仕事に没頭すれば彼のことを考える時間が無くなる―――と思ったのは甘かった。
何故か耳を塞げば塞ぐほど、彼のことが耳に入り、目を瞑れば瞑るほど、彼の姿が目に入る。
「誰と結婚したいか?って…そりゃもうみんな『ザラ准将』って言うに決まっているじゃないですか!」
目の前のデスクにいる若い女性秘書官の一人が、聴きたくもない名をピーチクパーチク小鳥のように囀ってくれる。
「…そんなに人気高いのか?あいつ…いや、ザラ准将は。」
呆れたように応えて見せれば、今度は巣箱のひな鳥たちが一斉に囀り始めた。
「知らないんですか?カガリ様。今、ザラ准将って言ったら、女の子が結婚したい人No.1ですよ!?」
「だってあの『ネオジェネシス』から、このオーブを守ってくれた人ですよ!」
守った人ならフラガ大佐…今は一佐か、もいるじゃないか、と反論しようものなら
「フラガ一佐は無理ですよ~。だって技術部門のラミアス部門長という美人の彼女が居ますもん。」
「年齢的にも私たちに近いのはザラ准将ですしねv」
「カガリ様は男性見る目、無さすぎですよ!」
倍返しどころか百倍くらいにして返され、私は口を挟む隙はどこにもなかった。
更に―――
「今日は国連議会でしたね。議事堂内までは同行を許可されておりますので、ご安心ください。」
「…」
リムジンの後部座席、耳元に届く涼し気な声色に、私は口端を引き攣らせながら、無理やり笑顔を取り繕っている。
(なんでよりによって、コイツが…)
目に入れたくないのに、目どころか肌にも触れる距離で、彼がしっかり隣に座っているじゃないか。
しかもこっちは窓の外に視線を向けるだけでも必死なのに、
「護衛任務ですから。」
表情も変えず、あえてこちらに視線も向けず、サラリと私の脳内を読み取って答えてくるアスラン。
こうして度々外出の機会がある度、何故か彼が当たり前のように傍に居る。
周囲のスタッフも、以前の護衛だった時の姿も見慣れているからなのか、もうそれがまるで空気がそこにあるのと同じくらいの感覚で、誰も何も言わないどころか表情一つ変えない。
私だけが過緊張したままの後部座席。
なるべく座席の隅っこに寄ろうとするんだけど、その度に
<ピタッ。>
「~~~~~~っ!!///」
(だから何で引っ付くんだよっ!!)
―――続きはこちらから。
***
ようやくアスカガっぽくなったお題SSの更新です。よろしければ一目眺めてやってくださるとありがたいです(ー人ー)
今回はあえて解説(という名の言い訳)はせず、皆様思い思いに突っ込んでくださいwどうなっても、よもやよもやw
とりあえず台詞をひっかける(要は伏線というか)のは結構好きなので、次回の最終回(ようやくですよ。ほんといい加減にしろ、です)を読んで頂くと、セリフの解釈が変わると思います。そんなもんです。かもしたの作品には圧倒的に「(*´Д`)ハァハァ♥」要素が足りないので、萌えは各自で補充をお願いします<(_ _)>
補充といえば、ガンカフェの双子BDで、ようやく昨年の大阪で行われていた「双子メニュー」が食せますが、それ以外にも新しい企画があるのは昨日ブログでお話しした通り。
今の萌の糧は公式よりもガンカフェが多いので、つい参加したくなりますが、金銭的余裕も厳しい&コロナの方がもっと厳しい💧
でも昨日来年の卓上カレンダーが発売されるとのことで、速攻予約しちゃったよ💦w 仕事で卓上カレンダーは使いまくるので、すごく楽しみなのですが、多分8月以降はめくられなくなる可能性大(笑:どうしてかは、お察しの通りです♥)。
――と、グッズ関係で萌も補充しているのですが、双子BDのSSはまだ何にも思い浮かんできません(ノД`)・゜・。 もう来週中には手を付けないといけないのに… 双子の誕生日はとにかく祝いたい。自分のはどうでもいいので双子を祝いたい。
プロットが降臨してくるよう、萌えの神様に必死にお願いしておきます✨(ー人ー*)
何故か耳を塞げば塞ぐほど、彼のことが耳に入り、目を瞑れば瞑るほど、彼の姿が目に入る。
「誰と結婚したいか?って…そりゃもうみんな『ザラ准将』って言うに決まっているじゃないですか!」
目の前のデスクにいる若い女性秘書官の一人が、聴きたくもない名をピーチクパーチク小鳥のように囀ってくれる。
「…そんなに人気高いのか?あいつ…いや、ザラ准将は。」
呆れたように応えて見せれば、今度は巣箱のひな鳥たちが一斉に囀り始めた。
「知らないんですか?カガリ様。今、ザラ准将って言ったら、女の子が結婚したい人No.1ですよ!?」
「だってあの『ネオジェネシス』から、このオーブを守ってくれた人ですよ!」
守った人ならフラガ大佐…今は一佐か、もいるじゃないか、と反論しようものなら
「フラガ一佐は無理ですよ~。だって技術部門のラミアス部門長という美人の彼女が居ますもん。」
「年齢的にも私たちに近いのはザラ准将ですしねv」
「カガリ様は男性見る目、無さすぎですよ!」
倍返しどころか百倍くらいにして返され、私は口を挟む隙はどこにもなかった。
更に―――
「今日は国連議会でしたね。議事堂内までは同行を許可されておりますので、ご安心ください。」
「…」
リムジンの後部座席、耳元に届く涼し気な声色に、私は口端を引き攣らせながら、無理やり笑顔を取り繕っている。
(なんでよりによって、コイツが…)
目に入れたくないのに、目どころか肌にも触れる距離で、彼がしっかり隣に座っているじゃないか。
しかもこっちは窓の外に視線を向けるだけでも必死なのに、
「護衛任務ですから。」
表情も変えず、あえてこちらに視線も向けず、サラリと私の脳内を読み取って答えてくるアスラン。
こうして度々外出の機会がある度、何故か彼が当たり前のように傍に居る。
周囲のスタッフも、以前の護衛だった時の姿も見慣れているからなのか、もうそれがまるで空気がそこにあるのと同じくらいの感覚で、誰も何も言わないどころか表情一つ変えない。
私だけが過緊張したままの後部座席。
なるべく座席の隅っこに寄ろうとするんだけど、その度に
<ピタッ。>
「~~~~~~っ!!///」
(だから何で引っ付くんだよっ!!)
―――続きはこちらから。
***
ようやくアスカガっぽくなったお題SSの更新です。よろしければ一目眺めてやってくださるとありがたいです(ー人ー)
今回はあえて解説(という名の言い訳)はせず、皆様思い思いに突っ込んでくださいwどうなっても、よもやよもやw
とりあえず台詞をひっかける(要は伏線というか)のは結構好きなので、次回の最終回(ようやくですよ。ほんといい加減にしろ、です)を読んで頂くと、セリフの解釈が変わると思います。そんなもんです。かもしたの作品には圧倒的に「(*´Д`)ハァハァ♥」要素が足りないので、萌えは各自で補充をお願いします<(_ _)>
補充といえば、ガンカフェの双子BDで、ようやく昨年の大阪で行われていた「双子メニュー」が食せますが、それ以外にも新しい企画があるのは昨日ブログでお話しした通り。
今の萌の糧は公式よりもガンカフェが多いので、つい参加したくなりますが、金銭的余裕も厳しい&コロナの方がもっと厳しい💧
でも昨日来年の卓上カレンダーが発売されるとのことで、速攻予約しちゃったよ💦w 仕事で卓上カレンダーは使いまくるので、すごく楽しみなのですが、多分8月以降はめくられなくなる可能性大(笑:どうしてかは、お察しの通りです♥)。
――と、グッズ関係で萌も補充しているのですが、双子BDのSSはまだ何にも思い浮かんできません(ノД`)・゜・。 もう来週中には手を付けないといけないのに… 双子の誕生日はとにかく祝いたい。自分のはどうでもいいので双子を祝いたい。
プロットが降臨してくるよう、萌えの神様に必死にお願いしておきます✨(ー人ー*)
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