うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2019春アニメ最終回①

2019年06月22日 17時56分33秒 | アニメ
暑かったり、急に雨が降ってきたり、まだまだ落ち着かない天気で、少々頭痛のかもしたです
今日は通院日だったんですが、何だか半分眠くてちゃんと行ってきたか覚えていない(笑) 薬はあるから多分行ってこられたのでしょう。
記憶力がとんと落ちていますが、春アニメだけは見て、やや覚えてますw とりあえずサクサクっと感想を。
『さらざんまい』:今期のノイタミナ枠。幾原監督の最新作でした。
主人公の中学生:矢逆 一稀と久慈 悠と陣内 燕太は、ある日地元のカッパの像の前でケッピという河童と出会うが、帰ると間違えたことで怒ったケッピから、河童の姿に変えられてしまう。元に戻りたければ、カッパゾンビから欲望の権現「尻子玉を取ってくることで願いの皿に変え、元の姿に戻す。」と言われ、戦いに勝ち尻子玉をGET。銀のさら5枚か、金の皿だったら1枚で願いが叶うのだが、尻子玉を抜く時、その力のせいで一緒にいるメンバーに自分の欲望を共有するという副作用が出る。弟の怪我の負い目(本当は一稀の所為ではない)を負う一稀、犯罪者の兄と生きようとする悠、一稀に自分以外の誰とも仲良くして欲しくない燕太、秘めたる欲望を共有してしまい、それぞれが「みんな自分に幻滅したのでは」と思い、上手く距離が取れなくなってしまう。しかし、欲望の権現たるカワウソがレオとマブを使い、尚もゾンビを生み出してくる。皿が集まるにつれ、バレた以上、互いが自分の欲望を叶えようと必死になったところで燕太が皿を盗み出す。そこにレオが来て燕太が撃たれて皿を奪われてしまう。同じころ兄を殺された悠が皿を集めに来て、マブを助けようとするレオを殺してしまう。一稀は燕太の命を救いたく悠に願い出る。対峙する二人だったが最終的に燕太を救うこととなった。手下が居なくなったカワウソはついに自ら出撃。今度こそ自分たちの欲望ではなく、本当に仲間たちとの繋がり合いを求めた3人が尻子玉を抜き圧勝。ケッピは元の姿に戻り、3人は河童の姿の呪いが解ける。心を入れ替えた悠は少年院で罪を償い出所。誰もいないと思っていた悠の前に、彼とのつながりを求めた一稀と燕太が迎えに来た―――というストーリーでした。
幾原監督といえば、この独自のミュージカル仕立ての世界感と同性への慕思。相手への憧れ故にGLとかBLにちょっと足を踏み入れそうになったギリギリの感性の登場人物たちが活躍しますが、今期もご多分に漏れず、全開でしたw
でも、この憧れと嫉妬との曖昧な境界部分が非常によく表現されているんですよね。思春期のモヤモヤがまさにこんな感じ。みんな思春期になると、誰でも一つや二つ言えない悩みを持っていますが、その欲を押し通したい=けど、言えばみんなに退かれて繋がりが消える事への恐れ。この2者択一的な部分を非常にコミカルに描いていました。
最終的には「その欲も全て聞いて受け入れ繋がってくれるのが、真の親友」という、ある意味本当に金の皿をGETできました。よかったですねv ちなみにキャラ的にはレオマブの人気が凄かったですね!(笑) 奴らがやると本当にBLチックなんですが、二人もそれぞれ欲望を抱えていたけど、それは互いのためでした。悪役かと思っていたら憎めないキャラでしたね。みんな一味効いてて面白かったです。浅草行ったときは「さらざんまいっ!」って叫ぼうと思いますw
『BAKUMATSUクライシス』:乙女ゲームのアニメ化2期目。前回無限斎を倒し、一件落着と思いきや、まだ時辰儀が壊れていないことと、新たな2代目無限斎の誕生で、高杉と桂は時辰儀を探し続ける。だが時の流れの中で見た正しい世界では高杉が病で死んでしまうことを桂が知り、高杉より先に時辰儀お見つけ出そうと、独自で調査を進めていた。桂の動きを疑う高杉。そんな中2代目無限斎の隣に現れた森蘭丸の件で、新選組も無限斎を疑い始める。紆余曲折の末、時辰儀を手にしたのは坂本龍馬。正しい世を作ると高杉が死ぬことを聞かされた龍馬もまた時辰儀の使用に悩む。そんな中、ついに高杉達と新選組+スサノオ十二将との全面対決が勃発。その中で新選組近藤は無限斎の正体が土方であることを知る。土方を止めようとする近藤だったが、逆に追い詰められる。十二将を新選組と共に倒すと全員過去に飛ばされてしまう。そこは200年前の世界で、スサノオと一体化した土方が巨椋池へと侵攻する。そこを潰せば武士の世が終わらなくなる。新しい世を作るために高杉や新選組たちは土方と戦い勝利。しかし元の時代に戻るには、坂本の時辰儀が必要である。桂が高杉に事の死因実をようやく明かすが、高杉は「自分の運命は自分で切り開く」と一掃。200年後の龍馬がメッセージを受け取り時辰儀を使用。全員が元の時代に、そして正しい世の流れの中に戻ってきた―――というストーリーでした。
今回はどちらかというと時辰儀を探しながら、それぞれのキャラクターの、個別ストーリーがメインだった感じです。元々のゲームが推しを落とす(笑)のが目的なので、ある意味ゲームに近い作りになっていたと思います。
最終的には正しい歴史に戻った・・・ではなく、まだ幕末の手前で、これから色んな騒動が起こり始めるところに戻ったため、みんなそれぞれ以前の記憶がなくなりました。それでも多分高杉さんは思うままに生き抜くことでしょうね。歴史はまさに人が創り出すもの、であります。スッキリとした完結で良かったです。
『川柳少女』:少年漫画作品のアニメ化でした。
主人公の雪白七々子は、話すことが苦手で、代わりに短冊に川柳を書くことで自分の意思を伝える。その後、七々子と彼女が慕う毒島エイジは同じ高校に入学し文芸部に入部する。そして、文芸部の部長・片桐アマネ、エイジの姉貴分・大月琴、美術部員・矢工部キノ、占い師・花買タオと賑やかな学園生活を送る日々―――を描いた作品でした。
少年マガジンでこんなおっとりの女の子が主人公の漫画というのは珍しいです。でも、おっとり・・・ではなく、一途に毒島君を慕ったり、時には積極的に行動するあたり、決して引っ込み思案ではないと思いますが・・・。ヤンキーの毒島君は、七々子ちゃんがしゃべらなくてもちゃんとわかってくれるし、気持ちも汲んでくれるいい人です。ある意味理想のCPですよ。でも外見じゃなく、ちゃんとその人の真の姿を見ることができる七々子ちゃんもいい子です。見ていてほのぼのできるCP&ストーリーでした。
『みだらな青ちゃんは勉強ができない』:こちらもマガジン連載の漫画原作のアニメ化でした。
主人公は高校生堀江青。自身の名前がみだらな行為から名づけられているため、その言葉の意味を正しく理解してからは自身の名前に絶望し、名付け親である父親を憎んでいる。そのため、大学進学後は父親からできるだけ遠く離れて一人暮らしをしたいと願っているが、父親は有名国立大学に進学することを条件に出したため、青は遠い地方の国立大学に合格すべく、クラスでは女子も含めて誰ともつるまず青春を犠牲にする覚悟で勉強に取り組んできたのだった。 しかし、クラスメイトで、女子の人気も高い木嶋拓海だけは、何かと青に積極的に声をかけていた。青は官能小説家である父の影響で元々エロに関する知識だけは豊富だったため、「男は性欲の塊、野獣」という先入観から異性を毛嫌いしており、木嶋のことは「リア充」と勝手に決めつけて特に毛嫌いしていたが、青は木嶋から告白され、それからというもの青は木嶋のことが頭から離れなくなる。終いには勉強に身が入らなくなるほど木嶋との卑猥な妄想を爆発させるようになり、突き放したり、心配したりと不可解な行動に自分でも悩み始める。最終的に木嶋くんとキスまでに至ったが、その分勉強に身が入らず、模試でAを取っていた志望校判定がEになるほど成績は急落した―――というストーリーでした。
父親が酷過ぎで(苦笑)、青ちゃんにはお気の毒・・・としか言いようがありませんが、いわゆる「頭でっかち」になりすぎて、現実に行動できなくなるパターンですね。おかげで性格も少々こじれているのですが、リアルでいたら多分「面倒くさい女」認定だと思われる青ちゃん、木嶋君が一途でいい人で良かったですよ。多分遊びでしか女を考えていない男だったら、さっさと置いて行くでしょうが、本気で青ちゃんの事しか見ていない人だからこそ、こうして気長に見守ってくれる…ある意味「本当の愛情」を選別できているのかも。
なかなか勉強と恋愛を両立させるのは難しいですが、青ちゃんには行為だけでなく「ピュアな男心」も勉強していって欲しいものです。はい。
『ひとりぼっちの〇〇生活』:こちらも漫画原作のアニメ化でした。
極度の人見知りで、登校でも人と会わないようにしてきた主人公の一里 ぼっち。唯一小学校で友達だったかいちゃんから「自分は別の中学に行くが、同じクラスの子全員と友達にならなければ絶交」と言われ、回避するために友達作りを実行しようとする。しかし自己紹介では緊張で嘔吐。また言葉をかわせば失神と、見るも当てられない惨憺たる状況に。唯一前の席であるなこちゃんに声をかけ、友人OKをしてもらえるが、友達作りが人の命令によるものと知ったなこに無視されてしまう。そこで助けてくれたアルと友人となり、機嫌を直したなことも復活。更に忍者に憧れるソトカとも子弟関係から友人となる。少しずつ友人を増やしていくことができたぼっち。しかし相変わらずの人見知りで、2年生に進級しても自己紹介でまたも嘔吐。友人になって欲しいと告白知れば失神の日々を繰り返すのだった――というストーリーでした。
リアルでも現在LINEとかのおかげで、人の顔見て話せない子が実際多いんですよー(--;) 人見知りでもないのに、人の顔色読んだり伺ったり全然できない。社会に出たら、絶対困ることだらけだろうな~と思うのですが、それはさておき。
この主人公のぼっちちゃんは、かなり重症の人見知りです。ここまで極端な子は現実にはいないでしょうけれど、人見知りの原因は恐怖心だけではなく、話方もちょっとアレ。幾ら素直でも「仲良しの友達に「クラス全員と友達にならないと絶交」と言われたから」と素直にクラスメイトに話せば、結局「自分の事を好きになってくれたわけではなく、人の指示でか!」と反発されるのが目に見えるのに、それが判らない。→相手に嫌われる→怖くなってまた話せなくなる、の泥沼パターン。
要は「自分自身がない」のですね。自分に少しでも自信が持てると、こういう発言はなくなってくるでしょうが、ぼっちは其れすらもまだないので。まぁこれだけ面倒見の良い友達ができたので、助けられながら少しでも成長していって欲しい・・・そして単なる漫画&アニメじゃなく、リアルでこうなりつつある世界なので、少しでも人の顔見て話そう。スマホの顔ばかり見てないで。と思います。

コメント
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