うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

春アニメ最終回⑤

2014年06月23日 21時17分18秒 | アニメ
今日は職場がいきなり停電で、当然ながらお仕事用のパソコンも立ち上がらないわ、あまつさえお湯も電気ポットなので沸かすこともできず、ほんっとうに電気のありがたみが分かった今日でした^^; 部屋の中も暗くって、暗がりに突っ立っていたら、通りすがりの人にビビられたし(苦笑)・・・貞子かバイオハザードのゾンビーズさんのようだったんだろうな
家ではそんな苦労(?)もなく、最終回チェックですよ。
『ブレイクブレイド』:漫画原作のアニメ化ですが、シリーズで映画化していたのは全く知らんかった・・・(‐△‐;) アニメ誌読んでいないからなぁ。
魔力で石英を操って動力としている世界の中にあって、魔力を持たない主人公ライガットが、元クリシュナ国王で学生時代の同級生のホズルに懇願されて、石英を使わない、古代ゴーレムを操り、同じく同級生でありながら今は敵のエースパイロット:ゼスをはじめとするアテネス軍と戦う、というストーリーでした。
戦争のストーリーですからほとんどが戦いの場面ばかりでしたけれど、あんだけズタボロになりながらも、ほぼ修理なしで何度も敵機を撃破するあたり、流石は未知の古代兵器というべきか。しかもパイロットはみんなヘルメットしていなくて、よく無事でいらっしゃる^^;まぁ漫画だからね!
学生時代に落ちこぼれだったためか、戦いにも執着なく、田舎でのんびりと生活していた主人公が、親友の危機に立ちあがって戦いに勝利を呼ぶものの、同じく親友だったゼスが敵として現れたり、自軍の兵士が戦死したことを目の当たりにし、国がどんどん攻められて、揚句弟がいる自分の故郷の村が焼かれたことで、最初はどこか生半可な気持ちだったところがありましたが、そこから挫折と失墜を繰り返して、次第に覚悟が備わってきて随分と成長してきたなと思います。
最終回では、一応アテネスの実質将軍であるボルキュスを倒したことで、両軍とも一時引いて終了となりましたが、まだゼスとの決着もついていないですし、最終結果は出ていないので、ここで補完させるにはちょっと勿体ないかな。できれば最後まですっきりと放送してほしいところでしたが、まだ原作続いているから無理か^^;
石英を使った動力、と言いつつも、戦いはリアルで重量感があって迫力ありました!後余談ですが、主人公の声が保志さんで、敵の将軍の声が中井さんで、二人が戦っているシーンはユッキーvs筆頭を彷彿させられました(笑:特にライガットが。ユッキーほど熱血じゃないですけれど、ボルキュス中井さんに食らいついていくさまはユッキー並みの根性でした)。
2期放送する気配はなさそうでしたね。ちょっと勿体ないな。
『一週間フレンズ』:記憶障害で、友人との記憶が1週間しか保てない藤宮さんと、彼女と友達になりたい長谷君を中心とした学園友情物語でした。これも原作は漫画で現在も連載中ですかね。
最初は長谷君を全く受け付けなかった藤宮さんでしたが、それでも必死に毎週「友達になってほしい」とお願いされて、日記を書くことによって人間関係が構築されていくようになって。時にはショックなことがあったり、事件によってそれまで培ってきた記憶がすべて抹消されてしまったり、大変なこともありましたが、それを乗り越えて作られていった友情はとってもかたくて強い絆でしたね。
今の生徒さんに限らず、多分大人でも、こうした「真からの友人」てどのくらいいるだろう? 相手のことを深くまで考えて、行動してあげる。これが自然とできる相手=友人がいるってすごく大事なことだと思います。LINEとかSNSとか否定するわけではありませんが、「5分以内に返事くれなきゃ絶交」なんて間柄では、本当に真の友人と言えるだろうか? 
この物語はそうした損得すべてかなぐり捨てて、相手のために必死になれる姿が純粋に描かれていて、いいな~あったかいな~と、見ていてホッとしました。こんな友人が一人でもできるといいですねv
『ノブナガ・ザ・フール』:オリジナルアニメで2期放送のアニメでした。「東の星(※主に日本)」と「西の星(※主に西洋)」の二つの星が存在する世界で、救世主の神託を聞いた「西の星」のジャンヌ・ダルクが、救世王を求めて「東の星」へ。そこで出会ったのが織田信長。「東の星」では大イクサヨロイという戦闘マシンで覇権を争う戦国真っ只中。ジャンヌは信長こそ「救世王」と信じ、「東の星」の統一と、やがて迫りくる「西の星」の王たちとの戦いに身を投じていく―――というストーリーでした。
主軸は日本の戦国時代でしたが、2クール目からは「西の星」つまり西洋の王たちとの争いも始まって、戦国時代、といいながら、卑弥呼が登場したり、西の星もアレキサンダー大王からカエサルからチェーザレから、歴史上の偉人将軍が年代飛び越えて登場して、日本史と世界史ちゃんと勉強していれば、もっと面白かっただろうにな(←笑)と、今更後悔でした^^;
最終的には「東の星」を統一して、「西の星」の侵略から「東の星」を守りきる―――展開になるのかと思いきや、やはり信長は「破壊王」であって、実はなんの力も持っていない明智光秀が「救世王」だということが判明!最後は本能寺の変で幕を閉じました(といっても「本能寺」なんてどこにも出てこなかったのに、光秀は「敵は本能寺にあり!」っていってたな(笑))。
そして惹かれあっていた信長とジャンヌは転生して、平和になった未来の東の星で出会う―――というEND.
これだけ散々戦って、みんなが信長が救世王かと思っていたのに、結果は破壊だけをもたらした感じに見えましたが(※破壊といっても戦いを産む武器などで、人々はジャンヌが守っていた)、ここで信長の役割は結局なんだったのか?となりますけれど、すべては救世王となる光秀を導き出すために破壊王になったんですね。インドの破壊神・創造神・調和神じゃないですけれど、対になる存在があってこそ存在意義ができる、という感じでしょうか。
みんな亡くなっていき、星は崩壊しかけ、でも光秀が自分の意志でもってこの世界を治めるという覚悟を決めたことが、この世界を救う道だったわけですね。
オリジナルアニメでしたが、結構面白かったです。でもみんなもっと生きて光秀の作った平和な世の中を見て欲しかったな。



コメント
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