落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

今日は何の日

2007年04月28日 | 政治・外交
 毎年うっかりと通り過ぎてしまうのだが、52年前の今日、日本の主権が回復したのだった。終戦の日から昭和27年のこの日までは米軍の占領下にあった。そしてこの日、サンフランシスコ条約が発効し国家主権を完全に回復した。自分はまだ小学生で全然意識しなかったどころか、最近まで恥ずかしながら意識していなかった。
 近年の中韓朝の言いがかりが目に付くようになって否が応でも自分の国について考えさせられるようになり、反面有り難いことであった。中共の国力が増し、中共国内の矛盾が露呈してきている証拠とも思える。

 今日のことを新聞では不思議なことに余り取り上げられていないが、産経新聞正論で小堀桂一郎氏の「主権回復記念の日の意義を考へる」を読ませていただいた。安倍内閣が主張している「戦後体制からの脱却」という意味からも大切なことと思う。

 安倍首相就任後、河野・村山談話をきっぱり否定されるかと思いきや踏襲するとのことで歯切れが悪いのは残念だが色々お考えがあるのだろう。防衛庁の省への格上げ、教育基本法改正、国民投票法案、NATOとの連携、豪州との日豪安保共同宣言など、今までにない動きがあり、見守りたいと思う。