SaltyDog

               by kaji

ワイングラス

2010-02-04 | 普通の話題
失態である。 高さ90cm のデスクトップから転落し、
粉々に割れてしまった。 よくもここまでコナゴナに
なるものだと、しばし唖然として見ていた。

グラスに入っていたワインは少量。 カーペットを赤く
染めてしまったが、その範囲は狭く、なんとかごまかせる。

丁寧に破片を回収し、夜中ではあったが、掃除機をかけ、
ひとまず事態は収束した。

しかしなぜ落ちたのかはわからない。 さほど酔って
いたとは思えない。 しかし、飲んだ量を考えれば、
酔っていても不思議ではない。

いや、私ではない、見えない何らかの力が働いたとしか
思えないのだが・・・。

ワイングラスをまた買いに行かなくては。

趣味と資格(3)

2010-02-04 | 普通の話題
調理の仕事に就いてまだまもない頃のある日、先輩から、従業員用
のまかない(食事)を作るように言われた。そんなこと言われたって
できるわけがない。 近くの肉屋でコロッケを買ってきて、キャベツ
の千切りを添えた。 ところが千切りのつもりのキャベツは、ザク
ザク切りの短冊状態であった。調理長はそれを見て「何ですかこれは、
馬が食べるんですか?」と。 その調理長は馬ヅラだったのでこれ
には内心笑った。

来る日も来る日も、朝から深夜というか翌早朝まで働いた。先輩から
仕事を教えてもらうために、先輩が出勤してくる前に、全ての仕込
を終え、先輩が来ても何もすることがないようにした。そうする
ことで新しい仕事をまた教えてもらった。
この頃にたたき込まれた調理技術が、今もまだ忘れずに身について
いる。 そりゃ以前ほど丁寧な料理はできなくはなったが。

一概に料理とは言っても、いくつかジャンルがあるが、私の場合は
主として「和食」であった。 別にそれを選んだわけではないが、
そういうことになった。 包丁さばきも、味も繊細な和食。その
料理に僅かではあるが触れることができたことは、私にとっての
幸いであった。中でもやはり、大好きな刺身。 扱える魚の種類は
決して多くはないが、鮮度もさることながら、見栄え良く盛りつけ
ることが味の決め手になる。

つづく

恵方巻

2010-02-03 | お酒&肴&料理&レシピ
初の試み。 作ってみたが、作りすぎた。
やや細めに作ったものを、西南西を向いて もぐもぐ と
いただいた。 一番太い物を 切って ビールと共に。

あとまだ3本ある。



中身は、キュウリ、たまご、カニかま、ネギトロ(ネギ抜き)、
ほうれん草。 真ん中にくるように巻くのは、なかなか
難しいものだ。

今年は 何か 良いことありそうな・・・。

急遽 長野攻め

2010-02-03 | 城めぐりの旅
今月の青森・秋田攻めが近づいてきたが、その後は、4月の京都
まで城攻めはお休みする予定であった。ところが急遽 長野4城
の城攻め計画が持ち上がってきた。

そのきっかけとなったのが、JRのツーデイパス。 特定エリア
内で2日間 5500円で、在来線が乗り放題になるプランだ。
昨年 同プランを利用した際は、初日銚子、2日目甲府という
ルートをとった。今回は長野であるが、 初日「松代城・上田城
・小諸城」を攻め落とし、2日目「高遠城」をもぎとろうという
計画だ。 これが実現すれば、長野5城全て制覇となる。

ただ、体力的に、在来線の他、一部新幹線を利用しようかなと
甘い考えも浮上している。 小諸からの帰り、新幹線を使わない
となると、かなり過酷なルートをとらなくてはならない。

バス&ローカル線を基本とするゆえ、悩みどころではあるのだが。

趣味と資格(2)

2010-02-03 | 普通の話題
資格というよりは、身に付いた「技」がある。 それは「料理」
である。もちろん調理師という資格も持ってはいるが、その資格
を生かせる職場に今はいない。 まあ、実はそんなにたいした
料理はできないわけだが、それでも他のことに比べれば、まだ
マシな方ではないだろうか。

調理をかつて生業としていた時代がある。職場の中では、早い時期
に管理部門に配属されたため、実際に調理そのものに携わっていた
のは2~3年だっただろうとは思うが、腕の良い、そして厳しい
先輩に恵まれ、いろいろと教えていただいた。

飲食業界に就職したきっかけは父親にある。 当初音楽の道を
歩もうとしていた私は、上京後学校に通うものの挫折し、ヨーロッパ
放浪の旅に出た。 帰国した私に父は「手に職をつけろ」と助言
してくれた。 そんな中、比較的給与が多くもらえたこの業界に
就職を決意。 もっとも、包丁などほとんど持ったこともなかった。

学生時代、中華料理店で接客のアルバイトをしていた私に、調理職人
が「チャーハンの作り方を教えてやる」と。「まず、ご飯と、同量
の油でご飯を炒める・・・」と。 全く疑うこともなくその通り
作ったら、とんでもない物ができあがった。それくらい料理なんて
ものとは縁のない状態であった。

つづく

趣味と資格(1)

2010-02-02 | 普通の話題
人に言わせると、趣味が多すぎるらしい。 確かにそれは、自らも
認めざるを得ない。 もともと好奇心が旺盛であるがゆえ、いろんな
ことに手を染めてしまう。 しかもどれもたいして長続きはしない。
それは、物理的そして経済的、さらには時間的ゆとりに影響され、
優先順位を付けざるを得ないからであって、決して興味が薄れて
しまったわけではない。
知らないことを知る喜び、自分にもできるんだという感動、そう
いった、いわば内面的な心理状態がモチベーションとなっている。
取得している資格も、一般的な方のレベルよりは多いのかもしれない。
しかしこれも、資格取得が目的ではなく、知りたいことを勉強して
いる延長線上に資格があったというもの。これをここまでやったぞ
という、ひとつの達成感を得るためのものであったかもしれない。

こんなことをあれこれとやっていると、
必然的に仲間も増える。 話題も豊富になる。 逆に、時間は減る、
お金は無くなる。 かつてはそれで良いと思った。 むしろ、稼ぎ
の全てを、自分の身となり血となる物に投じようと考えた。しかし、
歳を重ねるにつれ、身にも血にもなり得ていない現実に驚愕する。
いまさら取り戻せないので、どこかで身や血の一部にはなってくれて
いるであろうと、自らをなぐさめることで納得しようと試みる。
ぶっちゃけ「まぁ 何かの役にはたってるんじゃねぇ~の」と。

役に立っている資格といえば、「第2種 電気工事士」だろうか。
九州の実家などでは、放っておけば漏電火災になったかもしれない
箇所の修理をやったり、ここにコンセントを付けろとか、照明の
スイッチをこっちに持ってきてくれなどのリクエストにおこたえ
している。 他の場所でも、意外と引き合いのあるのが、この
電気工事の知識や技術であったりもする。

つづく

2010-02-01 | 普通の話題
降るよ と天気予報で言われ、降るだろうなぁ~と内心思って
いたが、本当に降ってみると、あぁ~降ったかぁ とため息。
東京に出てきて、過去に3度 ここは雪国ではないかと思える
ほど降った記憶がある。 今回はそこまでにはなりそうにない
が、まだ降っている。

寒いのは 人一倍嫌いであるが、どういうわけか 雪は好き
である。 雪深い その状態につつまれると、「負けるものか」
といった闘争心に満ちあふれる。

そして 雪は 音を消す。 気がつくと外は 一面の銀世界
であった。

大森貝塚

2010-02-01 | 江戸東京散策記
小学校だか中学校の教科書に出てきた「大森貝塚」
だれでも知っている「モース」

しかし、それ以上のことは知らない。 もちろんこの地を
訪れたことはなかった。

大森駅から歩いて5分ほどか。 入口を入ると前方に
なにやら蒸気が・・・・。 何事かと思って駆け寄ると
地面から蒸気があがる仕組みになっていた。よく意味は
わからないが、30分毎に蒸気を発生させて、雰囲気作り
をしているようだ。 私はちょうどタイミングが良かった
ということだ。



その他には石碑があり、モース博士の銅像、それから
貝塚の様子が見てわかるようになっていた。

実は、あまり期待していなかったのだが、その割には
期待以上であった かも。

帰る際、入口に立っていた方が、「あの~、すみませんが
シャッター押していただけますか」 と。 やはりこの地
を目指して来ている方もいるんだなぁ~。