鴨頭の掲示板

日本史学関係の個人的な備忘録として使用します。

【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「風説書研究会編『オランダ別段風説書集成(青山学院大学総合研究所叢書)』」『地方史研究』第404号(2020年4月)

2020年04月11日 13時01分52秒 | いち研究者としての日記

標記の記事を掲載する地方史研究協議会『地方史研究』第404号(第70巻2号)が完成して発行されました。

「オランダ別段風説書」とは、海外情報に関し、アヘン戦争が勃発した天保11年(1840)より安政年間(1854~1859)にかけて、オランダ植民地バタヴィア(現インドネシアの首都ジャカルタ)政庁で作成し江戸幕府に提出された書物です。国内に残存するその写本を、グループを組んで調査し研究した成果を著す標記の新刊(吉川弘文館、2019年)について、構成と注目点を簡潔な文章で述べました。

昨年、この研究グループの一員である佐藤隆一先生より、自身の執筆部分の抜刷を私にもお贈りいただいておりました。今回の『地方史研究』への投稿は、そのことに対するお礼も兼ねております。

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