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さいたま市南区のピアノ教室
カナリア音楽教室の増田玲子です。
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歩いていて、躓いて、骨折してしまいました。右手の小指です。左手に荷物を持っていたので、咄嗟に右手を出したのだと思います。ビックリはしましたが、強い痛みは無かったので「突き指」かな?と思いました。
いづれにしましても、商売道具でもある大切な「指」です。直ぐに、お医者さんに行きましたら、まさかの骨折でした。
先ず、頭をよぎったのは、「レッスンをどうしようか」です。今年は「コロナ」で思うように出来ない期間もあったので、出来たら休みたくない、継続したい、と思いました。
幸い、小指でした。薬指は小指と一緒に「ギブスの中」ですが、他の3本は普通に使えます。これならいけるかもしれない、と思いました。。。で、昨日のレッスンは通常通り行ってみました。
ほぼ、問題なく出来たと思います。模範演奏は両手では出来ませんが、左手で「右手」の部分は弾けますし、連弾も出来ました。
一番問題は「書く事」です。「ゆっくり」なら「左手」でも書けますが、レッスン中は「スピード」が勝負ですので、筆記は見学されてるお母さまにお願いし、一人で来てる子達は自分達で書いて貰いました(宿題や課題等)喜んで書いてくれてました。
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実は、骨折した朝、私はある「文章」を読んでました。私の好きなピアニストのお一人が書かれたもので「左手も右手と同じように弾けるにはどうしたらいいか」という内容の物でした。
大体の生徒さんは、「利き手」でない、左は苦手です。「片手練習」をするように言っても左は「伴奏」が多いのでなんとなくつまらなく、中々したがらないです。
このピアニストさんは、日常生活、鉛筆を持つのも、お箸を持つのもetc・・・全て「左」に変えたそうです。。。訓練の結果「今」が「ある」、と書いてらっしゃいました。
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私も正直「左」は苦手です。なので、私も「やってみよう」と思いました。
そう思った「数時間後」の「骨折」です。
これって凄くないですか?凄いタイミングです。絶妙のタイミングです。
好むと好まざるにかかわらず「左」を使わなければならない状況になりました。
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「右」が使えないのは不便ですが「左手」の訓練になります。今もキーボードは左で打ってます。5本指を全部使って打つようにしてます。どんどん速く打てるようになってます。
生徒さんとご父兄にはご迷惑をお掛けしてしまいますが、今回の事が、教室にも&生徒さんにも&自分自身にも「プラス」になるように「前向きに」捕らえていきたいと思ってますので、どうぞよろしくお願い致します。