kankoのひとりごと

外出できず、ネットと電話・ラジオで日々が過ぎています

バスに乗った

2023年12月21日 | 日記
岡山市では「路線バス運賃最大200円キャンペーン」をやっている。
(来年1月3日まで)
普段の運賃は、近くのバス停から街なかまで380円だが、バスの運賃表は200円を過ぎた以降、200円の表示になる。
シニアパスを使うと半額の100円になるので「とても安い」を実感する。

でも「安い」という理由で乗る人はいないみたい。
近所の人に、宣伝してみた。
「勝山に行くのがおトクらしい…」というと
「行っても、神庭の滝に行こう思たら、歩かんといけんじゃろう(クルマじゃないと行けるかい!)
「私が知ってるいちばん高い所は、免許センターだけど…」
「そんなとこ、用がない!」
というわけで
「じゃあ乗ってみよう」という人は、いなかった。

私は乗った。
夫がショートステイで家にいなかった日、駅前にとまっていたバスに乗った。
市の南方面に行くバスだった。
途中からマンションなど高層建築が見当たらなくなり、さびれた田舎町になっていった。
終点の「ふれあいセンター」で降りたら「レストラン」が目に入ったので、日替わり定食を。
とうぜん、イマイチ。
(私は缶詰のシーチキンとスイートコーンがキライ。食べ飽きたため😥)
バスは1時間に1本程度だったので、急いで帰りのバスに。
行きも帰りも、乗客はまばらだった。

帰宅すると、市役所でハンコを押してもらって返送する、という書類が届いていた。
翌日、天満屋そばの市民コーナーでもらおうと出かけた。
そのまま投函した(去年はこれを忘れてた)
続いて宇野バスのセンターへ行き、乗れるバスを探した。
「山陽団地行き」があった。
帰りのバスを聞いたら、折り返し岡山行きになるので、着いたらカードを通して、また乗車タッチすればいい、とのこと。
山陽団地に行くのは(見るのは)30年ぶりかも知れない…。
バスの窓から眺めていると、旭川を渡る前から田舎の景色になって、そのあとはもっと田舎に。
山陽団地に入ると、県営住宅は空き家らしきのが目立ち、小さな公民館も児童公園もさびれていた。
人の姿は見えなかった。
かつては素敵な住宅地だったけどね…。

バスの乗客は、前日よりもっとまばら。
50年ほど前を知っているけど、宇野バスはとてもオシャレなバス会社だった。
義兄が今治でバス会社に勤めていたが
「中古のバスは宇野バスから買う、あそこのバスはええ…」と言ってたくらい。
バス代も安かった。山陽団地までは、私の団地までよりはるかに遠いのに、400円!
これなら、普段でも乗ってみれる(半額の200円になるんだし)

でも2日連続で、岡山のさびれた景色を見たのは、寂しかった。
市の北方面には、空港ができ、国道の付け替えがあり、高速道路のインターができ、免許センターが引っ越してきて、ごみ処理施設や火葬場(💦)もできてるし、マンションも結構あるんだけど…。
テレビで漫才芸人が「親戚の田舎にね…」というと、相方が「岡山の**ね」と話を続けるのは、これなんだなあ🤔
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