
NHKへの放送命令を「支持」 拉致問題で自民小委 (11/02 11:34)産経
自民党の通信・放送産業高度化小委員会(片山虎之助委員長)は2日午前、菅義偉総務相がNHKに対し短波ラジオ国際放送で拉致問題を重点的に取り扱うように命令する方針を示している問題を検討した。
小委員会で、菅総務相は、命令の際に「表現の自由」に配慮することなどを説明。一部議員からは「NHKへの要請という形でよいのでは」など慎重な対応を求める意見も出たが、「拉致問題は安倍政権の最重要課題だ」との意見が大勢を占め、最終的には菅総務相の命令を支持する方針で一致した。合わせて来年以降も同様の命令を出す方針も了承した。
命令されないと拉致問題を放送できないNHK。当然放送されてしかるべき内容と思っていたがなんとも不思議。
自分などよほどの理由がないと普通、短波放送や国際放送は視聴しないから気がつかない。
偏向報道や不祥事も相変わらずのようだ。
日本政策研究センター機関誌「明日への選択」10月号で「NHKを何とかしなくては」より
ドイツ在住ノンフィクション作家・クライン孝子氏の記事の要約
日本に帰国していて偶然「クローズアップ現代」7月24日「検証・陸上自衛隊イラク派遣の900日」の放送を見た。
本来なら公共放送でもあり、イラクに於ける人道支援で、一体自衛隊はどれだけに貢献をし、イラクの人たちから感謝されているか、国民の貴重な税金が使われているだけに、そのレポートを報道するのが最大の使命にもかかわらず、何と自衛隊の生命の危険のみを強調する報道に終始し、まるで自衛隊の生命を守るためにのみ莫大な費用を使って派遣されてかのような印象を受ける内容になっていたことだ。
ドイツの公共テレビでは、このようなある種国益無視と誤解されないかねない報道は私が記憶する限りお目にかかったことがない。
ドイツも湾岸戦争、アフガニスタンなどに派遣されている。こうしたドイツ軍の派遣につて、ドイツのTVは現地に於けるドイツ軍の活躍ぶりをきちんと伝え、それによって国民の信頼を得ている。
(以下略)
幸い、「イラク人道復興支援活動に関する内閣府の世論調査で、7割を超える人が陸上自衛隊の活動を評価していることが2日、分かった。(11/02産経)」の記事があり救われはしたが・・・
正論12月号の中村あきら氏「NHKウォッチング」でも驚き呆れる記事があった。(要約)
万引き放送局長に受信料から退職金?
放送局長というご身分で万引きを働き、免職もされず依願退職扱いで退職金をもらいNHKを辞めたそうだ。何千万円かの退職金は視聴者の受信料で支払われる。
国会議員は受信料無料!!
国会議員に対して受信料無料にせねばならない格別な理由はない。受信料免除について放送法に明文規定があるわけでもなく、同法第三二条第二項を援用した特別な取り決めなのかも知れない。
このような特別扱いが毎年6000億円を越えるNHK予算が事実上フリーパスするという悪しき慣行を生む結果になる。
北の核実験に理解示す「週刊こどもニュース」10月14日放送 今週のハテナ?「北朝鮮の核実験」
ところがその解説が頗る危うい。まずお父さん役が「北朝鮮の核実験は世界の強い大国に対抗して同等に張り合えるようになるためだった」と北の核実験に対して大いに理解を示す。続いて「日本は直ぐに北朝鮮に制裁を加え、北の船や貨物だけでなく、北朝鮮の人が日本に来ることも禁止しました」と云った途端、長女役が「ええっ、ひどいよねえ、そんなことするの」と大声を出す。<お父さん役>は米英はじめインド、パキスタンに至るまでの核保有国を紹介し、イスラエルも核保有の疑いがあると説明、北朝鮮が核を持って何が悪いのだと言わんばかり。共産党独裁、軍事優先、拉致等々、北のならず者的国家体質には一言も触れない。子供が北に対する制裁を「ひどい」と感ずるのは当たり前。慄然とさせられる子供番組だ。
毎号NHK偏向報道を紹介されているが、今号は特に呆れる内容だった。NHK内部に巣くうサヨクかなにか知らないが、もう解体し出直した方がいい。