昨日のMX種無印は31話「慟哭の空」でした。
前回の「二人だけの戦争」の時同様、かどきゃらアスカガ(画面下の方にちんまりといます)で勝手にコメンタリー付けて遊んでみます♪
カガリ(以下「カ」)「今回は私たちが海岸で二回目のバッタリになった、あの回を見てみるぞ。」
アスラン(以下「ア」)「下の方で並んで視聴しているが…本当にあの頃の俺はデバフかかりまくりだったな。」
カ「先ずはキラとトールが通信途切れた時のAAのサブコンの様子だ。ミリアリアの必死な通信が胸痛むな…」
カ「そのあと、カタパルトデッキにミリアリアとフラガ大佐…じゃなく、まだ少佐だったな。二人とも凄い辛そうで、見ていて痛々しいよ。普段動じないフラガ少佐がここまで悔しさに叫ぶなんて、本当にキラもトールも大事なAAの一員になっていたんだな。」
ア「一方こっちはザフトの方だ。まさかこの時はディアッカも投降していたとは思わなかったよ。」
カ「お前は気絶してたからそりゃ知らなかっただろうが。」
ア「確かにそうなんだが…ニコルを亡くし、立て続けに俺とディアッカがいなくなったことで、一人きりになったが、それでも懸命にこっちも救命活動を呼び掛けてくれていたんだな。」
カ「あの情報省のジュール中佐だろ?結構熱いやつだったんだな。仲間想いじゃないか。」
ア「この頃は逐一文句ばかり言われて、正直俺のことは嫌いだったんだろうな、と思っていたんだが。今更だが、こうして掛け合ってくれている姿を見ると、仲間っていいなと思うよ。」
カ「そして、私がオーブでAAからの救援要請を受けて小島に行ったんだが…」
ア「イージスの頭、未だに残っているな(哀)」
カ「そういや自爆で吹っ飛んだままにしてあったな。」
ア「3年間も放置されっぱなしって…何で回収してくれなかったんだ?(涙)」
カ「いや、もうここまで来ると、一から作り直した方が早いくらいのダメージだから、もうエリカが「放っておいていい」てさ。」
ア「…」
カ「そう落ち込むなよ💦 今では海鳥が巣を作ったり、休憩地に使ってくれているぞ?」
ア「…それはそれで有効活用されているとういうことか💧」
カ「それにしてもここまでストライクをよくもボロボロにしてくれたもんだな。」
ア「俺だって必死だったんだよ💦」
カ「お前は手段がなくなると、自爆まで使うからな。本当に危なっかしいヤツだよ。」
ア「だからカガリがいてくれないと、俺も困るんだv」
カ「い、今ここでそんなことを言うなよっ!/// と、ともかく、この時「キラがいない!」って気づいて。きっとどこかに脱出したんだ!って思ってさ。そうしたら「倒れている人がいる」って。そこに慌てて走っていったら―――」
ア「俺が倒れていた、と…」
ア「そして俺は救助艇で目を覚ましたわけだ。…この時、カガリが俺のことを運んでくれたんだな。」
カ「いや、キサカが担いでった(あっさり)」
ア「キサカ一佐…💧」
カ「キサカはカーペンタリアから脱走したお前のことも担いでAAまで運んでくれたからな。もうお前のこと担ぎ慣れたみたいだぞ。」
ア「今はキサカさんは海将だからな。俺の上官だ。頭が下がる思いだよ。」
ア「で、目を開けたらいきなり君が銃を向けていたわけだ。」
カ「そりゃ、キラを倒した相手だ。いくらこの前無人島で助けてもらったとはいえ、そこまで深くお前のことは信用していなかったからな(キリッ!)」
ア「君から「キラがいないんだ!」って訴えられて、感情が治まらなくなって、初めて泣いたな。」
カ「この時、私が「相手のパイロットはどうした?お前と同じく脱出したのか?」って聞いたときは俯いてただけだったのに、「キラ」の名前を出した瞬間、泣き出したもんな。なんで?って思ったけど、まさかお前たちが友達とは知らなかったから。」
ア「俺が人前で泣いたのは、後にも先にもカガリの前だけだよ。」
カ「そうなのか?」
ア「確かにキラの前でもこの後泣いたこともあったが、あれは嬉し泣きだったからな(#50)。本当に君の前ならどんな涙でも素直に流せるんだ。(じー)」
カ「わ、わかったから、あんまりこっちをじろじろ見つめるなっ💦///」
カ「お前が泣き出した時、「それが答えか」って思ったよ。つまりは「キラはもう死んだ」って。無人島では助けてくれたお前の人柄は、本当は優しいヤツだと思っていたのに、キラを殺すなんてって。そうしたらもう私も感情がぐちゃぐちゃになったっけ。」
ア「あの時は本当に、なんでキラを殺したのか?って自問自答だったよ。敵なら殺さなきゃならない。でなければ死ぬのは自分。そう思ったら、本能がもう体を動かしていたんだ。」
カ「今でこそ、勝利のためなら冷静に作戦を講じるお前が、この時はもうぐちゃぐちゃだったもんな。」
カ「だからこそ、悔しかった。今でこそ敵に向かって「アイツはいいやつなんだぞ!」って言ったところで、敵が殺さない理由にはならないとわかっているのに。私まで感情的になっちゃったのは、やっぱりキラが弟だったから、ってこともあるだろうけど、多分、私を助けた優しいお前がこんなことをするなんて!ってどこかお前を信じて裏切られた気分になったのもあるんだよな。」
ア「俺もこの時までは、本当に「俺の戦闘行為は正しい」と思い込んでいたんだ。ニコルを殺され、そしてキラは敵だ。敵なら殺さなきゃいけない。それが『戦争』なんだ。だから仕方がないじゃないか!って。でも―――
ア「――君に言われてはじめて気づいたんだ。「殺されたから殺して、殺したから殺されて、それで最後は本当に平和になるのかよ!?」って。この瞬間、「戦争」というもの、そのものが正義を語れる道具じゃなく、根本的な誤りじゃないのかって。」
カ「お父様に言われたんだ。「戦争の根を学べ」って。その根源が際限なく続く「やり合いっこ」なんだって、アスランとキラを見て私も初めて理解できたんだ。『誰かが悪い』んじゃない。『誰かのせい』にしちゃいけない。…でも未だにその答えはちゃんと出ていないんだけどな。」
ア「この時のカガリの言葉が、ずっと俺の戦いへの問いかけになっているよ。デュランダル議長に聞かれた時も、君の言葉がずっと脳裏に焼き付いていて。でも議長はそれに答えを出した。『ロゴス』という巨悪だと。」
カ「でも結局それも「誰かのせい」にしているわけだ。まぁそのあとはそれに乗じて「デスティニープラン」での人類の争いの根源を無くす、という方向にシフトチェンジわけだが。」
ア「でも結局アコードたちを見てもわかる通り、役割に準じるには人の望や喜びの感情すら捨てないといけない。そんな無理は通らないことを、今の俺たちならわかる。」
カ「たった3年前のことなのにな。それから考えると皆随分成長したと思う。」
ア「デスティニープランだったら、きっと人間としての成長もわからないままだろうな。」
カ「そしてこの二人も凄い成長したぞ。今では私の補佐官をやってくれているしな。」
ア「二人とも大事な人を亡くして、それでも自分の意志で乗り越えて前に進んでいる。本当に強いよ。だから安心してカガリを任せて、俺はターミナルに行けたんだ。」
ア「そしてこの時、本当に君との強い絆ができた。」
カ「『ハウメアの守り石』だな。」
ア「今でもずっと俺を守ってくれているよ。離れていても、君がいつも近くにいてくれる…安心できるんだ。ザフトを脱走した時も、きっとこの石が守ってくれたと思う。」
ア「「キラを殺した俺に?」と思ったら、カガリの「もう誰も死んでほしくない」という言葉に、俺の戦争への疑問が更に膨らんだよ。こうしてナチュラルのカガリと対話できるのに、なんで憎くない者を殺さなきゃいけないのかって。」
カ「それがあって、この後のオーブ戦にお前は駆け付けてくれたんだな。嬉しかったぞ!」
ア「いや、あの時はもう、君のことが…///」
カ「何だ?今なんか言ったか?」
ア「い、いや、なんでも…そう、それで君の呼んでくれたザフトの救援機でイザークが迎えに来てくれたんだっけ。」
カ「お前のことを連絡したら、速攻来てくれたもんな。本当にジュール中佐は仕事早いよな。この前もクーデターの情報入れた途端にラメント議長を脱出させたしな。できる男は違うな!」
ア「…」
カ「…何だよ?そのふくれっ面は。」
ア「…俺だって、仕事は早い…」
カ「あーもうっ、(面倒くさいヤツだな!)わかってるってば。お前の仕事も早いよ!」
ア「…本当にそう思ってくれているのか?(上目遣い)」
カ「本当の本当に、そう思ってるっ!!!」
カ「で、この時まさかキラを助けてくれていたのは、ラクスだったなんて、全然知らなかったぞ。」
ア「俺もまさかラクスがキラを助けていたとは、露ほどにも思っていなかったな。」
カ「キラがAAと合流するまで、オーブはずっとキラとトールを探していたから、まさかプラントにいたなんて、本当にびっくりしたさ。」
ア「オーブの領内の小島にいたマルキオ導師がラクスと懇意で、それで避難と同時に重傷だったキラを治療のために連れて行ったらしい。」
カ「この時、私はまだラクスを知らなかったけど、ちゃんと運命は二人を結び付けてくれていたんだな。」
ア「…俺たちも、だろう?」
カ「もちろんだ。ほら(指輪)。」
ア「俺も(ハウメアの守り石)。」
***
カ「しかし、たった3年前の話なのに、随分昔に感じるな。」
ア「確かに(苦笑) あの頃の俺は、まさかオーブに所属することになるなんて、微塵も思わなかったよ。」
カ「そのまさかでもって、アスランはターミナルに出向して、議長の遺したデスティニープランの集大成たるアコードたちと戦うことになるとは思わなかったぞ。」
ア「でももう俺に迷いはないから、思う存分力を振るうことができた。」
カ「それが『これ』だな。」
ア「凄いな、本当に作ったんだ(笑)」
カ「モルゲンレーテこと『BAN〇AI』が作り上げた、お前専用のMS『ズゴック』だ。」
ア「ちゃんとインフィニットジャスティス二式も(一部分だが)組み込まれているんだ。」
カ「足の裏もちゃんとインジャ二式になっているな(笑)ちなみに、このポーズでアルテミス要塞で大暴れしたのは私だぞ☆」
ア「ズゴックは俺と君で操縦し合う、思い出深いMSだよ。…でもそういうカガリも、愛機が登場するじゃないか。」
カ「そう、私のパーソナルエンブレムが入ったルージュもリリースだ。もちろんキャバリア―アイフィリッドにも装着可能だぞ。」
ア「キャバリア―はズゴックとルージュ用に、2機揃えないとな。」
ア「MSの新情報も大事だが、カガリ…」
カ「どうした?」
ア「さっきの3年前の俺と君が並んでいる場面をもう一度映してくれないか?」
カ「あ、うん。いいけど。」
カ「これがどうしたんだ?」
ア「じゃぁ次はこれだ。」
カ「これって…この前終戦直後に撮った奴じゃないか。」
ア「こうしてみると、君と俺の身長差―――」
カ「…アスラン、随分伸びたんだな。」
ア「キスする身長差(15㎝)に丁度良くなったな♥」
カ「~~~/// お前、3年で身長どころか性格も変わりすぎだ!💦」
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ということで、勝手にコメンタリーでしたが、ついでに来年発売になる『HG1/144ズゴック』と『ENTRY GRADE1/144ストライクルージュ』と『キャバリア―アイフィリッド』が発表され、大いに盛り上がっております♥(*´▽`*)
ズゴック、本当にガンプラにする予定がなかった、という割には、ちゃんとインジャ二式が収まるように(やはり肩は外さないとダメですが)作ってくれる辺り、流石はモルゲンレーテ張りの技術です✨ ハインラインさん並みの開発者がいるとしか思えない!
そしてルージュとキャバリア―も♥(*´艸`*)
こうしてキャバリア―がズゴックとルージュだけが装備できるシステムになっている(※マイフリにもジョイントできるらしい…?)のを見ると、「アスカガ尊い✨」と思わずにいられません!!
ズゴックは絶対購入希望者多いと思うし、キャバリア―はズゴックとルージュに着けるので2機は必要になるので、またマイフリ並みに生産ライン稼働させてくれないかな~(ー人ー)
予約だけでも取れるかどうか微妙ですが、発売当日に購入となると、絶対無理っぽそうな気がするので(絶対徹夜で並ぶ奴がいる!)、どうにかバン〇イさんに頑張ってほしいです!