜・愛知 旅紀行(1)

2009-11-24 | 城めぐりの旅
20日(金)夜、新宿をほぼ定刻通り出発。今回のバスも狭いタイプのバス
であることを覚悟して乗り込むと、な、なんと、いつものタイプとは異なり、
ゆったりした造りのバス。しかも私の席は一人用となっている。こいつは快適
である。普段よりは少し多めに寝むれたように思う。

翌朝彦根に5時45分到着。必要としない荷物をコインロッカーに預け、城の
周辺を散策・・・なのだが、まだ真っ暗だ。それでもじっとしていても寒い
だけなので、とりあえず城のあたりまで行く。
宿泊予定のホテルの位置を確認したり、買い物ができそうなスーパーを探したり
して時間を費やす。6時半、ようやく写真が撮れそうなほどに明るくなってきた。
お堀の外周をぐるっとまわり、石垣の写真を撮って回る。

開城時間の8時半となった。600円支払って中に。 天守は、混雑してくると
1時間待ちになるほどだとの情報を得ていたので、まず先に天守を目指す。
掃除のおじさんに「本日の3人目」であると告げられるが、実は上まであがると
4人目であったことを知る。

天守は思いの外小さかった。姫路城ほどを想定していたので、ちょっと
期待はずれ。彦根もステキなお城ではあるが、やはり姫路城は別格であると理解。

予定時間を少し早めて、彦根を後にし、安土へと向かう。

(つづく)