タイトルから連想するに、性を扱ったエグい稀な(いま造語しました)作品に思えるが、SNS社会の行く末を暗示するような、軽くいなせないテーマでした。
キーワードを選ぶならば:
興味本位と無関心(または無神経)
人は興味を持つべきでないことに深く囚われ、家人など、一番に関心を持つべき存在に無神経だったりする。
この映画では、流言飛語的なネット上の動画が、
まず友人関係を、次に恋人同士を、そして家族を崩壊させていく様を描いている。
do communication over the mobile network
携帯キャリア会社の初期のコピーは爽やかだ。
だが、人同士の直接的やり取りを遠ざける端緒だったと思える。
いえ電だけの頃、好きな子に電話をすると、肝心な時に、父上が受話器を取ったり。
そこでコミュ力(りょく)が育まれたんだと思うね。