夏コミ原稿、何とか一個脱稿です。。。ふぅ、間に合ってよかったv
といってもあとコメントとかいろいろあるんですが、主原稿が終わると一気に脱力しますね~。でもこの解放された感が結構好きだったりします。
あともう一個か。何とかピッチ上げて、平日でも少しずつやれるように時間調整しなければ。
最終回チェックも多いですしね(笑)
『田中君はいつもけだるげ』: 漫画原作のアニメ化でしたが、ほんと~~~~~~~~~~~~に脱力主人公のやる気を感じない作品でした(笑) 最終回でもご本人が言っておりましたが、太田君がいてくれるからこそ、田中君はひたすら怠い日々を送れるんですね。よく色んな「人任せ」があって、場合によっては人間関係にひびが入ったりすることもあるんですが、自分の人生、すべてまるっと投げ出せると、人間関係どころかみんなを納得させられるんだ(※現実じゃないから通じているんですよ)。そう考えると、ある意味「田中君はかなり強固な精神力の持ち主だと思う」(断言) ただし、「太田君がいてくれたからこそ成立できる」という最重要ポイントに最終回で気が付いたか(笑)
わたくしも、日々あんなにだらけて過ごしたいよ・・・。なので現実逃避にはもってこいの作品でした(笑)
『キズナイーバー』:痛みを全く感じない、無気力(こっちもか)な主人公が、ランダム選択で選ばれた同じ高校の生徒6人と「キズナシステム」という、痛みの共有させる実験対象となった。夏休みいっぱいまで、与えられたミッションに互いに感じる痛みを抱え、7人は何とかミッションをクリアしていく。そしてこのシステムを作った本当の意味と、万人の痛みを一人で引き受けていたヒロインの過去を知り、やがてシステムに依存しない、本物の気持の共有を手に入れる―――という作品でした。
昨日の『迷家』にも通じるものがあるのですが、現代社会で頻発する「いじめ」や簡単に起こす「殺人」などを、どうやって防ぐか、という皮肉を込めた作品だったと思います。「みんなが他人の持つ痛みがわかれば、いじめや傷害、殺人など起こさない」という仮定の下に執行された人体実験。でも痛みどころかつながり過ぎて「相手の感情までわかってしまう」ことになり、そうなると今度はそれを恐れて感情を殺さなくてはならない危機に陥ることになる、という人間性の問題が勃発するわけです。攻撃が他者に向かなくなった分、今度は自分を攻撃してしまい、人格崩壊・・・これがヒロインに起きた悲劇でした。
最終的には、身体や精神に痛みがなくても、友情や信頼で十分繋がれることをヒロインも受け入れて、円満終了でした。KYとかよく「人との接し方」が困難な人は一定数いると思います。メールだラインだで相手の顔も見ずに、勝手に思い込むよりは、ちゃんと顔を見て相手に伝えることで本当に繋がれる―――現代の危機として、社会に一投した作品だったと思います。
『ハイスクールフリート』:近未来で海面上昇により国土の平地が水没した日本で、海保の女性版『ブルーマーメイド』が活躍。その『ブルーマーメイド』を育成する学園で、いわゆる「最下位クラスの寄せ集め艦=『はれかぜ』」に乗船する主人公の明乃と、そのメンバーの奮闘記でした。
いわゆる『ガルパン』の海上版ですね。最初見たとき、いきなり生徒だけで巡洋艦に乗って、しかも実弾持って砲撃やっているのを見て「ありえねーだろ!Σ(-口-;) 水産高校の船でさえ教員3名以上乗艦してるのに生徒だけ!?生徒判断で実弾使用!?」と散々びっくらこきました。が、『ガルパン』だと思えばなんか納得(笑)
いきなり実践になるわ、お尋ね者になるわ、結構深刻な展開でしたけど、気づけば艦内でのやり取りは女子高生そのものだし、実習中とはいえお祭り騒ぎで、やっぱり普通の女子高生と、ほっとする感じもあり。『艦これ』っぽいけど最終回の戦闘シーンは度重なるピンチも、今まで衝突しあったりすることで培ってきた絆で乗り切って、見事な指揮系統っぷりだったと思います。
最後、みんなの目の前で『はれかぜ』が轟沈してしまったのにはびっくりしましたが(まぁ、武蔵のどてっぱらに体当たりしたんじゃ穴も開くって)、彼女たちの成長を見て、艦も安心して眠りにつけそう。でもできれば復活を願いたいです。(-人-)
『ふらいんぐういっち』:少年マガジン連載中の作品ということで、ストライクウイッチーズみたいに戦闘モードとかバトル系の話に!?と思ったら―――すんごいほのぼの系でしたv
主人公は関東から青森の親戚の家に魔女の修行のためやってきた女子高生。同居の人たちの理解もあって、ほんわかと魔女の修行に入ります。魔女宅みたいにピンチになったり、魔法で人助け―――というのもなく、ただひたすらスローライフの中で、一般の人にはわからない、小さな小さなところを、魔女は大事にしている。そこに気づかされる。そんな展開でしたが、今期アニメが結構ヘビーなものが多かったので、すごく癒されました
登場人物全員いい人v そしてまったりv こんな作品がずっと続いてくれたら・・・二期もやってほしいなぁv
『僕のヒーローアカデミア』:「個性」という特殊能力を持つ人間がほとんどを占める中、ヒーローにあこがれつつも、自身にはその個性がない「無個性」の少年が、ヒーローの中のヒーロー『オールマイト』と出会ったことで、彼の個性を受け継ぎ、念願のヒーロー養成課程のある高校に進学。気弱でまだ個性がコントロールできないまでも、困難や窮地に瞬発的に対応し、自分なりのヒーローの在り方を手に入れるまで―――を描いた『ジャンプ』連載中の漫画原作アニメ化でした。
本当に「正義・友情・勇気」を謳うジャンプらしい作品ですね。少年漫画の王道を行っていると思います。
王道の主人公だったら、敵と戦う→ピンチになる→仲間が力を貸してくれる→とどめを刺す→勝利、という流れが多いんですが、最後を決めてくれるからこそ、印象に残るんですけど、この主人公は全然止めはさせない。むしろ敵に触れることさえできない。なのですが、みんなが一番苦しい!と思うときに思わぬアシストをすることで、戦いの先端を切り開く、というフォローパターンの主人公。これって案外あるようでない。でも戦いを学んでいる生徒たちだからこそ、こういう時に主人公のやってくれたことがどれだけ重要かがわかるんですよね。こういう形の主人公は珍しくて面白かったです。
もうすでに二期目は決定しているようなので、今度はどこまで戦いの主導権を握れる成長を見せるか、そこを楽しみにしてます。
といってもあとコメントとかいろいろあるんですが、主原稿が終わると一気に脱力しますね~。でもこの解放された感が結構好きだったりします。
あともう一個か。何とかピッチ上げて、平日でも少しずつやれるように時間調整しなければ。
最終回チェックも多いですしね(笑)
『田中君はいつもけだるげ』: 漫画原作のアニメ化でしたが、ほんと~~~~~~~~~~~~に脱力主人公のやる気を感じない作品でした(笑) 最終回でもご本人が言っておりましたが、太田君がいてくれるからこそ、田中君はひたすら怠い日々を送れるんですね。よく色んな「人任せ」があって、場合によっては人間関係にひびが入ったりすることもあるんですが、自分の人生、すべてまるっと投げ出せると、人間関係どころかみんなを納得させられるんだ(※現実じゃないから通じているんですよ)。そう考えると、ある意味「田中君はかなり強固な精神力の持ち主だと思う」(断言) ただし、「太田君がいてくれたからこそ成立できる」という最重要ポイントに最終回で気が付いたか(笑)
わたくしも、日々あんなにだらけて過ごしたいよ・・・。なので現実逃避にはもってこいの作品でした(笑)
『キズナイーバー』:痛みを全く感じない、無気力(こっちもか)な主人公が、ランダム選択で選ばれた同じ高校の生徒6人と「キズナシステム」という、痛みの共有させる実験対象となった。夏休みいっぱいまで、与えられたミッションに互いに感じる痛みを抱え、7人は何とかミッションをクリアしていく。そしてこのシステムを作った本当の意味と、万人の痛みを一人で引き受けていたヒロインの過去を知り、やがてシステムに依存しない、本物の気持の共有を手に入れる―――という作品でした。
昨日の『迷家』にも通じるものがあるのですが、現代社会で頻発する「いじめ」や簡単に起こす「殺人」などを、どうやって防ぐか、という皮肉を込めた作品だったと思います。「みんなが他人の持つ痛みがわかれば、いじめや傷害、殺人など起こさない」という仮定の下に執行された人体実験。でも痛みどころかつながり過ぎて「相手の感情までわかってしまう」ことになり、そうなると今度はそれを恐れて感情を殺さなくてはならない危機に陥ることになる、という人間性の問題が勃発するわけです。攻撃が他者に向かなくなった分、今度は自分を攻撃してしまい、人格崩壊・・・これがヒロインに起きた悲劇でした。
最終的には、身体や精神に痛みがなくても、友情や信頼で十分繋がれることをヒロインも受け入れて、円満終了でした。KYとかよく「人との接し方」が困難な人は一定数いると思います。メールだラインだで相手の顔も見ずに、勝手に思い込むよりは、ちゃんと顔を見て相手に伝えることで本当に繋がれる―――現代の危機として、社会に一投した作品だったと思います。
『ハイスクールフリート』:近未来で海面上昇により国土の平地が水没した日本で、海保の女性版『ブルーマーメイド』が活躍。その『ブルーマーメイド』を育成する学園で、いわゆる「最下位クラスの寄せ集め艦=『はれかぜ』」に乗船する主人公の明乃と、そのメンバーの奮闘記でした。
いわゆる『ガルパン』の海上版ですね。最初見たとき、いきなり生徒だけで巡洋艦に乗って、しかも実弾持って砲撃やっているのを見て「ありえねーだろ!Σ(-口-;) 水産高校の船でさえ教員3名以上乗艦してるのに生徒だけ!?生徒判断で実弾使用!?」と散々びっくらこきました。が、『ガルパン』だと思えばなんか納得(笑)
いきなり実践になるわ、お尋ね者になるわ、結構深刻な展開でしたけど、気づけば艦内でのやり取りは女子高生そのものだし、実習中とはいえお祭り騒ぎで、やっぱり普通の女子高生と、ほっとする感じもあり。『艦これ』っぽいけど最終回の戦闘シーンは度重なるピンチも、今まで衝突しあったりすることで培ってきた絆で乗り切って、見事な指揮系統っぷりだったと思います。
最後、みんなの目の前で『はれかぜ』が轟沈してしまったのにはびっくりしましたが(まぁ、武蔵のどてっぱらに体当たりしたんじゃ穴も開くって)、彼女たちの成長を見て、艦も安心して眠りにつけそう。でもできれば復活を願いたいです。(-人-)
『ふらいんぐういっち』:少年マガジン連載中の作品ということで、ストライクウイッチーズみたいに戦闘モードとかバトル系の話に!?と思ったら―――すんごいほのぼの系でしたv
主人公は関東から青森の親戚の家に魔女の修行のためやってきた女子高生。同居の人たちの理解もあって、ほんわかと魔女の修行に入ります。魔女宅みたいにピンチになったり、魔法で人助け―――というのもなく、ただひたすらスローライフの中で、一般の人にはわからない、小さな小さなところを、魔女は大事にしている。そこに気づかされる。そんな展開でしたが、今期アニメが結構ヘビーなものが多かったので、すごく癒されました

『僕のヒーローアカデミア』:「個性」という特殊能力を持つ人間がほとんどを占める中、ヒーローにあこがれつつも、自身にはその個性がない「無個性」の少年が、ヒーローの中のヒーロー『オールマイト』と出会ったことで、彼の個性を受け継ぎ、念願のヒーロー養成課程のある高校に進学。気弱でまだ個性がコントロールできないまでも、困難や窮地に瞬発的に対応し、自分なりのヒーローの在り方を手に入れるまで―――を描いた『ジャンプ』連載中の漫画原作アニメ化でした。
本当に「正義・友情・勇気」を謳うジャンプらしい作品ですね。少年漫画の王道を行っていると思います。
王道の主人公だったら、敵と戦う→ピンチになる→仲間が力を貸してくれる→とどめを刺す→勝利、という流れが多いんですが、最後を決めてくれるからこそ、印象に残るんですけど、この主人公は全然止めはさせない。むしろ敵に触れることさえできない。なのですが、みんなが一番苦しい!と思うときに思わぬアシストをすることで、戦いの先端を切り開く、というフォローパターンの主人公。これって案外あるようでない。でも戦いを学んでいる生徒たちだからこそ、こういう時に主人公のやってくれたことがどれだけ重要かがわかるんですよね。こういう形の主人公は珍しくて面白かったです。
もうすでに二期目は決定しているようなので、今度はどこまで戦いの主導権を握れる成長を見せるか、そこを楽しみにしてます。