ひき裂かれた愛 アウンサン・スーチー
ミャンマーを旅し、アウンサン・スーチーさんの自宅も見学していたので、この映画はぜひ見たいと願っていたところ、先輩が招待券を譲ってくれたので映画館へ。客は5人だった。
この映画は、大学教授のご主人の目線で描かれていた。彼も激動の渦の中に流され52歳の短い人生を終えなければならなかった。
スーチーさんがノーベル賞を受賞したのは、夫が妻の身の危険をさとり妻を守るために英で資料を集め応募をした。受賞式の演説は息子がおこなった。スーチーさんは、ラジオ放送でその模様を聴く準備をしていたら、軍の指示で電気を切られる。懐中電灯の電池でラジオから流れる息子の声を聴いた。
軍はスーチーさんを国外退去の選択をするよう幾度もせまる。癌の宣告を受けた夫がビルマの入国申請をするが却下される。その交換条件も国外退去だ。妻を自分の妻ではなく「ビルマの英雄」として守りぬいた夫、妻は夫の大きな愛を身を切る思いで受け入れた決断、国を愛した女の決断涙が流れた。
アウンサン・スーチーさんの未来と、ミャンマーの未来に希望を願って岐路のつく。今日は娘の夕食当番、何が用意されているやら・・・・・。
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