台風が去ったと思ったら・・・何なんでしょう、この暑さ(--)
10月、ですよね・・・確かに10月のはず。10月って大体20℃そこそこですよね、平均。
とりあえず今のところ7日は雨の予報ではないようなんですが、怪しい動きの25号もいますし、こっちには来ないで欲しいな。
で、暑いではなく熱くなってきたのが新番組。10月に入って一気に増えてきましたが、先ずは最終回をちょろっと感想。
『はねバド!』:漫画原作のアニメ化でした。今期割とあったスポーツものの、バドミントンの世界です。
北小町高校の女子バドミントン部主将:荒垣なぎさは3年生。高校最後の大会を前に自他に厳しすぎて、他の部員からは退かれてしまっていた。というのも、彼女は中学最後の試合でスコンク(完敗)を期してしまい、その後悔から厳しくなっていたのだが、そこにやってきた新人コーチの立花健太郎と、彼が見つけてきた一人の一年生で部の空気が変わる。一年生の名は羽咲綾乃。彼女は3年前になぎさをスコンクにした相手だった。 この羽咲綾乃は最初バドミントン部への入部を嫌がっていた。彼女はバドミントン全日本で10連勝の有名選手を母に持ち、彼女が綾乃を置いて家を出て、外国で別の選手を育成していることから、バドミントンに対して憎しみにも似た感情を抱いていた。合宿でフェリシア女学院の留学生:コニーが母が育てた選手と知り、バドミントンで叩きのめす。そこから綾乃はバドミントンを「母への復讐の道具」とし、試合相手どころか、同じ部員、ことになぎさに対しても執拗な挑発を繰り返す。
地方大会で綾乃となぎさはくしくも決勝で対戦。復讐のために戦う綾乃だったが、スコンクの屈辱を乗り越えたなぎさの戦いと、仲間たちの応援にようやく「戦うことの楽しさ」を思い出す。結果、なぎさが優勝し、綾乃は負けてしまうが、友人や部員たちが自分を最後まで見捨てなかったことに感謝する。そして今度は心からなぎさとのプレイを楽しむのだった―――というストーリーでした。
最初見た時は、気弱な天才プレイヤーの主人公の話かと思っていたんですが・・・どんどん闇落ちしていく(怖)彼女に「これが主人公でいいのか?」と心から心配しましたよ。先輩を「ちゃん」付けで呼び、「自分には誰も敵わない」と黒いオーラを発揮しまくる綾乃ちゃん。普段と試合の時と表情もですが、スタイルも全く別人。見ていて息苦しくて、とってもスポーツものの主人公としては共感できなかったですね。それでも最後まで見たのは、なぎさがもう一人の主人公として屈辱を乗り越えて精神的に強くなっていく姿が見られたことと、綾乃も最後は変わってくれるんじゃないかな、と思ったから。予想通りの結末にはなってくれましたが、綾乃のふてぶてしい態度は改心しても治っていなかった!Σ( ̄口 ̄|||)←地なんですね。でも言葉にちょっと親しみが込められていたので、「はやく(試合)やろうよ~」も心から楽しんでプレイを願っていたように感じました。それだけでもよかったな。
『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』:オリジナルアニメです。
リスヴァレッタという国家は繁栄の裏で「アンセム」という危険薬物がはびこっていた。主人公の巡査:キリルはヒーローを夢見て警察官になったものの、これといった活躍ができず、むしろ彼の妄想に巻き込まれ、迷惑がっている警察署長は彼を排除したがっていた。そんなキリルの非番の日、アパートの大家から迷いネコ探しを頼まれたキリルは捜索途中でアンセム絡みの事件に巻き込まれる。そこに現れた「アンセム」専門捜査官:ダグと出会い、たまたまチームを組んで、これに対処する。後日、キリルは警察署から、アンセム専門捜査機関『ダブルデッカー』に異動となり、ダグとチームを組むことになった―――という第1話でした。
一見した限り「・・・『タイバニ』?」と思いましたが、なんとなく世界感が似ているんですよね。まぁ制作会社が同じだから、というのもあるんですが、キャラデザもなんとなく桂さんに似てる(違う人ですけど)。 タイバニは「不器用な勢い任せのおっさん&スマートな若手」でしたが、こっちは「ベテランのスマートなおっさん&勢いだけで突っ走る若手」な感じ。タイバニとポジションは逆ですが、ある意味セオリーですね。なので、セオリーはありふれていて、安定していますが、目新しさがあまりないのが欠点。そこをどう克服して面白いストーリーに仕立てていくのか、そこを楽しみに見たいと思います。
『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』:これは楽しみにしていました!台湾の人形劇の2期目です。1期目であまりの優美さに見惚れておりましたが、ついに2期目が登場です!
殤不患は前作の問題となった魔剣:天刑劍を封印した目録を、丹翡の紹介で同じ鍛劍祠であり、剣の封印に長けた東離でも難攻不落と謳われる護印師の砦、仙鎮城のその城主、伯陽侯(ハクヨウコウ)の手に目録を委ねる。だが砦を出た殤の元に、西幽での旧友、浪巫謠(ロウフヨウ)と聆牙(リョウガ)が駆けつけ、仇敵である禍世螟蝗(カセイメイコウ)の部下の蠍瓔珞(カツエイラク)が、目録を求めて東離に潜入していることを知らされる。慌てて伯陽侯の元へと引き返すと、仙鎮城は既に蠍瓔珞の手に落ちていた。必死に目録を奪い返そうとする殤。浪巫謠の助けもあり、何とか蠍を退かせたものの、目録の半分を奪われてしまった―――という第1話でした。
人気のシリーズで、しかも最近では宝塚でも演じられていましたが、本当に耽美で人形の動きと思えない程快活な演技と剣劇に圧倒されます。
相変わらず苦労を背負ってしまう殤と、相変わらず人を騙くらかして(苦笑)何かしでかそうとしている凜雪鴉。この二人がまた再会して、共に戦うのか、果ては敵となるのか? 相変わらず凜雪鴉の飄々とした物腰と話しっぷりが素敵すぎ。鳥海さんだけに、どうにもじじい(とうらぶ)と被るんですが、それもまた魅力の一つ。あの耽美さにぴったりさなんですよねv ストーリーだけでなく、本当に人形の芸術作品としても楽しめます。続きが楽しみです!
『あかねさす少女』:こちらもオリジナルアニメのようです。ゲームも今後開発される総合メディアになるようです。
高校「鉱石ラヂオ研究会」の部員:明日架、優、みあ、奈々、クロエは、ネットで知ったという、神社で4時44分にラジオの周波数で別世界を開くための儀式を行っていた。が、無論何の変化もない。だがある日、帰り際にクロエが変わった形の意志を拾う。それを鉱石ラジオに仕掛けると、不思議な何かが流れてきた。それに反応した周波数に合わせ、再び儀式を執り行ってみたところ、次の瞬間、一面金色の世界。さらに、奇妙な生物に襲われた彼女たちだが、何者かが窮地を救う。それは明日香にそっくりの少女だった。現世に彼女たちを送り返した少女はそこで力尽き、明日香の家に一晩厄介になることに。そこで少女は明日香に、行方不明の弟がいることを知る。その少女:アスカは翌朝、明日香に何も言わず彼女がいた金色の世界に戻るが、大事にしていたペンダントを明日香の家に忘れてきてしまう。ペンダントに気づいたアスカガ中を見ると、そこには居なくなった弟:今日平の姿が写っていた―――という第1話でした。
異世界物、ではないのですが、どうにも異世界で戦闘シーンがあるため、明日香たちも次第にそれに参戦していく形になるのかな?ゲームではそれが主らしいですが。最初はただの興味本位だったはずですが、明日香自身に「今日平」の存在が判り、もしかしたらアスカを追って、「今日平を探しに行く」ということがストーリーの本筋になりそう。
今後はどうストリーが展開して、アスカの正体や、貼られた伏線がどう回収されていくか、見ていきたいと思います。
『転生したらスライムだった件』:Web小説からオフ化、そして今期アニメ化です。結構以前からCMでも登場していました。
主人公の三上悟は順風満帆の人生(彼女がいれば…)を歩いてきたが、ある日、後輩の結婚話を聞かされに繁華街に出たところ、通り魔によって殺害されてしまう。意識が遠のく中、謎の声が自分の希望を承認していくつぶやきが聞こえる。そして気が付いたら、目は見えず、口もきけず、手足もない。だが転がりながら触れたものを吸収していくことは判る。そのまま行き着いた先は、どうやら洞窟らしく、そこではある声が「自分の姿を見ても驚かない・時々話し相手になって欲しい」という望みを叶えれば、目をみえるようにしてやる、といい、悟はそれを承諾する。そして目が見えた悟は自分がスライムになっていること、さらに声は巨大龍のヴェルドラということを知る。また悟が持つアビリティが高いことを教えてくれたヴェルドラと悟は友達の約束を交わした―――という第1話でした。
スライムといえば『ドラクエ』でおなじみのレベル1の低級モンスターですよ。大体最初の経験値稼ぎのために散々潰されまくるモンスターですが、ありえないアビリティを持つ辺りがまさにチートです。おかげで雑魚どころかとんでもないモンスターです。しかもバックには巨大龍までついていますから、なんか無敵。果たして吸収能力を持つ悟改めスライムが、どんな冒険譚を綴ってくれるか、見守りたいと思います。
『宇宙戦艦ティラミス』:漫画原作のアニメ化。半年くらい前に1期を放送していましたが、その続きの15分アニメです。
重度のコクピット依存症の主人公:スバルは、敵となって戦っていた兄と地球へ落下。この続きからスタートです。
ここは兄弟一致協力して状況確認に行きますが、ちょっと目を離したすきに、デュランダルが駐車違反でレッカー移動。それによりスバルがパニックを起こしていたところに、地球連邦軍が事情聴取にやってくる。イチノセ兄弟は結局連邦軍に連れていかれるが、そこで出会ったのは、何と二人の父親だった―――という第1話でした。
相変わらずバカなことを真面目に考える・・・ノリは先日まで放送していた『ぐらんぶる』と同じ(笑) 酒と女じゃなく引きこもり生活の充実ですけどね。とにかく面倒くさい兄弟だけでも鬱陶しいのに、今度はその父ですよ。あの二人を生産・・・いや、育てた父は、どうやら連邦軍のかなりの地位にいるようですが、輪をかけて変な人じゃないことを祈りたいです(-人-) でも元々の遺伝子だからな・・・
『軒轅剣 蒼き曜』:原案は台湾のゲームのようです。
舞台の太白帝国は『機関獣』を量産し、強大な武力によって神州大地を掌握。更なる国土を求め、世界征服を目論み、あらゆる都市を潰しては、その国の人間を奴隷として使役していた。
太白歴99年、太白帝国と、それに抗う反抗軍との戦闘が各地で続いていた。
主人公となる苻 殷と苻 寧の姉妹は遡ること3年前、帝国軍の襲撃によって両親を妹:寧の両腕を奪った。その後二人は村々を回る旅芸人で生計を立てていたが旅の途中、姉の殷は水を探しに村の家を訪ねたところで化け物に襲われ、床を踏み外す。そこには井戸のようなものがあり、偶然、数百年間置き去りにされていた『天書』を手にする。そして旅回りした先で太白軍の攻撃に出くわした姉妹は、天書から現れた人型兵器と伝説の剣『軒轅剣』で太白軍を撃退する。
一方そのころ、姉妹の幼馴染みの少年蒲 釗は太白の奴隷となっていた。蒲釗は、廃棄された機械を集めては夜な夜な作品を作っており、そこで謎の少女と出会う。二人はやがて親しくなっていくが、それを見た兵士が蒲が反乱分子であるとみなし捕まえる。処刑もあり得る状況で裁判の座にやってきた皇帝は、なんとあの謎の少女だった。彼女は蒲の技術力を見込み、帝国の戦闘装置“機関獣”の設計をする地位を与え、彼もまたそれを受け入れるのだった―――という第1話でした。
ここまで見ると、多分反抗軍にはいる苻姉妹と、敵の立場となる蒲とのドラマが一番大きな軸になりそうですね。無論バトルも迫力がありそうですが、人間ドラマがかなり入り組み、しかも視点が反抗軍・帝国軍の両者からあるので、(帝国の方が悪に変わりはないんですが)どちらの立場に立っても感情移入できると思います。続きをじっくり見てみたいですね。
10月、ですよね・・・確かに10月のはず。10月って大体20℃そこそこですよね、平均。
とりあえず今のところ7日は雨の予報ではないようなんですが、怪しい動きの25号もいますし、こっちには来ないで欲しいな。
で、暑いではなく熱くなってきたのが新番組。10月に入って一気に増えてきましたが、先ずは最終回をちょろっと感想。
『はねバド!』:漫画原作のアニメ化でした。今期割とあったスポーツものの、バドミントンの世界です。
北小町高校の女子バドミントン部主将:荒垣なぎさは3年生。高校最後の大会を前に自他に厳しすぎて、他の部員からは退かれてしまっていた。というのも、彼女は中学最後の試合でスコンク(完敗)を期してしまい、その後悔から厳しくなっていたのだが、そこにやってきた新人コーチの立花健太郎と、彼が見つけてきた一人の一年生で部の空気が変わる。一年生の名は羽咲綾乃。彼女は3年前になぎさをスコンクにした相手だった。 この羽咲綾乃は最初バドミントン部への入部を嫌がっていた。彼女はバドミントン全日本で10連勝の有名選手を母に持ち、彼女が綾乃を置いて家を出て、外国で別の選手を育成していることから、バドミントンに対して憎しみにも似た感情を抱いていた。合宿でフェリシア女学院の留学生:コニーが母が育てた選手と知り、バドミントンで叩きのめす。そこから綾乃はバドミントンを「母への復讐の道具」とし、試合相手どころか、同じ部員、ことになぎさに対しても執拗な挑発を繰り返す。
地方大会で綾乃となぎさはくしくも決勝で対戦。復讐のために戦う綾乃だったが、スコンクの屈辱を乗り越えたなぎさの戦いと、仲間たちの応援にようやく「戦うことの楽しさ」を思い出す。結果、なぎさが優勝し、綾乃は負けてしまうが、友人や部員たちが自分を最後まで見捨てなかったことに感謝する。そして今度は心からなぎさとのプレイを楽しむのだった―――というストーリーでした。
最初見た時は、気弱な天才プレイヤーの主人公の話かと思っていたんですが・・・どんどん闇落ちしていく(怖)彼女に「これが主人公でいいのか?」と心から心配しましたよ。先輩を「ちゃん」付けで呼び、「自分には誰も敵わない」と黒いオーラを発揮しまくる綾乃ちゃん。普段と試合の時と表情もですが、スタイルも全く別人。見ていて息苦しくて、とってもスポーツものの主人公としては共感できなかったですね。それでも最後まで見たのは、なぎさがもう一人の主人公として屈辱を乗り越えて精神的に強くなっていく姿が見られたことと、綾乃も最後は変わってくれるんじゃないかな、と思ったから。予想通りの結末にはなってくれましたが、綾乃のふてぶてしい態度は改心しても治っていなかった!Σ( ̄口 ̄|||)←地なんですね。でも言葉にちょっと親しみが込められていたので、「はやく(試合)やろうよ~」も心から楽しんでプレイを願っていたように感じました。それだけでもよかったな。
『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』:オリジナルアニメです。
リスヴァレッタという国家は繁栄の裏で「アンセム」という危険薬物がはびこっていた。主人公の巡査:キリルはヒーローを夢見て警察官になったものの、これといった活躍ができず、むしろ彼の妄想に巻き込まれ、迷惑がっている警察署長は彼を排除したがっていた。そんなキリルの非番の日、アパートの大家から迷いネコ探しを頼まれたキリルは捜索途中でアンセム絡みの事件に巻き込まれる。そこに現れた「アンセム」専門捜査官:ダグと出会い、たまたまチームを組んで、これに対処する。後日、キリルは警察署から、アンセム専門捜査機関『ダブルデッカー』に異動となり、ダグとチームを組むことになった―――という第1話でした。
一見した限り「・・・『タイバニ』?」と思いましたが、なんとなく世界感が似ているんですよね。まぁ制作会社が同じだから、というのもあるんですが、キャラデザもなんとなく桂さんに似てる(違う人ですけど)。 タイバニは「不器用な勢い任せのおっさん&スマートな若手」でしたが、こっちは「ベテランのスマートなおっさん&勢いだけで突っ走る若手」な感じ。タイバニとポジションは逆ですが、ある意味セオリーですね。なので、セオリーはありふれていて、安定していますが、目新しさがあまりないのが欠点。そこをどう克服して面白いストーリーに仕立てていくのか、そこを楽しみに見たいと思います。
『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』:これは楽しみにしていました!台湾の人形劇の2期目です。1期目であまりの優美さに見惚れておりましたが、ついに2期目が登場です!
殤不患は前作の問題となった魔剣:天刑劍を封印した目録を、丹翡の紹介で同じ鍛劍祠であり、剣の封印に長けた東離でも難攻不落と謳われる護印師の砦、仙鎮城のその城主、伯陽侯(ハクヨウコウ)の手に目録を委ねる。だが砦を出た殤の元に、西幽での旧友、浪巫謠(ロウフヨウ)と聆牙(リョウガ)が駆けつけ、仇敵である禍世螟蝗(カセイメイコウ)の部下の蠍瓔珞(カツエイラク)が、目録を求めて東離に潜入していることを知らされる。慌てて伯陽侯の元へと引き返すと、仙鎮城は既に蠍瓔珞の手に落ちていた。必死に目録を奪い返そうとする殤。浪巫謠の助けもあり、何とか蠍を退かせたものの、目録の半分を奪われてしまった―――という第1話でした。
人気のシリーズで、しかも最近では宝塚でも演じられていましたが、本当に耽美で人形の動きと思えない程快活な演技と剣劇に圧倒されます。
相変わらず苦労を背負ってしまう殤と、相変わらず人を騙くらかして(苦笑)何かしでかそうとしている凜雪鴉。この二人がまた再会して、共に戦うのか、果ては敵となるのか? 相変わらず凜雪鴉の飄々とした物腰と話しっぷりが素敵すぎ。鳥海さんだけに、どうにもじじい(とうらぶ)と被るんですが、それもまた魅力の一つ。あの耽美さにぴったりさなんですよねv ストーリーだけでなく、本当に人形の芸術作品としても楽しめます。続きが楽しみです!
『あかねさす少女』:こちらもオリジナルアニメのようです。ゲームも今後開発される総合メディアになるようです。
高校「鉱石ラヂオ研究会」の部員:明日架、優、みあ、奈々、クロエは、ネットで知ったという、神社で4時44分にラジオの周波数で別世界を開くための儀式を行っていた。が、無論何の変化もない。だがある日、帰り際にクロエが変わった形の意志を拾う。それを鉱石ラジオに仕掛けると、不思議な何かが流れてきた。それに反応した周波数に合わせ、再び儀式を執り行ってみたところ、次の瞬間、一面金色の世界。さらに、奇妙な生物に襲われた彼女たちだが、何者かが窮地を救う。それは明日香にそっくりの少女だった。現世に彼女たちを送り返した少女はそこで力尽き、明日香の家に一晩厄介になることに。そこで少女は明日香に、行方不明の弟がいることを知る。その少女:アスカは翌朝、明日香に何も言わず彼女がいた金色の世界に戻るが、大事にしていたペンダントを明日香の家に忘れてきてしまう。ペンダントに気づいたアスカガ中を見ると、そこには居なくなった弟:今日平の姿が写っていた―――という第1話でした。
異世界物、ではないのですが、どうにも異世界で戦闘シーンがあるため、明日香たちも次第にそれに参戦していく形になるのかな?ゲームではそれが主らしいですが。最初はただの興味本位だったはずですが、明日香自身に「今日平」の存在が判り、もしかしたらアスカを追って、「今日平を探しに行く」ということがストーリーの本筋になりそう。
今後はどうストリーが展開して、アスカの正体や、貼られた伏線がどう回収されていくか、見ていきたいと思います。
『転生したらスライムだった件』:Web小説からオフ化、そして今期アニメ化です。結構以前からCMでも登場していました。
主人公の三上悟は順風満帆の人生(彼女がいれば…)を歩いてきたが、ある日、後輩の結婚話を聞かされに繁華街に出たところ、通り魔によって殺害されてしまう。意識が遠のく中、謎の声が自分の希望を承認していくつぶやきが聞こえる。そして気が付いたら、目は見えず、口もきけず、手足もない。だが転がりながら触れたものを吸収していくことは判る。そのまま行き着いた先は、どうやら洞窟らしく、そこではある声が「自分の姿を見ても驚かない・時々話し相手になって欲しい」という望みを叶えれば、目をみえるようにしてやる、といい、悟はそれを承諾する。そして目が見えた悟は自分がスライムになっていること、さらに声は巨大龍のヴェルドラということを知る。また悟が持つアビリティが高いことを教えてくれたヴェルドラと悟は友達の約束を交わした―――という第1話でした。
スライムといえば『ドラクエ』でおなじみのレベル1の低級モンスターですよ。大体最初の経験値稼ぎのために散々潰されまくるモンスターですが、ありえないアビリティを持つ辺りがまさにチートです。おかげで雑魚どころかとんでもないモンスターです。しかもバックには巨大龍までついていますから、なんか無敵。果たして吸収能力を持つ悟改めスライムが、どんな冒険譚を綴ってくれるか、見守りたいと思います。
『宇宙戦艦ティラミス』:漫画原作のアニメ化。半年くらい前に1期を放送していましたが、その続きの15分アニメです。
重度のコクピット依存症の主人公:スバルは、敵となって戦っていた兄と地球へ落下。この続きからスタートです。
ここは兄弟一致協力して状況確認に行きますが、ちょっと目を離したすきに、デュランダルが駐車違反でレッカー移動。それによりスバルがパニックを起こしていたところに、地球連邦軍が事情聴取にやってくる。イチノセ兄弟は結局連邦軍に連れていかれるが、そこで出会ったのは、何と二人の父親だった―――という第1話でした。
相変わらずバカなことを真面目に考える・・・ノリは先日まで放送していた『ぐらんぶる』と同じ(笑) 酒と女じゃなく引きこもり生活の充実ですけどね。とにかく面倒くさい兄弟だけでも鬱陶しいのに、今度はその父ですよ。あの二人を生産・・・いや、育てた父は、どうやら連邦軍のかなりの地位にいるようですが、輪をかけて変な人じゃないことを祈りたいです(-人-) でも元々の遺伝子だからな・・・
『軒轅剣 蒼き曜』:原案は台湾のゲームのようです。
舞台の太白帝国は『機関獣』を量産し、強大な武力によって神州大地を掌握。更なる国土を求め、世界征服を目論み、あらゆる都市を潰しては、その国の人間を奴隷として使役していた。
太白歴99年、太白帝国と、それに抗う反抗軍との戦闘が各地で続いていた。
主人公となる苻 殷と苻 寧の姉妹は遡ること3年前、帝国軍の襲撃によって両親を妹:寧の両腕を奪った。その後二人は村々を回る旅芸人で生計を立てていたが旅の途中、姉の殷は水を探しに村の家を訪ねたところで化け物に襲われ、床を踏み外す。そこには井戸のようなものがあり、偶然、数百年間置き去りにされていた『天書』を手にする。そして旅回りした先で太白軍の攻撃に出くわした姉妹は、天書から現れた人型兵器と伝説の剣『軒轅剣』で太白軍を撃退する。
一方そのころ、姉妹の幼馴染みの少年蒲 釗は太白の奴隷となっていた。蒲釗は、廃棄された機械を集めては夜な夜な作品を作っており、そこで謎の少女と出会う。二人はやがて親しくなっていくが、それを見た兵士が蒲が反乱分子であるとみなし捕まえる。処刑もあり得る状況で裁判の座にやってきた皇帝は、なんとあの謎の少女だった。彼女は蒲の技術力を見込み、帝国の戦闘装置“機関獣”の設計をする地位を与え、彼もまたそれを受け入れるのだった―――という第1話でした。
ここまで見ると、多分反抗軍にはいる苻姉妹と、敵の立場となる蒲とのドラマが一番大きな軸になりそうですね。無論バトルも迫力がありそうですが、人間ドラマがかなり入り組み、しかも視点が反抗軍・帝国軍の両者からあるので、(帝国の方が悪に変わりはないんですが)どちらの立場に立っても感情移入できると思います。続きをじっくり見てみたいですね。