
かなり前から公開を待っていた。
R15指定というので、どれだけオトナに傾いているのかと思えば、それほどでもなく。
二階堂ふみが予想通り体当たりしていたが、沢尻エリカには期待を裏切られる。何を期待していたかは書かない。
とりあえず、宮沢りえの変貌ぶりには驚いた。あらかじめ配役を把握していなければ、誰なのか判らないほどに。そして宮沢りえが登場すると、必ず睡魔が。
太宰治の実像は知らぬが、沢尻をはじめとした女の尻を追いかけるだけの、チャラい酒呑みとして描かれている。走れメロスのような道徳ストーリーを書くが、愛人の日記のパクリ疑惑もある、その二面性に踏み込んで欲しかった。
4度も眠った観客が批評してはいけないがね。
ラスト曲、東京スカパラ feat.チバユウスケ ♬カナリア鳴く空 のところで、パッチリ目が開いた。