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さいたま市南区のピアノ教室
カナリア音楽教室の増田玲子
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今日も発表会のお話しです。
発表会では「選曲」が一番のキーポイントになります。これが上手くいくかどうかで結果に大きく変わります。ですので、慎重に選びます。
その昔(?)・・・は、全て私が決めてました。
全て「クラシック」の小品や名曲でした。それが当たり前でした。自分も、そうやって育って来てましたし、育ててきてました。
それが様変わりしたのはいつごろからでしょうか?
私の記憶では、20年以上前ですが、「ラピュタ」の「君をのせて」を弾いた子が最初だったように思います。次が「やさしさに包まれたなら」かな?・・・ようするに「ジブリ」の曲です。2曲とも小1のお子さんでしたが、自分で弾きたい!と言ってそれになりました。
その後「アニメの曲」と続き、「ジブリ」の人気は根強いものの、今や「J・POP」が主流となりつつあります。この傾向は、この5年位で急に際立ってきました。
クラシック離れは急速に進んでいます。「エリーゼのために」を知らないお子さんもかなりいます。
それがいいかどうかは別にして、私は基本、生徒さんの弾きたい曲を弾かせてあげたい、と思ってます。生涯で何回機会があるか分からない舞台です。弾きたい曲を弾かせてあげたいです。そして、自分で決めた曲なら練習するはずです。そして、現に、頑張って練習してます。
「曲」が決まったら「楽譜」探しです。その「楽譜」をどれにするかで「明暗」が分かれます。一番のポイントです。
今は「ネット」で「1曲」買いが出来る、大変便利な時代です。人気のある曲は多くの楽譜がアップされてます。数ある楽譜の中からどうやって選ぶかは、「その2」で書かせて頂きます
1年生の女の子がフルコーラスで弾いた「君をのせて」は今でも私の中で生徒さんの「名演」の3本の指に入ってます。
物凄く難しく、物凄く大変でした。でも頑張りました。
舞台袖で祈るように聴いていた私は涙が溢れてきました。
お引越しで遠くに行っちゃったけど、今どうしてるかな?
きっと、素敵なお母さんになって幸せに暮らしてるだろうな、と思ってます。
退会される時頂いた「化粧ポーチ」今でも大切に使ってます。私の宝物です♡