うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

Always with You!

2023年02月15日 15時43分38秒 | イベント

イベントから4日、個人サイトやTwitterの方にアンソロジーの感想がいっぱい届いてきて、めっちゃ嬉しいかもしたです♥\(≧▽≦)/
やっぱりこうして感想をいただけるのは、何より励みになりますね!
過去に4回、今回で5回目のアンソロ主催(※今回に限っては編集部)になりましたが、一番感想が届いているかも。いただいた感想は、編集室で部員一同で共有して「キャー(*≧▽≦)人(≧▽≦*)ヤッタネ☆」ってやってますwお時間を割いて、ご感想送ってくださっている皆さんに、厚く御礼申し上げます<(_ _)>

一番のイベントは終了しましたが、まだ第二版の準備やらありますので、アンソロジー企画自体は終わっていないし、今のところいい感想ばかりいただいておりますが、この先トラブることも可能性としてはありますので、まだ気は緩められない( ー`дー´)キリッ
そう思いつつも、先日副編集長がご自身のサイトでメイキングをUPされて、すごぉ~~~~~~く!苦労がよくわかる内容で、✨(T人T*)カンゲキヤ・・・
よく最近アンソロ主催された方とかが「アンソロジーの作り方」みたいなのをnoteとかにUPされていているのを見ます。「だったら編集長も是非―――!」というメッセージもいただきましたが、皆様各々のやり方があると思いますし、生活環境や仕事、作品の人気度とかによって、やり方は相当変わると思います。なので別段「製作指南」というものはいらないと思うのですが、今回5回目で、おそらくこれが私自身のオフライン人生で最後のアンソロ主催になるだろうな、というのも併せて、ちょっと製作経過時々の感想を書き出してみようかなと。
なるべくネガティブな部分は避けますので、ご興味ある方はこそっとご覧ください。

<企画の始まり>
そもそもかもしたがアンソロを製作するにあたって、大事なことをいくつか自分自身に課しているんですが、その一つが「執筆者様の執筆期間は10か月以上」としております。ちなみに今回は1年間用意しました。何故かと言えば、商業誌の締め切りならともかく、皆さまそれぞれに家庭や仕事の事情も抱えている中、更にこのアンソロのために貴重な時間を割いてくださるわけですから、その大切な時間一つ一つを主催はいただいている訳です。なので、キッチキチに「3か月後締め切りです!」というと、旬な作品なら公式からネタも落ちてくるでしょうが、流石に20年(リマスターとか含めたら10年くらい)も時間が経っているので、ネタだしも大変なはず。…なので時間はたっぷりと取りました。
「アンソロ作ろう!」と思い立ったのも、いつも「もうすぐ20周年ですね~」みたいな感じでにおわせてくる方々(笑)がいらっしゃって、「そうだね~( ̄▽ ̄)」と他人事(w)みたいに流していたのですが、折角の記念すべき年なので、じゃあやってみるか!と腰を上げました。それが一昨年の11月頃。足掛け3年かぁ~(遠い目)

<明けの砂漠編集部>
実際問題、「やる!」というのは簡単ですが、10年前の10周年の時とは、もう環境が全然違っていたんですよ💧 一番大きいのは親の介護かな。子供の成長と逆に、出来ないことが多くなってくるので、段々手がかかってくるという。
で、2021年のガンカフェ『ハロウィンパーティー』の時ですよ。いつも集まっている「カニ会(※ただ集まってカニを食うだけの会:笑)」改め「お前ら体育館の裏に来いっ!(※ガンカフェの予約取る作戦を練ったりする場所:笑)」のメンバーに「「やって!」という話が来ているんだけど、どうしても一人じゃ時間的に無理なので、みんな手伝ってくれる?」に「「いいよーーーーっ!(*≧▽≦)ノ*≧▽≦)ノ*≧▽≦)ノシ✨」」の二つ返事で、集まってくれたのがこのアンソロジー編集後記に掲載された面々です。しかもその場で「表紙担当ね!」とかよくもあっさり決めたな!Σ( ̄口 ̄|||) でもそれができるのは、ほぼ10数年来の付き合いある面々だったからできることだね♥
お陰様でこれだけ何でも打ち明けやすい編集部員が集まってくれたので、情報はほぼすべて共有しました。あの委託書店への見本ページも、公平性を期するために、ちゃーんと動画で「くじ引きシーン(笑)」を放送したのですよ♥ 結構お楽しみなこともやりましたね。今や編集室そのものが思い出の宝箱です(^^)

<一つ目の山 執筆者への依頼>
かもしたは常々編集部員に「3つの山があるから、それ乗り越えよう!」と伝えていました。
その一つが先ず「執筆者へのお誘い」。最近公募式のアンソロも流行っているのですが、それはそれでこの依頼作業が省けるので、心身ともに負担が軽減されて凄くいいと思います(かもしたはもう慣れっこですが、中には依頼を断られると、それでメンタルが落ちちゃう方もいらっしゃるかと)。…ただ一点、大変なのは「本一冊の単価の見通しがつかない」ということ。お金持ちの主催者(羨✨)なら、大量の参加希望者と共に息子のようなタウンページ並みの原稿が集まっても迷わず発行できるのでしょうが、かもしたみたいな貧民には、印刷代にかける金額にどうしても限度が出てくるので勇気が出ません(きっぱり) なのであえてイバラの道を進む( ー`дー´)キリッ
編集室(ネット上)でかもしたが「この人とか声かけてみる?」と、希望者一覧みたいなのは作ったんです。でもいろいろ事情(仕事が大変そう、とか、ご出産されたばかり、とか)を知っている編集部員とすり合わせをしていきました。かもしたが依頼すると、大体打診の7割くらいがOKの返事をくださるんですが、かもした自身は(今回はこの編集部員だけでもいいや( ̄▽ ̄)♪)とプチアンソロみたいなのを考えていたんです。ところが―――「私、この人誘ってみます!(`・ω・´)ゞ」みたいな感じで編集長が「?( ̄▽ ̄)」って固まっている間に繋がる繋がる(笑)総勢23人ですよ!かもした自身、こんな大人数初めてでΣ(・ω・ノ)ノ! 副編集長曰く「これぞ、人の縁です♥(`・∀・´)エッヘン!!」・・・みんなスゲー( ゚Д゚)✨←羨望
「かもさんの主催だったら大丈夫だよ!(事実無根の根拠なのに)」と、何度も声をかけてくださった副編集長、本当に感謝(ー人ー)

あとかもしたは表紙絵が描けない分、絵師様にお願いをしているのですが、その時にこれも自分ルールなのですけど「予算は気にせず、好きなやってみたい装丁で描いてください(`・ω・´)ゞ」と言っております。これは第1作目の時からそう。折角の祭りに色々制限付けると、絵師様もやりにくいでしょうし、こちらの要求が多いと創作意欲にも関わると思うので。無論、「もうめっちゃくちゃ赤字になっちゃう💦」になるのだけはちょっと勘弁してください<(_ _)>💦になりますが、お互い絵師様と「こういうのもやってみたい!」「うん、やってみようか。」とやり取りして、出来上がったのが、お手元にある「それ✨」です(笑)
こうして執筆者は選出されたのは2021年11月末。ここから発行時期から逆算して締め切りと形式をお伝えして、1月までにはご参加辞退の方も含め、ほぼ皆様からお返事を頂けました(モチ、返信の全くない方もおりまするよ)。

<二つ目の山 告知HPと、まさかの苦労💦>
最近はTwitterだけで告知を賄えている、素晴らしい主催者さんも多いですが、かもしたは昭和の脳みそなので、いつも通りの告知HPを作りました。
そして、通常なら告知HPをUPし、アンソロジーが発行されるよー!の発表⇒暫くしてから執筆者紹介・・・って流れになるんですが、今回は両方一気にUPしました。何故かというと・・・うん、ちょっとした事情故です♥(´∀`*)ウフフ
そして編集部員には「二つ目の山が来るぞ!乗り越えいようぜ!!」とお達し。…そう、この二つ目の山こそ、ある意味このアンソロ制作で最大の心労「執筆者の公開」です。
何故かと言えば・・・うん、ちょっとした事情故です♥(´∀`*)ウフフーーーで逃げようと思ったけど、ここだけはあげておこう。やはり晒すと出てくるんですよ。この執筆者選出へのあれやこれなご意見が💧 詳しくは避けますが、ここが一番メンタルにきますorz。ただかもしたは既に経験5回目なので、往なし方をある程度心得ているからやり過ごせました。もちろん編集部員にも現状をお話しています。
ただね、一つ苦渋の決断をしたのが「編集部員の名前を掲載しないこと」―――これは本当はやりたかったんですよ!「このメンバーでやっているから、みんな安心して待っていてね♥」って見せたかったんですが、かもした自身への決め事として「絶対、編集部員を危険に晒さない!」としました。いざアンソロが発行されてしまえば、そこで知られてもほぼ問題はないのですが、みんな家庭や仕事、それぞれ忙しい問題を抱えているので、そこにこんな重責を押し付けたら、編集部員やそのご家族、御仕事先に迷惑がかかると思い、断腸の思いでここは編集部員に頭を下げ、名前は本誌発行まで伏せました<(_ _)> 結果的に良かったのか悪かったのかは、メンバーそれぞれの胸の内♥ でも一人で主催していたら、多分潰れてたと思う。10年前と比べて明らかにネットサービスが増えているので、その分顔も見えない方とのつながりもできますので、ホント、気持ちを共有してくれる編集部員がいたことは、何よりの救いでした✨
で、言ってなかった「まさかの苦労」。…これ告知HP見てくださった方ならご存じかと思いますが、なんと!『英語バージョン』も作ったんですよ!(゚Д゚;) 英語の成績3(※10段階評価)の私なのに💦
今回海外、特に中国では種が大人気だと編集部の一人からお聞きしており、執筆者の中にも海外の方をお招きして、「国境越えて盛り上がろうぜ!\(≧▽≦)/ヒャッホー☆」ってやったら、何故か来る来る、謎の英文メールΣ(・ω・ノ)ノ! ありがたいことに海外執筆者の方が「アスカガアンソロが日本で発行されます!」というのを大々的に告知してくださったお陰で、かもしたの元にあれやこれな言語が届くこと!英語だけじゃなく、スワヒリ、インドネシア語もありましたね。
これで、今回のアンソロジーで学んだこととして
①海外対応用の告知HPを作っておくこと。作らないと、一人一人にメールを返信する手間がめっちゃかかる💦
②アンソロジーはあくまで「日本語表記のみ」で、海外用に「台詞が英語になっているものは作りません」とあらかじめ断っておく必要がある。(←問い合わせで一番多かった💦)
③アンソロの奥付表記も「日本語以外の言語(英語とか)」の記載をする必要(※海外の高額転売ヤー対応)がある。
―――の3つ。
これがないと、多分インパクトでは発行できなかったかも。時間取られすぎて💧(==;)
文面は翻訳ソフトでやってもらいましたが、それでも特殊な日本語でしか表せないものは、改めて辞書曳き直す必要もあるため、本当に苦労しました💦・・・そしてその苦労が今現在も続いています( ;∀;)(委託書店発行のお知らせとかね。一々Twitterに日本語と英語の両方でUPするのが現在進行形。でないと、問い合わせメールが入ってくる(==;))

<進行表>
かもしたはアンソロ作るとき、発行予定日から逆算して、「こんな作業があって、締め切り何時まで」とか「執筆者さんへの送信が済んだか、返信があったか」とかチェックもかねて表を作ってます。

いつもだったら広告の裏(笑:赤貧)に手書きでダーっと書くんですが、今回は編集部員と共有するため、みんなが見れる場所にUPしてました。もちろん、日々更新があるので更新作業に忙しかったことも今やいい思い出( ̄▽ ̄)♥
でも一番ありがたかったのは、この進行表に悩む部員がいなかったことかな。編集部員の中にはご自身がアンソロ主催者を経験している人が何人かいらっしゃるので、「このやり方だとやりづらいです💦」という意見が出てくるかな・・・と思っていたんですが、皆さん本当に進行に沿ってやってくださって、これも感謝です<(_ _)>

<第3の山 締め切りと校正作業>
二つ目の山を越えると、しばし平野が続きます・・・平和でしたね( ̄▽ ̄) 平和すぎて編集長、何を思ったか『ファフナー一カノアンソロ』に参加しちゃったよw
原稿が早い人はもう6月に上がってきました。皆さん個人サークルを抱えている方が多いので、夏インテだったりスパークだったりの個人活動との帳尻を合わせるために、こちらを早く仕上げていただいて、本当に感謝✨
そして締め切りが近づくにつれ、一気に原稿が上ってきます!かもしたがいつも一番時間を取られるのが「校正作業」・・・特に「小説」の校正は、やってもやっても後から修正必要な個所が出てくるので、すっごい時間取られるんですが、今回編集部員が一気に片づけてくださったので、本当に助かりました✨(T人T*)
かもしたは基本、皆さんに伝える締め切りは「本当に印刷所に提出する準備が整わないといけない日」の1か月前に指定しています。もちろんその間に校正作業で不具合の点があったら書き直していただかないといけないので。
大変なんですよ・・・「印刷所から連絡が来る⇒かもした状況確認⇒執筆者様に修正してもらう⇒かもした修正確認⇒印刷所へ」の流れ💧 だからこれを防ぐために確実に事前の校正はしておかないといけません。おかげさまで大きな訂正電話はなかった!よかった~(*´▽`*)
だけど緊急で「締め切りは以前の発行日の一か月前のインパクトにします!」にしたもんだからさぁ大変! でも執筆者の皆様に了承をいただきまして、無事に締め切りまで間に合いました✨ (※あ、でもフクマさん(吸死)のアイアンメイデンに3名ほど入っていただきました:苦笑( ̄ー ̄)ニヤリ)
そしてさらに大変だったのは、「初めてオフラインの漫画原稿を描く」作家さんもお招きしていたこと。概ね皆さん印刷所の「原稿の作り方」を読みつつやってくださっておりましたが、海外だと日本と基準が違うので、かなり時間をかけて向き合わせていただきました。手元でやって見せたのを画面の向こうに送信してみたりの、試行錯誤で結構大変だったです^^; あと、こちらが形式の書き方をミスっていたご指摘を受けたり💦←これは一番やっちゃいけないこと!反省<(_ _)> 
また海外執筆者専属の編集部員が「日本語に修正することの難しさ」をインパクトのアフターで教えてくださり、本当に滅茶苦茶大変だったんだな!(゚Д゚;)と、ご苦労が偲ばれました。絶対他に人にはできない仕事で、彼女がいなかったら、この企画はこんなに広がっていくこともできなかったと思います。ホント海外担当顧問は偉大です✨

<オフ会議も必要だ!>
基本ネット上で編集部員とはやり取りしていたんですが、どうしても実際見てみないとわからないのが装丁・・・本の表紙の紙をどうするか?加工はどうするか? ―――基本的に表紙担当だった副編集長と私でやったのですが、イベントのアフターとかでみんなで集まって、「どれがいいと思う?」とか「ノベルティーはどうしよう?」みたいな話になって、普通に買い物するとこういうのがあったら便利、とか、持ち歩くのに邪魔にならない軽いものがいい、とかいろんな意見を頂けました。これもやっぱり貴重✨

<いざ、発行へ―――!>
個人サークルさんの原稿執筆時間の邪魔にならないよう、とにかく年明けはかもした個人だけで動くようにし、駆け込みの原稿とか、急な修正とかもありましたが、無事に入稿にたどり着けたときはもう・・・!(ノД`)・゜・。
印刷所さんから電話が一度入りましたが(特殊な原稿の差し込みについて)、それだけで全く問題なし!

そうして―――皆様のお手元に、今ありますのが1年3か月分の汗と右手の震えと肩こりが込められた至極の一冊です✨

ちなみに執筆者の皆さんのお宅にも、「届きました!(≧▽≦)ノシ」コールが届いてますが、皆さんめっちゃ喜んでくれていて、私的にも出した甲斐があったなと、感慨にふけっております。「こんなに早く届くなんて!」って感激していたそこの貴方。アレはインパクト当日、既に住所を書いたスマートレターを会場に運び入れ、アンソロのセット完了と同時にそのまま一階にあった郵便ポストに(aさんが)速攻投函してくださったお陰ですよ♥(´∀`*)ウフフ
どれだけの作業があったか、今までの流れを進行表見ながら書き出してみたんですが、もう既に忘れているσ( ̄▽ ̄)がいます(笑)
うん、アンソロジー制作で一番必要なことって「大変だったことが、あとで忘れらてるか!?」って事じゃなかろうか!

イベントで手にしてくださった時の、皆様の嬉しそうなお顔を拝顔したり、こうしてメールで感想を下さったり、沢山の差し入れ然り・・・苦労が一気に報われますね!ホントようやくこれで一つ肩の荷が下りました。

さて、次は「運命の20周年」が待っていますね(笑)
今度は何方が記念に動いてくれるかな?
かもしたは渋茶でも飲みつつ、記念誌を読ませていただき、イベントがあれば多分一般で参加させていただいたりしたいと思います♥
そんな訳で、こんな駄々洩れな文章を最後まで読んでくださった方、ありがとうございました<(_ _)>


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