うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

冬アニメ最終回⑤&春の新番組①

2017年04月02日 20時00分09秒 | アニメ
一昨日、傘を持っていくのを思いっきり忘れて、雨の中走って帰ったら見事に風邪っぴきのかもしたです(T0T)
全くアホですな。コンビニで傘買おうかと思ったら、売り切れだったし運がない。まぁ熱はたいしてないので、明日は普通に仕事に行けるでしょう。
その明日からはついに「東京勤務」ですよ。。。ラッシュに耐えられるかなぁ~それが一番心配。
ということで、まだ卒業していなかった冬アニメさんと、新入生の春アニメさん、二つまとめてチェックです。
『MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang』:元々特別なフェスのみ見ることができた声優さんユニットの企画。既に4年前からCDは出ていたようですが、歌ではなくこうしてキャラクターが動いたのは今期アニメが初めてのようです。
メンバーは4人の高校生男子ですが、最初はいわゆる『うたプリ』系の男性アイドルグループが、他のアイドルグループとバトルしながら切磋琢磨して、成長していくストーリー(いわゆる「お約束v」)なんだろうと思ってみていましたが、意外にも「学園生活がメイン」でした。部活を作ってみたり、学園祭の模擬店やったり、修学旅行の話したり・・・うん、全く普通。しかも男子校なので、女子みたいにキャッキャ(´∀`*)ウフフの追っかけもいないから、本当に普通の高校生活でした。あ、でもリアルアイドルグループの皆さんは、普通に高校にいっても、仕事で部活やクラブや学園祭なんてクラスのみんなと楽しむ、なんてことは難しかったでしょうね。多分仕事優先で。そういう「青春時代の思い出」を叶えてあげるという意味で、夢が描けたような気がします。
『うたプリ』ではありませんでしたもんね、こうした典型的な学校行事の参加。 一応学園生活はありましたが、何しろ学園長がぶっ飛び過ぎだから、学園そのものが普通じゃなかったし(笑) 
#4は恵まれていると思うよ。うん。
『ALL OUT』:漫画原作のアニメ化で、弱小高校ラグビー部が、厳しい練習と試合を重ねて成長していく物語でした。
主人公は小さいことがコンプレックスだった祇園君。小さくても大きな選手を倒せるラグビーを知って、ただ「倒したい!」だけで入部するんですが、ルールも技術も何一つない中で、一つずつ積み上げていく案外努力型(笑) 他のメンバーも個性的。でも色んな衝突や問題を越えていきながら、チームとしてまとまっていく姿を2クールで丁寧に描いてくれたと思います。
ラグビーじゃないんですが、数年前漫画&アニメにもなったアメフトの『アイシールド21』でも「職人競技だから、その道の専門家が大事」と言っていました通り、身長が低かろうが、身体が細かろうが、欠点を逆に利用して利点に変える視点変換はこの2競技ならではですね。1クール目は割と祇園君の発言と行動に振り回される場面が多かったですが、2クール目からは3年生やレギュラー陣の葛藤や衝突もあって、とかく主人公を中心に回りがちなスポーツものにあっては珍しく、全員が一斉に成長している物語で面白かったです。キャプテンが見かけの割に小心者で面白かったですv 案外いい人だったし。でも一番いい人は小森さんだと思う(笑)じーちゃん、付き合いといい、裏で根回ししたり、みんなに見えない気づかいが優しいやv
『クズの本懐』:ドラマでも放送していましたが、青春漫画原作のアニメ化でした。
お互い年上の先生に想いを抱きつつも、叶わぬ恋の心の空白を埋めるように、互いを利用してそこを補おうとするんですが・・・すごく空虚。そして簡単に体の関係に走ってしまう(麦と花火はなかったですが)。「体がつながる=愛し合っている」と勘違いしやすい罠ですね。
愛情もこの時期の子たちにありがちな、「自分本位」なんですよね。互いに想いあっていると思いながら、実は自分の都合で相手に愛情を求めているというか。相手が向けてくれる愛情も自分と同じ量、と思い込んでそれを相手に求めてしまい、そのずれから疲れてしまうような感じ。「本当の愛」ってそんなもんじゃないんですが、錯覚しちゃうんですよ。でもこれも大人へのステップの一つなので、それを知った主人公2人の最終回はとても晴れやかでした。これが「成長」ですよ。
一番最後まで大人になりきれなかったのは、茜先生ですね。「男好き」で自分の美しさを最大限に利用して、あちこちに男を作る。でも結局どの男も100%自分の望む愛情を埋めてくれることはないので(結局相手も体目当て)「つまんなーい」でポイッ。最終的には本当に愛情を向けてくれている鐘井先生と結ばれることで落ち着きましたが、彼女自身もこれでようやく「本物の愛情」がわかったのかと。空白の部分を埋めてくれる人ができて、ようやく大人になれた感じです。多分今後は浮気しないと思いますよ。満たされちゃったから、もう渇望する必要ないですし。
麦と花火もまだまだこれから。高校生活は殆どこの疑似恋愛で自分も相手も振り回される時間になってしまいましたが、彼らにとっては十分に必要な時間だったと思います。
リアル今の若い子も、スマホ繋がりの子ばっかりだから、この作品のCPみたいに疑似恋愛型が多そうだな・・・とりあえず「スマホの画面じゃなく、相手の顔見て話そう」から始めないとね。
『スクールガールストライカーズ Animation Channel』:結構CMしていました、スマホ向けオンラインゲームのアニメ化でした。ちなみにゲームはプレイしたことがないのでわかりませんが、RPGのようにストーリーと戦闘を重ねながら疑似恋愛もできるシステムのようです。アニメではプレイヤー男子(男子に限りませんが^^;)はいない分、女子キャラだけで話が進んでいきます。話の中心はチーム『アルタイルトルテ』が中心で、そのリーダーである椿芽がメインヒロイン。記憶もなく、ストライカーズを集めている五稜館学園の生徒でもない彼女の過去と、敵であるモルガナとの関係と決着までがストーリーとなっていました。
女子だらけのチーム育成で、恋愛モードもできる・・・男子の夢ですな(*´Д`)ハァハァ アニメじゃ恋愛の話は流石になかったですが(男子いないしね) でもそのせいか、女子らしい話、恋バナが全然なかった(笑) この年齢の女子にあってはバトル話とグルメ(流石に外せないだろう)が中心という、色気話が全然なかった(哀) 入浴&シャワーシーンは毎回あっても、何だろう、この違和感は・・・。
「花の命は短いんだから、もっと恋せよ乙女たち!」と励ましてやりたい(…がもう終わった。)
最終的には椿芽ちゃんは未来から来たことが判明しましたが、今の世界にとどまることを希望してアルタイルの仲間たちと一緒に、今度こそ学園生活を送ることになりました。めでたしめでたし・・・なんですが、やっぱりあの隊長(猫)さんが何故彼女を現代に引き戻せたのか、わからなかったです。解説プリーズ。
『幼女戦記』:小説原作で漫画も連載している作品のアニメ化でした。最初『幼女――』ときたので、「あ~またヲタ男たちが喜びそうな、ロリーな娘っ子たちが可愛くキュンキュンvしながら悪い奴らと戦い話かな。」とタカをくくって見たら―――とんでもない誤解でありました!(T0T)ゞ
第二次世界大戦時のドイツに似た帝国で9歳の少女が魔法と頭脳で大隊を率いて戦うストーリーだったのですが、この女の子、ターニャ・フォン・デグレチャフは実はこの少女に生まれ変わる前は、日本のリーマン。冷血有能すぎたために他の社員を簡単に解雇したものだから、その人に恨まれ駅のホームから突き落とされて走ってきた電車にひかれて死亡・・・する寸前、尊厳も信仰心もないリーマンに、それを認めさせるために、存在Xという神(?)がこの別次元世界に生まれ変わらせた女の子。しかし前世の記憶も頭脳もそのまんま残っているので、大人顔負け(というか大人だし)の頭脳とリーマン時代に培われた判断力と、天性の魔法力をもってして、9歳で少尉に昇進し一軍を担って戦うストーリーでした。
可愛い9歳の女の子ですが、中身は冷血&昇進への執着バリバリのサラリーマンなので、考え方から口調まで、そのギャップが凄い。でも考えの浅い帝国軍の中にあって一人先見の明があるもんだから(リーマン時代は21世紀ですが、転生後の世界は多分20世紀初頭程度の技術力と国力)、魔法の見せ場以上にその頭脳戦が冴えていて、見ている身(笑;ゴメン)としてはすごく面白かったです!少佐の次の活躍を是非拝ませていただきたいです。メアリーちゃんもお父さんの敵としてターニャを倒したいと志願兵になりましたし、彼女も潜在的に魔法能力は高そう(お父さんがそうですからね)なので、非常識な言い方ですが、ターニャとの対戦を見てみたい。2期やってくれないかなー。
『クラシカロイド』:正確に言えば秋からの2クールオリジナルアニメでした。そして、今期の中で一番好きな作品でした! いやー面白かった!流石藤田監督。『銀魂』の監督さんだけあって(※そしてベトさんの声は銀さん・・・)、あんまり小難しく考えないで笑えるギャグでした。しかも一般的なイメージとしては『お堅い』クラッシックをテーマに、超有名な音楽家の皆さんと、現代のミュージシャンを合体させて、あんなに楽しく軽やかな内容になるとは。やっぱり「音と楽しむと書いて『音楽』」。これ大事。いつの時代にあっても、楽しむ心って変わらないんですね。そう考えるとベトさんやモツさんもあの時代で言うところのつんく♂さんとか小室さんみたいな感じなんだろうな。そう思うと非常に親近感が湧いてきますv
あと、意外にもチャイコフスキーさんとリストさんを女子にしたのは面白かった!チャイコちゃんの訛りが何とも(リアルチャイコフスキーさんもそうだったらしい)可愛いvそしてリッちゃんの「チョッチャ~ン♪」な猫なで声から「邪魔すんじゃないわよっ」のドスの利いた声が素敵 能登さんの180の演技力が最高に好きでした(笑)
確かに音楽室の後ろにある肖像画はちと怖いですが(特に夜)、あのベトさんにエレキギター持たせたら、確かにかっこいいかも。そう思うと夜の音楽室も怖くない(笑) そしてギョーザーも食べたくなる。
既に2期は決定しているので嬉しい 今度はどんなストーリーになるんだろう?バッハ様ではなく、また別のクラシカロイドが現れて、敵対勢力になるとか。バッハ様のライバルのヘンデル様とか、ベトさんの師匠のハイドン先生とか、ワーグナーさんとか、いっそのこと日本の滝廉太郎さんとか(笑) 探せばすごくネタになりそうな音楽家さんはまだまだいっぱいいそう。葉加瀬太郎さんに聞いたら、絶対裏話教えてくれそうなので、是非また楽しいネタをもとに、10月の2期を楽しみにしております(^^)
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』:もはや説明はいらないでしょう。ガンダムシリーズでは久しぶりにストーリーと世界観に燃えました!多分MSが本当にあったとしたら、一番リアルに近い戦い方がこの作品だと思います。メカの重厚感が一番よく伝わってきました。種&種DがどうにもMSが万能すぎて「あーアニメだな」と思うのですが、こっちは身近な近未来としてはあり得そうで、リアリティの高さもこの作品のモ力ではなかったかと。
勿論キャラクターも魅力的でした。一人一人のドラマがきちんとクローズアップされていて、しかも「敵と味方」の立場ではなく、「それぞれの陣営での思想や立場」が押さえられているので、視点が偏っていなかったのが凄い。思いっきり『敵認定』したのは、ケツアゴ親父(ジャスレイ)とイオクさまくらい(笑) 味方でありながらどこか信じ切れないマッキーのような立場もリアリティに沿っていると思います。
しかし、2期になって苦しかったのは、1期目はあれだけ「どん底」→「上昇」に向かっていいところで終わった(※ビスケットが亡くなったのは悲しかったですが)のに、2期目は真逆。「頂点」→「どん底」展開なので、毎週見ていて苦しかった(><) 特に名瀬さん達タービンズの面々が亡くなり始めてから、オルガで一気にやられて・・・orz 最終回でもまさかの主役までも死ぬ展開なんて考えていなかったから、もう落ち込み激しくなるばかりでメンタルに来ましたよ(T0T) マッキーも分かっていた展開とはいえ、やっぱり辛いなー。
2期は見ていてなんとなくアメリカ映画のニューシネマ(といっても、1970年代くらいですけど)、『俺たちに明日はない』を彷彿とさせる感じでしたね。すごい主人公が生き急いで、とにかく目標に突っ走っていった挙句、壮絶な死を遂げる・・・という。名瀬さんがオルガに「生き急いでないか?」って言ったセリフがありましたけど、まさにそれ。アンモラルに必死に手を伸ばして掴もうとして足掻ききって命を落とす。でも映画との違いは「生きるために必死」だったこととちゃんと「次に繋げた」ことですね。現代って「なんとなく生きている」人が多い気がするのです。何をするでもなく、ただ日々が通り過ぎていくだけ。そんな世の中に「必死に足搔いてでも生きなきゃいけない。そして戦わないといけない」状況下にあり、またそれを自ら選択していく鉄華団の生き方は、凄く眩しく見えました。
主人公三日月も死んでしまうラストで、主役が敗戦し、死ぬラストを迎えるガンダムって今までなかったから、非常に衝撃でした。でもそもそも「主人公」でありながら、三日月の主観では物語は進んでいなかったですね。つまりはこの登場人物、全てが主人公であり、『それぞれの人生においての主役』を見事に演じ切ってくれていたんだな、と。だからラスタル様側が勝利し、マッキーと鉄華団が敗北しても、それも一つのストーリーとして成立してもおかしくない展開です。そしてこの展開が、このストーリーの事実になったわけです。でも彼らの戦いは全く無駄ではなかった。ちゃんと勝利者側も、その意思をくみ取って、ヒューマンデブリはなくなり、自治権が独立し、ちゃんと地に足をつけて生きる生き方を、鉄華団のみんなが勝ち取ってくれました。それこそ、本当の勝者だと思います。そしてまたそのバトンを受けて走って行って―――ちゃんと繋がっていって、きっとアカツキ君が大きくなった時には、君のお父さんたちが戦って勝ち取った素晴らしい世界で生きていくことができるんだよ。
このオルフェンズという物語は、主役の三日月でもなくオルガでもなく、多分一番傍で彼らを見てきたクーデリアさんとアトラの主観で綴られていった話だと思います。その彼女たちが彼らが残した功績を語り継いでいってくれたら、彼らの意思はずっとこの地に残っていくと思うので、いつかアカツキ君達に伝えていって欲しいです。
ともかく、全50話。すごく話も内容も濃く、バトルもかっこよくて面白かったです!!
本当に鉄華団、スタッフの皆さん、お疲れ様でした!!。

そして、新番組も始まりました!
『銀の墓守り』:この時間ですっかり定着しました、中国スタジオ制作のアニメ化作品です。
元々墓場だったところに作られたという真陵学園。そこに通う陸水銀は学校のバイトをしながら生活をしている貧乏学生。水泳もできず、おぼれかけたところを学園理事長の娘である超お嬢様のヒロイン:陸怜に助けられるほど。しかし彼女に助けられた水銀には、実は夜な夜な襲い掛かってくる悪霊たちから学園を守るという、超祓魔の力を持って、一人過酷な戦いを続けているのであった―――という第一話でした。
ここの作品のシリーズ伝統の「異能力を持った主人公のバトルストーリー」がメインですね。今回は15分アニメなので、前作前々作では30分でもいまいち補完できずに終了していましたが、今回は大丈夫かな。それだけが心配。
日本版の声優さんは凄い人たちですので、声の技術はバッチリそう。そこは安心して見ていられそうです。
『進撃の巨人 Season2』:説明不要の人気漫画原作アニメ化の第2期シリーズです。前回はアニが実は巨人だったことが判明したものの、彼女はクリスタルの中に自らを閉じ込めてしまい、事件の詳細は聞けないままのところで終了しましたが、今回はその続きから。
いきなりハンジさんが喜びそうな「壁が巨人でできている!」というとんでもない事実が判明(←まだはっきりとはしていませんけど)。でも流石のハンジさんも怒り心頭でしたね。命がけで戦っているのに、教会はこんなことをしていたなんて。そして更にあの大型巨人を超えるデカサの獣の巨人、ついに登場!しかも会話可能!この獣の巨人はいわゆる一般的な巨人を統制できるようですし、更に知的に発達しているので、立体機動兵器まで分析用に持って行ってしまいましたから、今度は戦うにも巨人もチーム戦で立体機動兵器対策もしてきそうなので、どうにもどんどん人間側が不利になってきているようにしか見えない!Σ( ̄□ ̄|||) でも知的な面ではエレンもアニも巨人化したときは話はできなかったので、あの獣の巨人は一体どうなっているのか・・・また謎が出てきてます。
そして包み隠すことなく、残虐な捕食シーンも描かれておりますので、ますます恐怖。前回は「巨人以上に人間が怖い」と言いましたが「やっぱり巨人も怖い」。果たしてどうやって打開していくのか、ハラハラしながら見守りたいと思います。
『GRANBLUE FANTASY The Animation』:スマホオンラインゲームでおなじみ、グラブルのアニメ化です。といってもかもしたはスマホ持っていないので、グラブったこともないし(笑)1000万円の優待券でちくわも貰ったことがない人(笑)なので、初見でした。
覇権国家エルステ帝国に囚われていた謎の少女:ルリアと、彼女を助けた帝国の騎士:カタリナが逃亡途中、突如ルリアの力によって飛空艇が爆発。ルリアは地上に吹き飛ばされる。その爆破と光を見た主人公:グレンは森が火事になることを恐れて、相棒のドラゴン:ビィとともに森を捜索していたところ、倒れているルリアと出会う。帝国の追ってから逃げる二人はカタリナと再会し、一時優勢にみられるも、帝国大尉のポンメルンに行く手を阻まれる。ポンメルンの攻撃でグレンは瀕死となるが、ルリアの不思議な力によって一命をとりとめ、目覚めた二人はバハムートを召還する―――という第一話でした。
何しろCMの刷り込み(笑)が大きくて、登場人物が多そう・・・というイメージの下に見ていましたから、ストーリーがどういう展開なのか、全く想像がつきません。でも飛空艇での冒険描写がすごく多かったので、世界中を巡るそうだニアストーリーになっているのではないかと期待。冬アニメが結構ファンタジーRPGものが多かったので、今期はこちらに期待したいと思います。

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