ダイアー・・ストレイツの3作目『MAKING MOVIES』(1980年)!
1・2作と凄いアルバムを制作してきて、次作はどうかなって思っていたら、期待以上の快作でありました。
ますますドラマ性が発展して、ギターの音色は深く悲しくなり、ついに映画を奏でるに至っています。
A面
1曲目〈トンネル・オブ・ラヴ〉軽快でキャッチャーなヒット性の曲です。1曲目から彼らの音の世界に彷徨って行きそうになります。
2曲目〈ロミオとジュリエット〉ロマンティックで不滅のラヴ・ソングです。ドラマ性が高く、心のなかで物語が浮かんできそうです。
3曲目〈skateaway〉ミディアム・テンポの曲です。サビの最後部分の展開が凝ったメロディになっています。
B面
1曲目〈expresso love〉イントロのギター・リフと美しいピアノの旋律から始まり、圧倒されます。途中の間奏もノリノリで素晴らしい!
この盤は、輸入盤なので解説がないのですが、クレジットを見ると
keyboards by Roy Bittan(The E Street Band)になっています。今頃気づきました・・・
2曲目〈hand in hand〉一転してバラード調の曲ですが、力強い印象を受けます。どこかブルース・スプリングスティーンを思わせる曲です。
3曲目〈solid rock〉ブルジーな始まりのAメロ!これはボブ・ディランが歌ってもいいような曲です。曲の構成が良く出来ています。
4曲目〈Ies boys〉ラストの曲は、ちょっと陽気な楽曲になっています。どこかコメディぽいところが微笑ましいです。映画で言うとエンドロードのような曲です。
1作目・2作目・3作目と素晴らしアルバムを制作し、じゃぁ次は、どうなんだろうかと?!
これが・・・