落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

すごいな「サッカー女子W杯優勝」

2011年07月18日 | 政治・外交
サッカー女子W杯優勝】日本の粘り強さ称賛 「歴史的勝利」とブラジル 2011.7.18 16:42
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110718/scr11071816470044-n1.htm

 サッカー王国ブラジルのメディアは17日、サッカーの女子ワールドカップ(W杯)日本代表「なでしこジャパン」の初優勝を「歴史的勝利」「予想外の結末」などと相次いで速報。2度のリードを許しながら勝利をつかみ取った日本の粘り強さを称賛した。

 有力紙グロボのスポーツ版(電子版)は「3月の自然災害(東日本大震災)で打ちのめされた国に喜びを与えるのに、スポーツ以上のものはない」との書き出しで詳細に報道。決勝で米国にリードされても「2度にわたって追い付いた」などと伝えた。

 長い伝統を持つジョルナル・ド・ブラジル紙は「予想外のチームが大会の主役になった」と指摘。PK戦で好セーブを連発したゴールキーパーの海堀あゆみ選手を評価する記事も目立った。(共同)
たまたま「1964東京オリンピック」のDVDを見ていたのだが、仰るとおりだ。
今見てもワクワクしてくる。

無粋な取り合わせだが、
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「菅氏はペテン師」を米・メディアはどう報じたか
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古森義久さん「ステージ風発」
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/2359830/

わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 2322号
http://melma.com/backnumber_108241_5239933/

                  古森 義久

さて菅直人首相をアメリカのメディアはどう報じているのかというレポー トの続きです。雑誌「正論」に私が書いた記事の紹介です。今回の部分 は例の「ペテン師」についてです。
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実際、菅首相をはじめとする日本の政治指導者たちの内閣不信任案をめ ぐる言動となると、アメリカのメディアは実に冷たい筆致で伝えていく。
鳩山由紀夫氏が菅首相を「ペテン師」とののしったことも、その言葉ど おりを忠実に報じている。前首相が現首相を「ペテン師」と断じること 自体、近代国家の近代政治の名にふさわしくない事態だといえよう。

ウォールストリート・ジャーナル6月3日付の東京発の報道は次のよう に述べていた。
「鳩山氏は菅首相がすぐに辞任するという自分の理解と異なる予定を考 えていると聞き、即座に攻撃を放った。『菅氏はすぐに首相を辞めねば、 ペテン師(Cоn artist)だ』というのだ。

鳩山氏はまた『菅氏は内閣不信任案の採決の直前には、辞任すると明言 していたのに、不信任案が否決されるととたん、辞めないという。一国 の首相がペテン師のようにふるまってはならない。もしそうなら私は不 信任案に賛成すべきだった』というのだった」

突き放すように淡々とした記述のこの報道の主題はコン・アーティスト という言葉である。やや通俗的なこの言葉をふつうに訳せば「詐欺師」 となる。
アメリカでは政治家への形容としては考えられない言葉だといえよう。

もし連邦議会の議員や政府高官に対して反対派からコン・アーティスト という言葉が飛べば、そうののしられた側は黙ってはいないだろう。犯 罪者扱いの誹謗に等しいからである。
だが日本のように法と秩序がいきとどき、民主主義も成熟したといえる 国で、前首相が現職の首相に対し正面から「ペテン師」と断じるのであ る。
しかもそんなひどい言葉の使用自体が論議を呼ぶこともない。アメリカ 側の識者からすれば、まさに「なんだ、これは!」という反応となろう