人間同士の付き合いで、自分のそれまで生きてきた経験による常識や価値観を相手も当然持っているだろうと勘違いすることが多々ある。友人関係や夫婦の間でもそれがあって、話し合いでも解決しない場合絶交ということになる。
国の国との外交もまさにそれが当てはまると評論家加瀬英明氏は仰っている。
外務省、経済界の事なかれ主義と、中韓に籠絡されたマスコミがそれに拍車をかけている。
河野談話(YouTubeより)
全く反省の気配なくTVに登場する河野洋平氏(YouTubeより)
国の国との外交もまさにそれが当てはまると評論家加瀬英明氏は仰っている。
■「加瀬英明のコラム」メールマガジン
http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi
送信日 : 2013/10/02 (Wed)
題 名 : 日本は世界唯一の和を重んじる文化
私は41歳になった時に、福田赳夫内閣と中曽根内閣で首相特別顧問をつとめた。また、外相、防衛庁長官顧問として、外交の第一線に立った。
外交でひとつ心すべきことがある。英語で「ミラー・イメージ」というが、自分の姿を鏡で見るように、相手国も自分と同じような価値観を持って行動するはずだと、思い込む罠に陥りやすいことだ。
中国、朝鮮半島は隣国なのに、日本とまったく異質な文化を持っている。王朝がしばしば暴力によって交替し、権力を私して人民を搾取、収奪したから、民衆は自分の身を守るために、互に信じることなく、利己的にならざるをえなかった。和の心も、公徳心も育ちようがなかったから、生きるために嘘も、盗みも正当化された。
日本が天災の国ならば、絶え間ない人災の国であってきた。ヨーロッパも、そこからでてきたアメリカも、同じような歴史を持っている。日本の和の心は、通じない。
いま、日本は性奴隷という慰安婦問題によって、アメリカだけでなく、世界から不名誉きわまりない汚名を着せられている。この原因は、平成5年に慰安婦について謝罪した、河野官房長官談話がつくった。そのうえ、補償までした。私と親しいアメリカの高官が、「有史以来、東西を問わず、戦場と兵士の性処理はつきものだった。それなのに、日本政府は慰安婦について、人類史上はじめて謝罪した。よほど悪いことをしたにちがいないと思われても、仕方ないだろう」といった。
旧軍の慰安婦は拉致されて、強制されたのではなく、職業的な売春婦だった。日本でも、ヨーロッパ、アメリカでも、売春は公認されていた。アメリカ兵がベトナム戦争中、100万人以上の「アメラジアン」と呼ばれる混血児をベトナムに残したために、1982年にアメリカ議会が救済する立法を行なった。韓国軍もベトナムで、3万人の「ライダイハン」という混血児をのこした。前大戦中に日本兵が生ませた混血児は、ほとんどいない。
しかし、その後も、歴代内閣が河野談話を撤回していないために、病根が世界にわたって、日ごとに深まるようになっている。
ここでも、「ミラー・イメージ」が働いている。だから、日本が誤解されている。
日本は歴史を通じて、奴隷がいない珍しい文化だった。戦いは武士と兵卒だけが戦って、一般住民を殺すことがなかった。敗者の女性を手当り次第、強姦することもなかった。日本は優しい、和の文化なのだ。
中国史や、西洋史では、しばしば都市ぐるみで大量虐殺が行われた。中世ヨーロッパの宗教異端裁判では、30万人が火焙り刑によって、虐殺された。秀吉がキリシタンが神社仏閣を破壊し、日本の男女を奴隷として国外に売ったために、キリスト教を禁じて、信者を捕えて処刑したが、合計して僅か4千人だったのと、対照的である。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
加瀬英明事務所
お問い合わせメール: info@kase-hideaki.co.jp
ホームページURL: http://www.kase-hideaki.co.jp/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi
送信日 : 2013/10/02 (Wed)
題 名 : 日本は世界唯一の和を重んじる文化
私は41歳になった時に、福田赳夫内閣と中曽根内閣で首相特別顧問をつとめた。また、外相、防衛庁長官顧問として、外交の第一線に立った。
外交でひとつ心すべきことがある。英語で「ミラー・イメージ」というが、自分の姿を鏡で見るように、相手国も自分と同じような価値観を持って行動するはずだと、思い込む罠に陥りやすいことだ。
中国、朝鮮半島は隣国なのに、日本とまったく異質な文化を持っている。王朝がしばしば暴力によって交替し、権力を私して人民を搾取、収奪したから、民衆は自分の身を守るために、互に信じることなく、利己的にならざるをえなかった。和の心も、公徳心も育ちようがなかったから、生きるために嘘も、盗みも正当化された。
日本が天災の国ならば、絶え間ない人災の国であってきた。ヨーロッパも、そこからでてきたアメリカも、同じような歴史を持っている。日本の和の心は、通じない。
いま、日本は性奴隷という慰安婦問題によって、アメリカだけでなく、世界から不名誉きわまりない汚名を着せられている。この原因は、平成5年に慰安婦について謝罪した、河野官房長官談話がつくった。そのうえ、補償までした。私と親しいアメリカの高官が、「有史以来、東西を問わず、戦場と兵士の性処理はつきものだった。それなのに、日本政府は慰安婦について、人類史上はじめて謝罪した。よほど悪いことをしたにちがいないと思われても、仕方ないだろう」といった。
旧軍の慰安婦は拉致されて、強制されたのではなく、職業的な売春婦だった。日本でも、ヨーロッパ、アメリカでも、売春は公認されていた。アメリカ兵がベトナム戦争中、100万人以上の「アメラジアン」と呼ばれる混血児をベトナムに残したために、1982年にアメリカ議会が救済する立法を行なった。韓国軍もベトナムで、3万人の「ライダイハン」という混血児をのこした。前大戦中に日本兵が生ませた混血児は、ほとんどいない。
しかし、その後も、歴代内閣が河野談話を撤回していないために、病根が世界にわたって、日ごとに深まるようになっている。
ここでも、「ミラー・イメージ」が働いている。だから、日本が誤解されている。
日本は歴史を通じて、奴隷がいない珍しい文化だった。戦いは武士と兵卒だけが戦って、一般住民を殺すことがなかった。敗者の女性を手当り次第、強姦することもなかった。日本は優しい、和の文化なのだ。
中国史や、西洋史では、しばしば都市ぐるみで大量虐殺が行われた。中世ヨーロッパの宗教異端裁判では、30万人が火焙り刑によって、虐殺された。秀吉がキリシタンが神社仏閣を破壊し、日本の男女を奴隷として国外に売ったために、キリスト教を禁じて、信者を捕えて処刑したが、合計して僅か4千人だったのと、対照的である。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
加瀬英明事務所
お問い合わせメール: info@kase-hideaki.co.jp
ホームページURL: http://www.kase-hideaki.co.jp/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
外務省、経済界の事なかれ主義と、中韓に籠絡されたマスコミがそれに拍車をかけている。
河野談話(YouTubeより)
全く反省の気配なくTVに登場する河野洋平氏(YouTubeより)