このところ、父の介護の件で、ケアマネさんと話し合いが忙しいかもしたです。
本人の意向と家族の意向が合わないので、どうにもケアマネさんも苦笑状態で申し訳ないのですが^^; ただね、一回試しでやってみ?ってやらせると「…うん、あった方がいい…(ボソ)」とか言い出すから始末が悪い💧 他人に入られたくない気持ちはわかるのですが、食わず嫌いならぬ、やらぬ嫌いなんですよ💦 ようやく介護計画書にハンコ押すまで、何度も足を運んでくださって、申し訳ないばかりです。
日々こんなのばかりで、アニメじっくり見る暇も殆どとれていないのですが、サクッと「見た!」という感想だけ。
『THE MARGINAL SERVICE』:オリジナルアニメでした。
主人公のブライアンは若手の刑事だったが、ある日失態を冒してしまったため警察をクビ。代わりに転属先として「マージナルサービス」に配属となった。そこでは人に擬態して生活する「境界人」という者たちが存在し、彼らの特殊能力における犯罪を取り締まることが任務だった。だがそこは奇人変人の集まりで、その中でブライアンはゼノという相棒とコンビを組むこととなる。しかしこのゼノはとにかく厳しく干渉されることを許さず、ブライアンを邪魔ものとしてしか扱わない。その為ブライアンも反発し、コンビはいつも危機状態だった。いくつかの事件にかかわる中で、ブライアンはゼノが境界人を激しく憎んでいることを知る。彼は子供が境界人に誘拐され、妻を亡くしてしまったことで、恨みを募らせていたのだった。そしてアイドル歌手であり、境界人のリーダー的存在ラバー・スーツを確保。ところが実は息子が誘拐されたのは、UFOを見てしまったから。国家機関はUFOの起動にはその発見した子供たちの能力が必要となり、誘拐していたのだった。実はそのことをラバーは知っており、ブライアンは彼を牢から出して彼の情報を元に現場に向かうと、そこにはゼノの息子がいた。そして息子を監禁していた組織に対し、マージナルサービス一同が取り押さえようとするものの、今度は武装した組織によって圧されてしまう。だが危機一髪を救ったのは、ラバーをはじめ境界人たちだった。実は彼らが本物のマージナルサービスだった。無事に子供たちは保護され、表向きメンバーのマージナルサービスの面々は、またいつもの仕事に戻るのだった―――というストーリーでした。
アメリカンなストーリー展開とキャラクターで、なんとなく「タイバニ」を思わせる作品でした。まさかの最後のどんでん返しで、犯人たちが実はヒーロー(本職)だったというのは、見事に騙されました(笑) 最初見ているだけだと、有りがちなバディストーリーなんですけど、やはり最後まで見てみないと最近のアニメは展開が読めませんね。決めつけていると後でとんでもないことが起きるという。この発想には脱帽でしたw
『魔術士オーフェンはぐれ旅 聖域偏』:おなじみラノベ原作のアニメ化、一クール前に放送されたキムラック編の続編でした。
アザリーの後を追って聖域近辺にまで近づいたものの、地人達の妨害で先に進めない中、十三使徒が現れる。二手に分かれて最接近領に向かうオーフェン達だったが、そこでクリーオウやシークたちと別れてしまう。更に領主アルマゲストの館で暗殺者であるジャックフリスビーが襲来。領主が殺され、オーフェンも危機一髪のところで朝が訪れ戦闘が止む。だが領主の館では、昨夜ジャックに殺されたはずの領主アルマゲストが平然と生きていた。クリーオウとマジクは無事だったが、まるで洗脳されているかのように領主に付き従う。アルマゲストはレキの力で最接近領と聖域の力関係が崩れるというが、その通りにレキ達ディープドラゴンたちが集結。アルマゲストとの盟約により聖域に突入するものの、レッドドラゴンがそれを邪魔する。聖域内では「第二世界図塔」を起動できる術者であるロッテーシャ、領主アルマゲスト、アザリーが集い、魔王召喚の準備が整う。だが領主はエドに、魔王の力を得るに相応しい唯一の者である証明をするよう要求。エドとオーフェンは「後継者」の座を賭けて対峙し、オーフェンが勝利。大陸の崩壊は免れた。魔王の力を得たオーフェンは、クリーオウ、マジクと別れ1人旅に出れる。大陸の結界が解けたことで、ドラゴン種族はこの地にとどまる理由は無くなり、オーフェンも魔王となったことでお尋ね者となってしまう。オーフェンは1人大陸を出ようとするが、エドが最後までオーフェンを付け狙う。しかし力にのみ固執するエドと、先を見て判断するオーフェンとでは価値観が違い、最後の対決もオーフェンが勝利。新大陸に向かう船に乗ったところ、そこには消滅したはずのドラゴン・レキと、オーフェンを見届けようとするクリーオウが共に船に乗ってくる。こうして二人は新たな大陸に向け、旅に出るのだった―――というストーリーでした。
これで長かったオーフェンの旅も一旦完結ですね。20年前くらいのアニメはまだ全然ここまで原作も進んでいなくって、途中からオリジナルな部分が入っていた記憶があります。一気に最後まで放送してくれましたが、やっぱり内容がちょっと難解💦 小説読めば何とか追いつけるんですが、ドラゴン種族と結界と13使徒と牙の塔・・・とにかくいろんな立場の者たちが、いろんな形で集まってくるので、相関関係が動きが激しいので、整理するのが大変です💦 ただ唯一変わらないのが、今までのはぐれ旅は「アザリーを追う」ことが目的だったのですけど、今度は「自分自身を見つけに行く」旅に変わったことですね。魔王の力を持て余している現状からどう脱却するのか。この先の話も確か原作ではあったと思うんですが・・・やってくれるかな?
『推しの子』:漫画原作のアニメ化作品で、多分今期一製鋸番反響が大きかった作品でした。
十数年前、とある山奥の病院に入院していた12歳の少女:さりなはアイドルB小町の星野アイに夢中だった。つられて主治医のゴローもファンとなり、二人で推していたものの、さりなは間もなく逝去。そしてゴローに前には双子を妊娠した星野アイが現れる。密かに出産まで匿うため、ゴローも協力するが、出産を目前にしてアイのストーカーに崖から突き落とされ転落ししてしまう。次にゴローが目覚めた時は、何とアイの産んだ双子の一人「アクア」として前世の記憶を残したまま転生。そして片割れの妹「ルビー」もまたさりなが転生したものだったが、二人はそれぞれ前世の事は伝え合っていない。双子は事務所の社長の妻ミヤコが面倒を見ながら、アイは仕事に復帰。やがてアイを見守る名目で双子が仕事現場にやってきて後、その才能を五反田監督に見出されてアクアは子役としてドラマに出ることもあった。だがB小町初の東京ドームライブの日、アイは自宅に訪ねてきたストーカーに刺殺されてしまう。それから十数年がたち、社長の家の養子になった二人は高校に入学。ルビーはアイドルを目指し、アクアは監督の助手をしながら、アイを殺すよう仕向けた真犯人=自分たちの父親を捜すため、芸能界と接点を持つ。子役時代であった有馬かなの出演するドラマに、ちょい役で出演したところ反響を呼び、アクアは「恋愛リアリティショー」に出演。そこで父親に関わる人物の情報を集める。一方ルビーはアイドルデビューが進まずにいたところ、アクアが集めたかなとMEMちょの3人でB小町を復活させる。コネでJIFのステージの権利を獲得した新生B小町。唯一歌が上手いかなをセンターに、JIFのステージに立つが、かなは自分がセンターでありながら期待されていないと思い込む。しかし目の前で思い切りサイリウムを振るアクアの姿に、以前の輝きを取り戻し、またルビーも母親譲りのアイドルの片りんを見せ、B小町は大いに注目される。そしてアクアやかな、黒川あかねらに、「東京ブレイド」という漫画の2.5次元部隊の役者に抜擢されるのだった―――というストーリーでした。
春アニメが始まる際、「かぐや様」の原作者だけあって、どんな頭脳戦が見られるのか!?と原作読まずに期待してみていたんですが、めっちゃ面白かったです!✨ やはり脚本というかストーリーが深い。必ずそのキャラにも「表向きの顔と裏の顔」、そして「他人に言えない心の内」をうまく組み合わせながらストーリーが進んでいく。純粋に前向きに「アイドルになりたい!」という現在進行形のルビーに対し、あくまで「芸能界はアイを殺した父親への復讐のため」に利用するアクア。この陽と陰が対を成して組み込まれていく展開は、もう圧巻としか言いようがないです。当然ここに恋愛も絡んできますし。サスペンスと恋と青春とが全て織りなされて、これはもう2期も楽しみに待つしかないですね。(恋愛リアリティのところが、ちょっと件の「テラハウ」の事件と被る感じで、色々界隈でも揉めたところがあったようですが、見る見ないの選択権は視聴者にあるので、厳しいと思う人は見ないほうがいいのかもしれませんね。)
『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』:ナムコのゲーム「アイマス」の漫画版をアニメ化されたものでした。
舞台は第3芸能課というアイドル事務所に所属する9人の少女たち。まだデビュー前でレッスンを受けている段階だが、早くデビューすることを心待ちにしていた。そんな彼女たちをまとめるのが、主人公の「プロデューサー」。まだ駆け出しの新米で、プロダクションでもお荷物状態だった彼女らを押し付けられた状態だったが、それでも前向きに一人一人と向き合いながら、仕事を貰い、励んでした。しかしプロダクションそのものが、この企画に前向きではないため、プロデューサー一人の力ではどうにもならない。苦境に立たされた彼らに手を差し伸べてくれたのは先輩アイドルたちだった。社屋からの動画撮影によるコンサートなどに協力し、これによりプロダクション側もいよいよ動き出し、デビューの運びとなった。しかしアリスだけが両親に話をしておらず、仕事で常に忙しく、自分は愛されていないと思い込んでいた。しかしプロデューサーが間に入り、両親の本当の気持ちを聞き、改めてアリスはデビューへの道を進むのだった。しかし、実際舞台に立つには厳しい条件があり、特に労働基準局による未成年の仕事時間でU149は出演ができない問題があった。しかしプロデューサーによりネットでの彼女らのPRを続けると、その反響が大きくなり、遂に先輩アイドルのコンサートの時間を早くし、前座としてステージに立つことができたのだった―――というストーリーでした。
アイマスらしく、基本主人公は全員。一応アリスがメインでしたが、視点はプロデューサーくんなのでまんべんなく個々のお仕事や下隅の様子、レッスンなどの日常も描かれていました。最終的にはアリスも「大人になるのを辞めた」というところで背伸びせずに「U149」になれたのが良かったですね。両親の仕事の忙しさで、一生懸命背伸びして「人より大人」と無理をしていた彼女が、ようやく年相応になったのが印象的でした。みんな小中学生なのでロリッ子たちですが、アイマスファンは逆に彼女たちが成長してグループ組んでくるのが楽しみでしょうね♪(特にゲームでは)