堀井美里さんより標記《研究ノート》(『明治維新史研究』第13号、2016年2月)の抜刷を1冊、交通史学会大会@富山の懇親会でいただきました。ありがとうございます。
十村層(とむらそう)とよばれる加賀藩特有の(政治的)中間層に着目し、19世紀前半の政治情報の伝達・共有について、藩領社会の中間層が支配層と被支配層とのはざまでいかなる役割を果たしたのかを検討しています。
私が現在取り組んでいる、いわゆる「鎖国」下の異国船対応に関する情報も分析対象にしてあるので、特に興味深く読ませていただきました。