ここは何処だろう…
全身うずくまる様に身を縮めている感じがして狭い。
でもなんだか温かくて心地のいい、何かに包まれている感覚と妙な安心感。
音が何もしない。普通だったら空気の流れる音くらいするはずなのに…
なんだか…お母さんのおなかの中にいるような…赤ちゃんってこんな感じなのかな…
目を開ければいいのに、何故か瞼が重くて全然開けない。
何でこんな状態なんだ、私は…
ひょっとして、誰かに誘拐された、とか…?
変な薬を飲まされて、混とん状態にある、とか…
ありえるな
うん、十分あり得ることだ。
―――となると、私は意識を無くす前に、その犯人の顔や状況を覚えているはずだ。
思い出せ…
えぇっと
―――そうそう!思い出した!
今日はアスランの誕生日で、しかも土曜で公休の人も多い。
折角だから誕生日パーティー開こうと決めていたんだ。
なるべく大勢の人に祝ってあげて欲しいけど、でっかいホテルとか貸し切ってしまったら、アスランの方が寧ろフリーズして、そのままUターンする可能性が高い。
…アイツはとことん、派手なことは苦手だし、付け加えれば、自分の事に酷く関心が薄い。
もっと自己主張すればいいと思う場面でも、本当に必要最小限でことを済ませてしまう。
多分…子供の頃からお父様とお母様もお忙しくって、こうして誕生祝いとかしてもらうの、ずっと我慢し続けてきたからなんだろうな。…だけどもう少し自己主張してもお釣りが来るくらいなのに、その釣さえ受け取る気がないくらいだ。
だけどようやく平和な日常を取り戻した中での誕生日だし、折角だからと小人数でも集まれるような街のレストランの一室を押さえた。
そしてアイツに関わる人たちに、参加の呼びかけをした。
そうしたら、結構な数の人たちが身を乗り出して「行きます!」と手を上げてくれた。
(なーんだ。ちゃんといい上官しているんじゃないか。)
あの控えめな人柄だ。
下士官だけでなく、上役の覚えもめでたいらしく、すこぶる評判が良い。
(会場、入り切れるかな…)
何だか自分の事以上に嬉しくなって、「よーし!」と張りきって背伸びをした瞬間―――
「あっ!」
大事なことを忘れていた!
(そうだ!「誕生日プレゼント」どうしよう!?)
―――つづきはこちらから。
***
はい、毎年恒例ですが、いつものごとく―――
「アスラン、お誕生日おめでとう!!\(≧▽≦)/♥♥」

↑コンセプトは『ベルばら🌹』かよ!(笑)
いえ、19年も祝っていると、どんなヘタレであろうともはや神々しく見えてくる✨
毎年お祝い続けていて、こうしてお祝いSS書き続けていて、もはやネタも尽きてくるかと思えば、それでもまだこうしてお祝いのあれこれ出てくるんだから、ありがたいキャラクターです♥
今絶賛種運命が再放送中だから、というのもあるのですが、最近気づいたこととしては、かもしたの方が歳をとってきて、段々視点が変わってきているのもありますね。若い頃(哀)はなんとなく勢いで「アスラン、もっとこうすればよかったのに!」とか「アスカガこうなって欲しい!」とひたすら狭い見識と欲望(ヲイ)で、突っ走ってみていた気がするんですが、段々経験を重ねてくると「あぁ…本当はきっとこうしたかったんだろうな…」とか「この年齢でここまで追い詰められたり、苦悩したりして、本当に頑張ったんだよなぁ~」と親目線で見られるようになったり。
多分アスカガと、ここまで長年付き合ってこなければ、こんな風に視野が広がってくるの、分からないまま人生終了していた気がします。長い時間を共有できた作品であり、キャラだからこそ、自分の考え方も客観視できるようになってきましたし。何年経っても何回見ても見飽きない作品であり、大人でありながらこうした若いこの視点や精神を反映して描ける福田監督や両澤さんはじめ脚本の皆様って本当にすごいなぁ~って今更感心したりしています。
本当に、生まれてくれてありがとう!ですよ!(≧▽≦)b
さて、今日は一日中、あちこちで「アスラン誕生祭」が開催されて、華やかでしょうね✨
私も今日はあちこち祭りを見て回って、楽しもうと思います!
全身うずくまる様に身を縮めている感じがして狭い。
でもなんだか温かくて心地のいい、何かに包まれている感覚と妙な安心感。
音が何もしない。普通だったら空気の流れる音くらいするはずなのに…
なんだか…お母さんのおなかの中にいるような…赤ちゃんってこんな感じなのかな…
目を開ければいいのに、何故か瞼が重くて全然開けない。
何でこんな状態なんだ、私は…
ひょっとして、誰かに誘拐された、とか…?
変な薬を飲まされて、混とん状態にある、とか…
ありえるな
うん、十分あり得ることだ。
―――となると、私は意識を無くす前に、その犯人の顔や状況を覚えているはずだ。
思い出せ…
えぇっと
―――そうそう!思い出した!
今日はアスランの誕生日で、しかも土曜で公休の人も多い。
折角だから誕生日パーティー開こうと決めていたんだ。
なるべく大勢の人に祝ってあげて欲しいけど、でっかいホテルとか貸し切ってしまったら、アスランの方が寧ろフリーズして、そのままUターンする可能性が高い。
…アイツはとことん、派手なことは苦手だし、付け加えれば、自分の事に酷く関心が薄い。
もっと自己主張すればいいと思う場面でも、本当に必要最小限でことを済ませてしまう。
多分…子供の頃からお父様とお母様もお忙しくって、こうして誕生祝いとかしてもらうの、ずっと我慢し続けてきたからなんだろうな。…だけどもう少し自己主張してもお釣りが来るくらいなのに、その釣さえ受け取る気がないくらいだ。
だけどようやく平和な日常を取り戻した中での誕生日だし、折角だからと小人数でも集まれるような街のレストランの一室を押さえた。
そしてアイツに関わる人たちに、参加の呼びかけをした。
そうしたら、結構な数の人たちが身を乗り出して「行きます!」と手を上げてくれた。
(なーんだ。ちゃんといい上官しているんじゃないか。)
あの控えめな人柄だ。
下士官だけでなく、上役の覚えもめでたいらしく、すこぶる評判が良い。
(会場、入り切れるかな…)
何だか自分の事以上に嬉しくなって、「よーし!」と張りきって背伸びをした瞬間―――
「あっ!」
大事なことを忘れていた!
(そうだ!「誕生日プレゼント」どうしよう!?)
―――つづきはこちらから。
***
はい、毎年恒例ですが、いつものごとく―――
「アスラン、お誕生日おめでとう!!\(≧▽≦)/♥♥」

↑コンセプトは『ベルばら🌹』かよ!(笑)
いえ、19年も祝っていると、どんなヘタレであろうともはや神々しく見えてくる✨
毎年お祝い続けていて、こうしてお祝いSS書き続けていて、もはやネタも尽きてくるかと思えば、それでもまだこうしてお祝いのあれこれ出てくるんだから、ありがたいキャラクターです♥
今絶賛種運命が再放送中だから、というのもあるのですが、最近気づいたこととしては、かもしたの方が歳をとってきて、段々視点が変わってきているのもありますね。若い頃(哀)はなんとなく勢いで「アスラン、もっとこうすればよかったのに!」とか「アスカガこうなって欲しい!」とひたすら狭い見識と欲望(ヲイ)で、突っ走ってみていた気がするんですが、段々経験を重ねてくると「あぁ…本当はきっとこうしたかったんだろうな…」とか「この年齢でここまで追い詰められたり、苦悩したりして、本当に頑張ったんだよなぁ~」と親目線で見られるようになったり。
多分アスカガと、ここまで長年付き合ってこなければ、こんな風に視野が広がってくるの、分からないまま人生終了していた気がします。長い時間を共有できた作品であり、キャラだからこそ、自分の考え方も客観視できるようになってきましたし。何年経っても何回見ても見飽きない作品であり、大人でありながらこうした若いこの視点や精神を反映して描ける福田監督や両澤さんはじめ脚本の皆様って本当にすごいなぁ~って今更感心したりしています。
本当に、生まれてくれてありがとう!ですよ!(≧▽≦)b
さて、今日は一日中、あちこちで「アスラン誕生祭」が開催されて、華やかでしょうね✨
私も今日はあちこち祭りを見て回って、楽しもうと思います!