今日の「クローズアップ現代」では日本の林業の現状を取り上げていた。
山歩きをしていると、荒廃した森に出くわすことがある。後継者の不足や、これまでの安い外材におされて成り立たなくなった林業の現状を目の当たりにして部外者でも心が痛む。一方美しく管理された杉や桧の森は歩いていても楽しい。
番組によると・・・
外材に市場を奪われる原因として、歪みが多く水分の多い国産材は敬遠される。建築方法が変わり、予め工場で加工するので材木の乾燥度が高く歪みが少ない外材が有利とのことであった。日本では零細な企業が多いため乾燥設備が整っていない。しかし徐々にではあるが乾燥設備に国の支援も始まっている。植林や林業の機械化で乗り切る業者の姿も紹介されていた。解説の遠藤鹿児島大学教授のお話では、日本の材木需要は輸入に頼らずとも充分国産でまかなえるし、国土の保全にも林業の再生は重要という。
(写真は山歩きで見た風景)
クローズアップ現代「日本の森 再生のチャンスを生かせるか」2007/04/19 NHK
外材価格が高騰し、国産材復活のチャンスが訪れている。一方、放棄地の拡大や安定供給など課題も多い。貴重な資源を守り産業として再生できるか、日本の森の未来を考える。
山歩きをしていると、荒廃した森に出くわすことがある。後継者の不足や、これまでの安い外材におされて成り立たなくなった林業の現状を目の当たりにして部外者でも心が痛む。一方美しく管理された杉や桧の森は歩いていても楽しい。
番組によると・・・
外材に市場を奪われる原因として、歪みが多く水分の多い国産材は敬遠される。建築方法が変わり、予め工場で加工するので材木の乾燥度が高く歪みが少ない外材が有利とのことであった。日本では零細な企業が多いため乾燥設備が整っていない。しかし徐々にではあるが乾燥設備に国の支援も始まっている。植林や林業の機械化で乗り切る業者の姿も紹介されていた。解説の遠藤鹿児島大学教授のお話では、日本の材木需要は輸入に頼らずとも充分国産でまかなえるし、国土の保全にも林業の再生は重要という。
(写真は山歩きで見た風景)