トムハンクス主演映画「ブリッジ オブ スパイ」
定年を過ぎてからはあまり洋画を見ることがなかった。理由はハードなアクションについてゆけない、字幕速度に目が追い付けない等で、もっぱら邦画のみを楽しんでいた。テレビ番組でこの映画を知った。私も64歳、彼もいい歳、これが最後になるかも知れないと考え、劇場に足を運んだ。
民間の弁護士が米ロ冷戦時代にスパイ交換交渉を行った内容の実話をもとにした映画だった。アメリカ憲法のもとロシア捕虜の人権を誇り高く守り、拘束されたアメリカパイロットの交換を東ドイツの橋で行った。その時代は、ベルリンの壁建設の最終段階の時期で東ドイツ国家状況もリアルに映像表現がされていて、重みはあるが心温めるいい映画だった。
たぶんアカデミー賞候補に選ばれる映画だと確信したが、翌日のテレビ報道で候補に選ばれていたので納得した。
私の一番好きな俳優は、トムハンクスのような気がする。高倉健も向井理も綾瀬はるかもいいけど、一番彼の映画を見てきたようだ。グリーンマイル以降、「ターミナル」 「ダビンチコード」 「幸せの空」 等あまり心をとらえる映画に出会えなかったけど、この映画は特別な作品の一つになった。出会えて本当によかった。
マフラー:絹の着物を緯糸に入れて織りあげている。私が幼い頃お祭り等に着ていたものです。
吉長の「真之ランチ」、これに炊き込みご飯とコーヒー付きで2140円
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