先日から続いていたのどの痛みがようやく引いてきた感じです。
熱は高くなかったので、必要なことは色々できたんですが、まだなんかだるい
そうこう言いながらもう明日は月曜日。仕事か・・・
そんな憂鬱な日々もアニメで癒されてます。
『文豪ストレイドッグス』:人気漫画原作のアニメ化続編、3シリーズ目でした。
今期は前半に中原中也がポートマフィアに入る前の『羊』でいたころの活躍が中心。後半は『死の家の鼠』達との戦い。ドフトエフスキーが組合のコンピューターに侵入し、組合の混乱と資産を強奪。更に福沢諭吉と森鴎外に死のウイルスを感染させ、武装探偵社とポートマフィアの全面戦争を引き起こし、共倒れを狙う。福沢と森も1対1での決戦を行おうとするが、そこに介入した夏目漱石により、二人の組織が一時的に協力体制を敷くよう指示。中でも水と油の中島と芥川の共闘でアジトを殲滅するが、ドフトエフスキーの姿がない。取り逃がしたかと思いきや、組合のリーダー:フィッツジェラルドの能力で居場所を突き止めた太宰により、ドフトエフスキーを捕らえることができた―――というスト―リーでした。
流石に登場人物が増えてきた(笑)お陰様で、近代文学の知識が少し増えた感じです(あくまで「少し」) 今期は組織戦に新たな組織『死の家の鼠』が介入したことで、更に自体が大きく揺らいでおりますが、今までになかった「共闘」のスタイルが出てきたことで、ちょっと各キャラクターの心理的な部分もクローズアップされた感じで、そこが面白かったです。何せモデルが文豪の皆さんですから、文学的にキャラクターの中で作者の主観が生きているので、そこを比較してみるのもまた一興。後この作品、人数が増えてもちゃんと一人一人の活躍の場がクローズアップされているので、推し作家目線で見るのも面白いですね。個人的には晶子さんの「ザ・解体ショー」が無かったのが残念(ヲイ)。原作はまだ続いておりますし、人気も高いので、きっとまた続編をアニメでやってくれるかなと思っております。それまでに、できるだけ近代文学に目を通しておこうかと・・・でもまだギャッツビーでさえ途中までしか読んでいないんだよな・・・。ドフトエフスキーに至っては読んだことないし。石田さんが折角中の人だったので、『罪と罰』読んでみようと思っております。
『ぼくたちは勉強ができない』:ジャンプ連載漫画のアニメ化でした。
主人公は一ノ瀬学園高校3年生:唯我成幸。家は赤貧なのだが、この学園では特に優秀な生徒に限り、大学進学にかかる全ての費用を学校側が負担する特別VIP推薦の制度があり、成幸はその推薦を獲得すべく日夜勉学に励んでいたものの、理系科目で緒方理珠に、文系科目では古橋文乃に後れをとっていた。
そんな中、成幸は推薦の審査面談にて学園長から条件付きで推薦を許可される。その条件とは、「理珠と文乃の2人の教育係に就き、2人が志望する大学に合格させる」ということだった。しかし、2人はいずれも他人が羨む才覚を持ちながらも、それぞれ不得手な分野に強い憧れや将来の夢を見いだしており、理系科目が得意な理珠は文系の大学、文系科目な文乃は理系の大学をそれぞれ志望していた。いずれも志望科目の成績は壊滅的で、またいずれも天性の才覚に頼るタイプであるため、互いに得意科目を教え合うのも上手くいかない。さらに成幸は、スポーツ特待生だが勉強全般が苦手な武元うるかの面倒も見ることになる。 しかしながら彼女らは成幸の指導で少しずつ確実に成績を上げていった。やがて彼女らの前任者だった桐須真冬と見解の不一致で対立するが、成幸の人柄に勝てないだけでなく、プライドの高さが故の失敗の後始末まで成幸が行うことに。また予備校で出会った先輩の小美浪 あすみの面倒まで見るようになってしまい、勉強の中、トラブルから恋愛モードと騒がしい日常に巻き込まれる成幸だった―――というストーリーでした。
「ハーレムマンガ・アニメ」っぽいですが、ちょっとその手前、くらいでしょうか。最初は勉強シーンありましたけど、流石にそれだけだとストーリーにならないし、恋愛絡ませないと盛り上がらない、ということで次第に勉強より恋愛話の方がメインストーリーになりつつあります(笑) いちおううるかだけは最初から成幸への恋心はありましたが、そのうち理珠にも意識され事故とはいえキスまでしてしまったことで意識してしまい、うるかの恋愛の応援しかしていなかった文乃も花火大会後、トラブルで一緒の部屋に成幸と泊ったことで意識が始まり成幸も同時に・・・。なのでこの模様ですと、受験当日ごろ恋愛前線の真っただ中にいそうです。ひとえに成幸の鈍さが招いていることなのですが、勉強しかしてこなかった成幸は、どこから見ても恋愛偏差値は最低ランクなので、この女子たちが彼の偏差値をどう上げていくかも見どころでしょうか。もう2期目決まっているので、無事に受験も恋愛も合格ラインに辿り着けるよう、続きも見ようかと思います。
『この音とまれ』:こちらも漫画原作のアニメ化でした。珍しく邦楽がテーマの青春物語でした。
主人公一人時瀬高校2年生の倉田武蔵は箏曲部員。1年次居場所のなかった倉田にとって、筝曲部は唯一の居場所だったが、先輩の卒業で部員が一人しかいなくなったことで廃部の危機に瀕していた。そこに突如現れた新入生でもう一人の主人公:久遠愛。有名な不良で部室を荒らしに来たと思い込んだ倉田は愛を追い出そうとするが、実は愛は亡くなった祖父の事もあり、真剣に筝曲をやりたがっていることを知る。無事に入部した愛に加え、箏の家元の娘・鳳月さとわや、愛の友人の足立実康・水原光太・堺通孝が入部したことで、部員不足による廃部の危機から脱する。しかし、愛のことを快く思わない教頭が箏曲部の廃部を目論んだため、部員たちは部の存続を懸けて、1か月後に全校生徒の前で演奏を披露することになる。 1か月後、演奏に臨んだ箏曲部の部員たちは、教頭から部の存続を勝ち取る。一方課題は山積し、非協力的な顧問:滝浪涼香やいじめ気質の来栖妃呂による部のかく乱などが起きるものの、何とかこれを乗り越え、来栖を部員に加えて計7名となった箏曲部は、関東地方の高校の箏曲部が出場する「関東邦楽祭」にエントリーする。合宿や他校との交流会を含め、次第に全員が真剣に琴に取り組みだす。そしていよいよステージに立つ筝曲部だったが、その前い合ったアクシデントで愛が負傷。滝沢から欠場するよう言われるが、自分の居場所と好きなものをようやく見つけた愛から拒否され、さらに倉田もそれを認め、全員でステージに立つ。途中愛の怪我に気づいたさとわが動揺したことで、皆のテンポが狂いだすが、一番上達の遅かった光太が踏ん張ったことで曲を立て直し、見事に『久遠』を引き切った―――というストーリーでした。
珍しい邦楽を取り扱った作品ですが、部活として青春ものとしてだけでなく、きちんと琴に向かう姿勢も描かれたいい作品だったと思います。前回も余談で「うちの母親が琴の師匠やっている」と書きましたが、高校にも教えに行っていたんですけれど毎回「教えるのが難しい。」と言っていました。多分愛君やさとわちゃんみたいにことに対してストイックな子たちなら教える側は割とやりやすいと思いますが、全く触れたこともなく、ましてや「行儀作法の授業」で、仕方なく選択した科目、だと大変かも。今になって母の苦労がよくわかりました。実はこの作品をずっと一緒に見ていたんですが、母の教え方は愛君がやっていた練習法そのもので、譜面見ないで音読で憶える方法なんですよ。なので愛君がその方法で練習していた時、一人で頷いていましたね(笑) あとは経験の少ない子たちにどう教えたらいいか、この作品では生徒同士で色々研究していましたけど、その辺りも随分参考になったようでした。「いい勉強になったわ~」とのことです。
ただ唯一二人で言っていたのは―――「ステージ終わった瞬間で最終回終了、はちょっと!!Σ( ̄口 ̄|||)」 …折角聞いていた他校の生徒たちが、何かを感じたらしいのにそれも解説もなく、舞台が終わった後の筝曲部の面々がどう感じたのか、成長した部分も一切描かれず、「久遠」弾き終わった瞬間CM→「ご覧のスポンサーの提供でお送りしました。」・・・以上・・・
「えぇ~~~~~!?」
やり切ったところでの、彼らの想いの描写は必要でしょ!?このために頑張ってきて、ステージで互いの演奏から感じたことの共有必要でしょ!?折角一番いい盛り上がるところを前でバッサリ切るって…(哀)
多分DVDとか特典でこの後の様子が描かれたものが封入されているのかな。あるいは2期やります!ならわかるんですけど、この最後は勿体なさすぎるのはかもした親子だけでしょうか??(ノД`)・゜・。
こうなったら2期目でこの瞬間からの続きを是非制作していただきたいです!!(消化できてない)
『群青のマグメル』:中国で連載している漫画原作のアニメ化作品でした。
突然現れた新大陸「マグメル」には、未知の動植物や資源が眠っていた。それらは貴重品であるため、マグメルに潜入し貴重品を持ち帰るハンターや探検家たちがいたが、その分危険も迫り命の危機も茶飯事だった。そんな彼らを救助する拾人者の少年:インヨウと彼のアシスタントであるゼロは、日々依頼に基づき遭難者の救助を行っていた。
ヨウの出生は明らかではないが、拾因という凄腕の拾人者であり、彼から教授されたマグメルの知識は豊富で救助率もダントツの1位を誇っている。やがて武器開発会社:極星社の父を持つエミリアが父の救助を依頼したことで、エミリアがゼロのよき理解者となったり、田伝親父等関わる人間も増えているが、基本的に人間関係は蛋白。だがある日、ゼロがかつて囚われていた施設の長、バートンがゼロを奪取する。ヨウを助けるために自らバートンに従うしかないゼロだったが、傷だらけになってもゼロを助けようとするヨウに、もう一度ゼロは奮起。バートンを退け、ゼロは晴れてヨウの元に戻るのだった―――というストーリーでした。
秘密の多いクールな少年ヒーローと、可愛いアシスタントの二人三脚で依頼をこなしていく展開が中心でしたが、概ねいい形での解決で完結。アクションあり、少年漫画らしさはあるのですが…イマイチ「正義感」というところではちょっと違うかな?ぼったくりしたり、自分に利益が無ければ手は貸さない(あるいは手を抜く)ところもあったりで、ちやや感情移入しづらい場面もありました。原作を読んでいないので、あるいはもっと深いストーリーがあるのかもしれませんが、もうちょい主人公の裏事情が分かれば共感できなくもなかったのかもしれません。苦悩する部分も殆どなかったですしね。最後のゼロを救いに行くのも苦労はありましたけど、苦悩は少なかった。成長した部分が見えなかったから余計かもしれませんが、もし続編があるなら、その辺りを掘り下げた作品として見たいところです。
熱は高くなかったので、必要なことは色々できたんですが、まだなんかだるい
そうこう言いながらもう明日は月曜日。仕事か・・・
そんな憂鬱な日々もアニメで癒されてます。
『文豪ストレイドッグス』:人気漫画原作のアニメ化続編、3シリーズ目でした。
今期は前半に中原中也がポートマフィアに入る前の『羊』でいたころの活躍が中心。後半は『死の家の鼠』達との戦い。ドフトエフスキーが組合のコンピューターに侵入し、組合の混乱と資産を強奪。更に福沢諭吉と森鴎外に死のウイルスを感染させ、武装探偵社とポートマフィアの全面戦争を引き起こし、共倒れを狙う。福沢と森も1対1での決戦を行おうとするが、そこに介入した夏目漱石により、二人の組織が一時的に協力体制を敷くよう指示。中でも水と油の中島と芥川の共闘でアジトを殲滅するが、ドフトエフスキーの姿がない。取り逃がしたかと思いきや、組合のリーダー:フィッツジェラルドの能力で居場所を突き止めた太宰により、ドフトエフスキーを捕らえることができた―――というスト―リーでした。
流石に登場人物が増えてきた(笑)お陰様で、近代文学の知識が少し増えた感じです(あくまで「少し」) 今期は組織戦に新たな組織『死の家の鼠』が介入したことで、更に自体が大きく揺らいでおりますが、今までになかった「共闘」のスタイルが出てきたことで、ちょっと各キャラクターの心理的な部分もクローズアップされた感じで、そこが面白かったです。何せモデルが文豪の皆さんですから、文学的にキャラクターの中で作者の主観が生きているので、そこを比較してみるのもまた一興。後この作品、人数が増えてもちゃんと一人一人の活躍の場がクローズアップされているので、推し作家目線で見るのも面白いですね。個人的には晶子さんの「ザ・解体ショー」が無かったのが残念(ヲイ)。原作はまだ続いておりますし、人気も高いので、きっとまた続編をアニメでやってくれるかなと思っております。それまでに、できるだけ近代文学に目を通しておこうかと・・・でもまだギャッツビーでさえ途中までしか読んでいないんだよな・・・。ドフトエフスキーに至っては読んだことないし。石田さんが折角中の人だったので、『罪と罰』読んでみようと思っております。
『ぼくたちは勉強ができない』:ジャンプ連載漫画のアニメ化でした。
主人公は一ノ瀬学園高校3年生:唯我成幸。家は赤貧なのだが、この学園では特に優秀な生徒に限り、大学進学にかかる全ての費用を学校側が負担する特別VIP推薦の制度があり、成幸はその推薦を獲得すべく日夜勉学に励んでいたものの、理系科目で緒方理珠に、文系科目では古橋文乃に後れをとっていた。
そんな中、成幸は推薦の審査面談にて学園長から条件付きで推薦を許可される。その条件とは、「理珠と文乃の2人の教育係に就き、2人が志望する大学に合格させる」ということだった。しかし、2人はいずれも他人が羨む才覚を持ちながらも、それぞれ不得手な分野に強い憧れや将来の夢を見いだしており、理系科目が得意な理珠は文系の大学、文系科目な文乃は理系の大学をそれぞれ志望していた。いずれも志望科目の成績は壊滅的で、またいずれも天性の才覚に頼るタイプであるため、互いに得意科目を教え合うのも上手くいかない。さらに成幸は、スポーツ特待生だが勉強全般が苦手な武元うるかの面倒も見ることになる。 しかしながら彼女らは成幸の指導で少しずつ確実に成績を上げていった。やがて彼女らの前任者だった桐須真冬と見解の不一致で対立するが、成幸の人柄に勝てないだけでなく、プライドの高さが故の失敗の後始末まで成幸が行うことに。また予備校で出会った先輩の小美浪 あすみの面倒まで見るようになってしまい、勉強の中、トラブルから恋愛モードと騒がしい日常に巻き込まれる成幸だった―――というストーリーでした。
「ハーレムマンガ・アニメ」っぽいですが、ちょっとその手前、くらいでしょうか。最初は勉強シーンありましたけど、流石にそれだけだとストーリーにならないし、恋愛絡ませないと盛り上がらない、ということで次第に勉強より恋愛話の方がメインストーリーになりつつあります(笑) いちおううるかだけは最初から成幸への恋心はありましたが、そのうち理珠にも意識され事故とはいえキスまでしてしまったことで意識してしまい、うるかの恋愛の応援しかしていなかった文乃も花火大会後、トラブルで一緒の部屋に成幸と泊ったことで意識が始まり成幸も同時に・・・。なのでこの模様ですと、受験当日ごろ恋愛前線の真っただ中にいそうです。ひとえに成幸の鈍さが招いていることなのですが、勉強しかしてこなかった成幸は、どこから見ても恋愛偏差値は最低ランクなので、この女子たちが彼の偏差値をどう上げていくかも見どころでしょうか。もう2期目決まっているので、無事に受験も恋愛も合格ラインに辿り着けるよう、続きも見ようかと思います。
『この音とまれ』:こちらも漫画原作のアニメ化でした。珍しく邦楽がテーマの青春物語でした。
主人公一人時瀬高校2年生の倉田武蔵は箏曲部員。1年次居場所のなかった倉田にとって、筝曲部は唯一の居場所だったが、先輩の卒業で部員が一人しかいなくなったことで廃部の危機に瀕していた。そこに突如現れた新入生でもう一人の主人公:久遠愛。有名な不良で部室を荒らしに来たと思い込んだ倉田は愛を追い出そうとするが、実は愛は亡くなった祖父の事もあり、真剣に筝曲をやりたがっていることを知る。無事に入部した愛に加え、箏の家元の娘・鳳月さとわや、愛の友人の足立実康・水原光太・堺通孝が入部したことで、部員不足による廃部の危機から脱する。しかし、愛のことを快く思わない教頭が箏曲部の廃部を目論んだため、部員たちは部の存続を懸けて、1か月後に全校生徒の前で演奏を披露することになる。 1か月後、演奏に臨んだ箏曲部の部員たちは、教頭から部の存続を勝ち取る。一方課題は山積し、非協力的な顧問:滝浪涼香やいじめ気質の来栖妃呂による部のかく乱などが起きるものの、何とかこれを乗り越え、来栖を部員に加えて計7名となった箏曲部は、関東地方の高校の箏曲部が出場する「関東邦楽祭」にエントリーする。合宿や他校との交流会を含め、次第に全員が真剣に琴に取り組みだす。そしていよいよステージに立つ筝曲部だったが、その前い合ったアクシデントで愛が負傷。滝沢から欠場するよう言われるが、自分の居場所と好きなものをようやく見つけた愛から拒否され、さらに倉田もそれを認め、全員でステージに立つ。途中愛の怪我に気づいたさとわが動揺したことで、皆のテンポが狂いだすが、一番上達の遅かった光太が踏ん張ったことで曲を立て直し、見事に『久遠』を引き切った―――というストーリーでした。
珍しい邦楽を取り扱った作品ですが、部活として青春ものとしてだけでなく、きちんと琴に向かう姿勢も描かれたいい作品だったと思います。前回も余談で「うちの母親が琴の師匠やっている」と書きましたが、高校にも教えに行っていたんですけれど毎回「教えるのが難しい。」と言っていました。多分愛君やさとわちゃんみたいにことに対してストイックな子たちなら教える側は割とやりやすいと思いますが、全く触れたこともなく、ましてや「行儀作法の授業」で、仕方なく選択した科目、だと大変かも。今になって母の苦労がよくわかりました。実はこの作品をずっと一緒に見ていたんですが、母の教え方は愛君がやっていた練習法そのもので、譜面見ないで音読で憶える方法なんですよ。なので愛君がその方法で練習していた時、一人で頷いていましたね(笑) あとは経験の少ない子たちにどう教えたらいいか、この作品では生徒同士で色々研究していましたけど、その辺りも随分参考になったようでした。「いい勉強になったわ~」とのことです。
ただ唯一二人で言っていたのは―――「ステージ終わった瞬間で最終回終了、はちょっと!!Σ( ̄口 ̄|||)」 …折角聞いていた他校の生徒たちが、何かを感じたらしいのにそれも解説もなく、舞台が終わった後の筝曲部の面々がどう感じたのか、成長した部分も一切描かれず、「久遠」弾き終わった瞬間CM→「ご覧のスポンサーの提供でお送りしました。」・・・以上・・・
「えぇ~~~~~!?」
やり切ったところでの、彼らの想いの描写は必要でしょ!?このために頑張ってきて、ステージで互いの演奏から感じたことの共有必要でしょ!?折角一番いい盛り上がるところを前でバッサリ切るって…(哀)
多分DVDとか特典でこの後の様子が描かれたものが封入されているのかな。あるいは2期やります!ならわかるんですけど、この最後は勿体なさすぎるのはかもした親子だけでしょうか??(ノД`)・゜・。
こうなったら2期目でこの瞬間からの続きを是非制作していただきたいです!!(消化できてない)
『群青のマグメル』:中国で連載している漫画原作のアニメ化作品でした。
突然現れた新大陸「マグメル」には、未知の動植物や資源が眠っていた。それらは貴重品であるため、マグメルに潜入し貴重品を持ち帰るハンターや探検家たちがいたが、その分危険も迫り命の危機も茶飯事だった。そんな彼らを救助する拾人者の少年:インヨウと彼のアシスタントであるゼロは、日々依頼に基づき遭難者の救助を行っていた。
ヨウの出生は明らかではないが、拾因という凄腕の拾人者であり、彼から教授されたマグメルの知識は豊富で救助率もダントツの1位を誇っている。やがて武器開発会社:極星社の父を持つエミリアが父の救助を依頼したことで、エミリアがゼロのよき理解者となったり、田伝親父等関わる人間も増えているが、基本的に人間関係は蛋白。だがある日、ゼロがかつて囚われていた施設の長、バートンがゼロを奪取する。ヨウを助けるために自らバートンに従うしかないゼロだったが、傷だらけになってもゼロを助けようとするヨウに、もう一度ゼロは奮起。バートンを退け、ゼロは晴れてヨウの元に戻るのだった―――というストーリーでした。
秘密の多いクールな少年ヒーローと、可愛いアシスタントの二人三脚で依頼をこなしていく展開が中心でしたが、概ねいい形での解決で完結。アクションあり、少年漫画らしさはあるのですが…イマイチ「正義感」というところではちょっと違うかな?ぼったくりしたり、自分に利益が無ければ手は貸さない(あるいは手を抜く)ところもあったりで、ちやや感情移入しづらい場面もありました。原作を読んでいないので、あるいはもっと深いストーリーがあるのかもしれませんが、もうちょい主人公の裏事情が分かれば共感できなくもなかったのかもしれません。苦悩する部分も殆どなかったですしね。最後のゼロを救いに行くのも苦労はありましたけど、苦悩は少なかった。成長した部分が見えなかったから余計かもしれませんが、もし続編があるなら、その辺りを掘り下げた作品として見たいところです。