まだまだ暑い日が続いていて、一向に昼間は秋を感じないのですが、テレビ番組も秋の改変が始まってきておりますね。あまり見たことなかったのですが「東大王」も最終回だったんか。結構ご長寿番組だと思ったんですが。でも相変わらずクイズの問題がさっぱりわからない(苦笑) わかったのアニメ関係だけですよ┐(´∀`)┌ヤレヤレ
そんな中、アニメ界も最終回がいよいよ迫ってきてます。
恒例の感想UPですが、沢山あるので、ちょろっとだけ述べてみようかと。
『小市民シリーズ』:推理小説原作のアニメ化作品でした。
主人公の高校生:小鳩常悟朗と、同級生の小佐内ゆきの二人が「小市民になる」ことを目標にして高校生活を過ごすも、自転車や部費の盗難騒ぎ、正義感の強い同級生の堂島から依頼を受けた事件の解決依頼をされ、目的に反しながらも結局小鳩の推理力で解決へと導く。スイーツ好きの小佐内とスイーツ巡りをするのが日課となった小鳩だったが、ある日小佐内が誘拐され彼女の家に身代金要求の電話がかかってくる。彼女と約束していた小鳩は、堂島の協力を経て、彼女が残したヒントを基に監禁場所を発見。犯人の同学年の不良女子グループを無事逮捕できたが、実はこの誘拐事件そのものが小佐内によって、自分の身の安全を図るために小鳩を利用したものだったことを知る。自分を利用したことを責める小鳩に対し、中学の時得意気に推理し、それをやっかんだクラスメイトから孤立することとなった小鳩が、目立たぬよう小市民になろうと約束したにもかかわらず、結局推理を行って小市民になろうとしないことを責める小佐内。二人は一時、距離を置くことを決めた―――というストーリーでした。
推理ものですが、いわゆる大きな殺人事件とかと違って、家庭内・学校内で起きた小さな出来事を推理するストーリーでした。でも結局目立たないようにするほど、能力を当てにされて応えてしまう小鳩君と、一見物静かで無害そうな小佐内さんが、一番あざとく隙のない元凶となっていて、二人とも「小市民」どころじゃないな(苦笑)と。仲良くやっていたけど、利害が一致しなくなったことで、一度別れることとなった二人ですが、まだ事件そのものが終わった感じではなさそう(エンディングで小佐内さんの誘拐に使われたワゴン車が爆発した)なので、2期目決定してますし、続きも見てみようと思います。
『僕の妻は感情がない』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公のサラリーマン: 小杉拓馬は、仕事が激務のため、家事用ロボット「スーパーミーナ」の廉価版を購入。彼女がロボットであるにも関わらず、献身的な姿に惚れてしまう。ある日オムライスに、「I LOVE タクマ」とケチャップで描いてくれたミーナに「僕のお嫁さんになって」というと、ミーナは自分を「タクマの妻」として位置づけ。感情のない筈のロボットでありながら、嫉妬らしい行動をとってみたり、甘えるような仕草をして見せるなど、ますますタクマは彼女に惚れこんでいく。そんな二人と介護用ロボットのマモルを含め、一人と2台の日常のドタバタを描いたストーリーでした。
かもしたもヲタク故、主人公の気持ちがわからなくもないのですが、流石にロボットに性欲まで見せてくると、ちょっと引く…💧 でも男性視点だと、こういうのもありなのかな? とりあえず、よかったことは周囲の理解があることでしょうか。これ、家族とか身近な人が思いっきりドン引きしたら、結構辛い状況になると思うのですが、妹はじめ両親も叔父さんも二人…一人と一台の理解を示してくれているので、思いのほかほのぼのとできているのはよかったですね。きっとリアルでもそのうち、こういうロボットできそうですね。学習すると感情も獲得できそうな。ただ喧嘩になったら確実に物理的には勝てないので、分厚い取説読み込むことが必須になりそうです。💦
『魔王軍最強の魔術師は人間だった』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公のアイクは人間ながらも、魔王軍第七軍団に所属する。大魔術師ロンベルクによって拾われたことから、知識と魔術を彼から受け継いでいる。人間であることを隠すために仮面とロープを身につけ、なるべく人間を殺さないように戦い、更に和平への道として、人間との共存の方向へと街を改善していく。そんなアイクに対し、魔王軍の中にはやっかむものも居るが、彼の正体を知る上官のセフィーロやメイドのサティ、そして魔王も彼が人間であることを知りながらも、存在を尊重してくれている。次々に飛び込んでくる人類と魔王軍との争いに、アイクは魔力と人柄で困難を解決していくのだった―――というストーリーでした。
基本的に人間側との戦いで、魔族に与する主人公が力と策略でもって撃退していくもので、しかもアイクの考え(人と魔の調和)を尊重してくれる魔族軍は皆人柄(魔柄?)がいい者たちばかりです。アイクは敵が引けば追うこともしないですし、本当にできうる限り中立と相互の対話による理解を求めていく感じ。人間って理解の及ばない者は怖がる性質を持っているので、どうしても魔族を排除したがるんですよね。SEEDのブルコスみたいに。なのでいがみ合いは続くでしょうけれど、対話と理解ができれば、着実に平和になれそうな世界観でした。平和が一番ですな。
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公の久世政近は家庭事情があって、離婚した父親と暮らしている。その彼の隣の席に座るロシア人とのハーフであり、頭脳明晰で生徒会にも所属するアーリャから、いつも説教されているが、時々好意をロシア語で口にしてくる。政近はかつてロシア人の少女と幼い日に仲良くなり、彼女の言葉が理解できるようロシア語を学んできたおかげで、アーリャの本音のロシア語は政近には筒抜け。だが政近はロシア語ができることを隠しているので、デレるアーリャに腰砕けになる日々が続いていた。そんなアーリャのライバルは同じ生徒会の周防有希。実は彼女は政近の妹なのだが、アーリャはその事情を知らない。そんな中、生徒会長の剣崎統也に誘われた政近は、生徒会に「庶務」として加入して、アーリャの次期生徒会長選挙のパートナーになることを決める。それは、最有力候補である妹の有希と『会長選』を争うことを意味していた。谷山に挑まれた討論会は政近の機転で窮地を脱したものの、会長選を優位に進めようとする有希は、政近が熱を出して欠席した隙を狙って、アーリャの動揺を誘った状態で「校内放送の番組」に出演させ、アーリャは上手く受け答えができないピンチに陥った。終業式の最後の生徒会挨拶で、有希とアーリャの演説を行うこととなったが、生徒への利点を論じる有希に対し、アーリャはロシア語で演説した後、自分がまだ未熟であることを伝える。しかし政近の応援により、あれだけ敵対していた谷山さんたちがアーリャの応援に着いたことを知らしめたことで、人心を集めることができ、アーリャが生徒会長選に一歩先んじて、夏休みを迎えた―――というストーリーでした。
メインはデレるロシア系美少女とのラブコメなのですが、だんだん生徒会選挙の話が中心になっていって、シリアス系になっていきましたね。でもアーリャへの視聴者の視線を集めておきつつ、次第に政近の本性(実は優秀で、人心掌握に秀でた力を持っている)が明らかになっていって、どんどん頼りになる主人公の話になっていきました。でも日常ものではありますが、思わぬ性格が露になる知恵の戦いもまた面白かったです。あれだけ強気なアーリャが実は折れやすい性格だったり、いい加減な政近は実は優秀だったり。二期目が決まっているそうなので、是非とも生徒会選挙の決着つくまで二人のコンビネーションを見せて欲しいものです。
『下の階には澪がいる』:韓国の漫画原作のアニメ化作品でした。
高校の時からあこがれていた先輩:桃井真珠の通う大学に受かり一人暮らしをすることになった主人公の杉浦陽。だが、下宿先に向かったが門の前にはタバコを片手にした超絶美少女が立っていた。下の階に住んでいるという彼女はなんと元アイドルの如月澪だった。人目を忍んで同じ大学に通っている彼女は、陽に対し攻撃的な態度に取ることもあれば、いきなり友人になろうと接近して陽を惑わせる。更に真珠が陽から距離を置こうとしていることもあって、陽は澪が気になる存在に。更に合コンで知り合った三国紗羅までもが同じ下宿先に住むこととなり、陽の周りは個性的な女性で囲まれることとなる。中でも澪は陽を振り回し、次第に澪に惹かれ始める陽。そんな陽は澪がアイドルグループのセンターで一番人気だったが、偶像に徹することを強要され続けたことに腹が立ち、アイドルを辞めてしまったことを知る。傷ついた澪へ恋心を自覚する陽だったが、そんな二人を見て真珠が陽に告白する。悩んだ末に陽が出した答えは、真珠ではなく澪への想いだった。家族の件で真珠は陽から距離を置くしかなかったのだが、タイミングの悪さも運命となり、真珠は下宿を出て、再び休学することに。そして陽は澪に告白。澪も受け入れ晴れて恋人同士となった―――というストーリーでした。
かもしたはあんまり韓流ドラマとか見たことなくて、職場の先輩に誘われて『冬ソナ』だけは見たんですが、まさにあんな感じ!日本の恋愛ドラマは、もっと日常描写が多いんですけど、韓流って本当に恋愛場面しか映さないので、学校や仕事の状況全然わからないんですよね。なので、主人公たちは真面目に大学に通っているのかさっぱりわからん(笑) そしてBGMの使い方も、日本だと音楽だけですが、韓国だと歌付きのBGM流れますし。最終的には主人公の二人がくっつくんだろうな、とは思っていましたが、見続けていて既視感があって、「何だろう…?」と思っていたら、そうだ、澪が鮎川まどか(気まぐれオレンジロード)に似てるんですよ。性格とかビジュアルとか。先輩の真珠も檜山ひかる(きまオレ)でポジションも先輩後輩の違いだけで。原作者さんが影響されたのかな?どうかはわかりませんが、アニメじゃなくても韓流ドラマが好きな方にはお勧めでしたね。OPとEDが楽曲がかっこよくて好きでしたv
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