都知事選が盛り上がってきている。
民主党は、細川氏出馬で桝添氏から「脱原発」細川氏に乗り換えムード。
一方田母神氏は、「東京は30年以内に70%の確立で地震に見舞われる、私以外に東京を救える人はいない」と出馬の決意をした。
民主党は、細川氏出馬で桝添氏から「脱原発」細川氏に乗り換えムード。
一方田母神氏は、「東京は30年以内に70%の確立で地震に見舞われる、私以外に東京を救える人はいない」と出馬の決意をした。
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル 第135号(1月11日)
http://melma.com/backnumber_190875/
*田母神元空幕長、出馬
元航空幕僚長で「頑張れ日本!全国行動委員会」会長、田母神俊雄氏(六五)が東京都知事選に無所属で立候補することを宣言した。
七日、衆議院第一議員会館で開かれた記者会見には石原慎太郎元東京都知事、音楽家のすぎやまこういち氏、中山成彬衆議院議員、西村眞悟衆議院議員、三宅博衆議院議員、小林正元参議院議員らが駆けつけ賛同を表明した。
田母神氏は「いま取り沙汰されている都知事選候補のうち、実務経験があるのは私しかいない」と強調、「三十年以内に七十パーセントの確率で首都直下型地震が起こるという科学的な報告が出ている。被害額は百十二兆円、死者は二万三千人以上と予想される。一刻も早く大地震、大災害に耐えられる安全、安心の町東京を実現しなければ大変なことになる。」
「私以外に東京を救える人がいない以上、私が出るしかない」と出馬の決意に至った経緯を説明した。
石原氏は「田母神さんと私はいわば師弟関係、田母神さんが先生で私が生徒、防衛の最前線で実務をこなしてきた田母神さんにいろいろ教えてもらった。」と両者の関係を説明。
「日本は戦後、防衛をなおざりにしてきた。一九七〇年代に当時のソ連の最新鋭戦闘機ミグ25が突然、北海道に飛来し函館空港に強行着陸したとき、日本政府は、どう対処していいか分からずただオタオタするばかりだった。自衛隊の指揮官だけが冷静に状況を判断し、ソ連の特殊部隊がミグ25を奪還する状況に備えて実弾を装着した武器で警備した。事実、特殊部隊を乗せていると思われるソ連軍の輸送機が領空侵犯し、日本の警備を見て引き返した。これは、国防総省でも報告されていることだが、日本の官僚たちは、この状況に関する資料を一切廃棄させてしまった。そればかりか、状況が無事終了したのち、この指揮官を過剰な警備をしたと言いがかりをつけて処分した。」
「また金丸信とかいう金権政治家が防衛大臣【当時は国務大臣・防衛庁長官】だったとき、当時、自衛隊制服のトップだった栗栖統合幕僚会議議長が、『有事法制が不備な現行法制度下では、自衛隊は有事になったら、超法規的に行動しなければ国を守れない』と有事法制の必要性を主張した。ところが、金丸氏はこれをクーデター発言だとか言って、栗栖氏を更迭してしまった。こうした自衛官の勇気ある言動を否定し続けたのは全部自民党政権だ」と戦後の風潮を批判した。
*田母神は死せず
いうまでもなく田母神氏は航空幕僚長だった二〇〇八年に「真の近現代史観」の懸賞論文に応募し、最優秀賞を受賞した。論文は、歴史学の最新研究を駆使して「大東亜戦争が日本の侵略戦争ではない」ことを立証した内容だった。
ところが、当時の自民党の麻生政権は「政府の見解に合わない」として田母神氏を更迭した。自民党は、保守主義の政党の顔をしながら、実際には防衛にも日本の歴史や文化を保守することにも無関心な政党だった。
田母神氏が会長を務める「頑張れ日本!全国行動委員会」は二〇一〇年に、田母神氏の勇気ある言動に共鳴した国民有志が集まって設立された政治団体である。現在、会員数八千人の全国組織だが協賛会員から月額五百を徴収して賄われているボランティア団体だ。
会員は、文字通り手弁当で活動しているが、その活動は多彩で朝日新聞の反日報道批判デモやフジテレビの韓流ドラマ批判デモで一般国民の共感を集めたが、昨年秋の安倍政権成立に際しては、自民党総裁選の段階で安倍支持を打ち出し、安倍総裁誕生、そして続く衆議院総選挙では安倍政権誕生の原動力となった。
*水島社長、辞任、選挙に専念
つまり自民党だからいけないとか、左翼だからいけないというのではなく、あくまで是是非非を貫く国民団体である。その幹事長を務める水島総(さとる)氏は、猪瀬氏が東京都知事辞任を表明した直後の昨年十二月二三日(天皇誕生日)の同委員会の大忘年会の席で密かに田母神会長に都知事選出馬を要請した。
年の暮れも押し迫った一二月三十日の幹部会で田母神会長は出馬の意向を固め、年の明けた一月五日の石原慎太郎氏との秘密会談で決断した。水島幹事長はチャンネル桜の社長を務めるが、選挙活動に専念するため、七日の記者会見でチャンネル桜の社長を辞任すると表明した。
*美人報道官鮮烈デビュー
記者会見で司会を務めた葛城奈海(かつらぎなみ)広報担当は東大卒、合気道五段、予備自衛官も務める才色兼備、文武両道の女性である。並み居る報道陣をさばいた広報手腕は関係者を感嘆させた。
米国政府や中国政府の女性報道官は有名だが、彼女たちにも引けを取らない報道官ぶりが今後も期待される。
*動乱・乱世の幕開けか?
安倍総理が七日、都内で開かれた某新年会で、都知事選候補の条件として「五輪に向けて東京を引っ張っていただけ、行政能力があり首都直下型地震で司令塔を果たせる人」と述べたという。
今、都知事選候補にはいろいろな人の名前が挙がっているが、誰が見たって、この条件に符合するのは田母神俊雄・元航空幕僚長しかいないだろう。行政実務経験者は田母神氏だけだし、司令塔の役割を知悉しているのも氏の右に出る者はいない。
田母神氏は安倍総理とは旧知の中で、航空幕僚長辞任後、田母神氏を激励する趣旨の会合で安倍氏は三島由紀夫の辞世の歌を諳んじて見せた。当時、安倍氏も総理を急病で辞任し、いわば浪人の身であったが、更迭された自衛官の会合に参加し、自衛隊に「憲法に体をぶつけて死ぬ奴はいないのか」と叫んで腹を切った三島由紀夫の辞世を諳んじて見せるというのは余程の思い入れがなければ出来ない。
田母神氏は、年末に安倍総理に出馬の意向を伝えていたとも言われるから、安倍総理が密かに意中の人として田母神氏を意識して新年会で発言したと見て間違いあるまい。そうならば、安倍総理は自民党総裁であるから、自民党が田母神氏を推薦するように働き掛けられる筈だが、そう簡単に行かないのが世の辛さであろう。
言うまでもなく、田母神氏は自民党麻生政権時に更迭された。その麻生氏は現内閣の副総理兼財務大臣だ。また、自民党の現幹事長は石破茂氏だが、石破氏は田母神氏と雑誌上で政策論争を展開した経緯があり、その結果、石破氏が保守派から批判を受けたという事情もある。
内閣、与党の重鎮がいずれも田母神氏に好感を抱いていないという背景では、安倍総理も独断で田母神支持を打ち出すわけには、いかないのだろう。
だが、下剋上は乱世・動乱の始まりである。国民の意思を汲み、上司の意図を体して人事を行わなければ、乱世の幕開けとなることは歴史の教えるところであろう。
(本文は桜新聞、号外1月9日発行に掲載された。)
http://melma.com/backnumber_190875/
*田母神元空幕長、出馬
元航空幕僚長で「頑張れ日本!全国行動委員会」会長、田母神俊雄氏(六五)が東京都知事選に無所属で立候補することを宣言した。
七日、衆議院第一議員会館で開かれた記者会見には石原慎太郎元東京都知事、音楽家のすぎやまこういち氏、中山成彬衆議院議員、西村眞悟衆議院議員、三宅博衆議院議員、小林正元参議院議員らが駆けつけ賛同を表明した。
田母神氏は「いま取り沙汰されている都知事選候補のうち、実務経験があるのは私しかいない」と強調、「三十年以内に七十パーセントの確率で首都直下型地震が起こるという科学的な報告が出ている。被害額は百十二兆円、死者は二万三千人以上と予想される。一刻も早く大地震、大災害に耐えられる安全、安心の町東京を実現しなければ大変なことになる。」
「私以外に東京を救える人がいない以上、私が出るしかない」と出馬の決意に至った経緯を説明した。
石原氏は「田母神さんと私はいわば師弟関係、田母神さんが先生で私が生徒、防衛の最前線で実務をこなしてきた田母神さんにいろいろ教えてもらった。」と両者の関係を説明。
「日本は戦後、防衛をなおざりにしてきた。一九七〇年代に当時のソ連の最新鋭戦闘機ミグ25が突然、北海道に飛来し函館空港に強行着陸したとき、日本政府は、どう対処していいか分からずただオタオタするばかりだった。自衛隊の指揮官だけが冷静に状況を判断し、ソ連の特殊部隊がミグ25を奪還する状況に備えて実弾を装着した武器で警備した。事実、特殊部隊を乗せていると思われるソ連軍の輸送機が領空侵犯し、日本の警備を見て引き返した。これは、国防総省でも報告されていることだが、日本の官僚たちは、この状況に関する資料を一切廃棄させてしまった。そればかりか、状況が無事終了したのち、この指揮官を過剰な警備をしたと言いがかりをつけて処分した。」
「また金丸信とかいう金権政治家が防衛大臣【当時は国務大臣・防衛庁長官】だったとき、当時、自衛隊制服のトップだった栗栖統合幕僚会議議長が、『有事法制が不備な現行法制度下では、自衛隊は有事になったら、超法規的に行動しなければ国を守れない』と有事法制の必要性を主張した。ところが、金丸氏はこれをクーデター発言だとか言って、栗栖氏を更迭してしまった。こうした自衛官の勇気ある言動を否定し続けたのは全部自民党政権だ」と戦後の風潮を批判した。
*田母神は死せず
いうまでもなく田母神氏は航空幕僚長だった二〇〇八年に「真の近現代史観」の懸賞論文に応募し、最優秀賞を受賞した。論文は、歴史学の最新研究を駆使して「大東亜戦争が日本の侵略戦争ではない」ことを立証した内容だった。
ところが、当時の自民党の麻生政権は「政府の見解に合わない」として田母神氏を更迭した。自民党は、保守主義の政党の顔をしながら、実際には防衛にも日本の歴史や文化を保守することにも無関心な政党だった。
田母神氏が会長を務める「頑張れ日本!全国行動委員会」は二〇一〇年に、田母神氏の勇気ある言動に共鳴した国民有志が集まって設立された政治団体である。現在、会員数八千人の全国組織だが協賛会員から月額五百を徴収して賄われているボランティア団体だ。
会員は、文字通り手弁当で活動しているが、その活動は多彩で朝日新聞の反日報道批判デモやフジテレビの韓流ドラマ批判デモで一般国民の共感を集めたが、昨年秋の安倍政権成立に際しては、自民党総裁選の段階で安倍支持を打ち出し、安倍総裁誕生、そして続く衆議院総選挙では安倍政権誕生の原動力となった。
*水島社長、辞任、選挙に専念
つまり自民党だからいけないとか、左翼だからいけないというのではなく、あくまで是是非非を貫く国民団体である。その幹事長を務める水島総(さとる)氏は、猪瀬氏が東京都知事辞任を表明した直後の昨年十二月二三日(天皇誕生日)の同委員会の大忘年会の席で密かに田母神会長に都知事選出馬を要請した。
年の暮れも押し迫った一二月三十日の幹部会で田母神会長は出馬の意向を固め、年の明けた一月五日の石原慎太郎氏との秘密会談で決断した。水島幹事長はチャンネル桜の社長を務めるが、選挙活動に専念するため、七日の記者会見でチャンネル桜の社長を辞任すると表明した。
*美人報道官鮮烈デビュー
記者会見で司会を務めた葛城奈海(かつらぎなみ)広報担当は東大卒、合気道五段、予備自衛官も務める才色兼備、文武両道の女性である。並み居る報道陣をさばいた広報手腕は関係者を感嘆させた。
米国政府や中国政府の女性報道官は有名だが、彼女たちにも引けを取らない報道官ぶりが今後も期待される。
*動乱・乱世の幕開けか?
安倍総理が七日、都内で開かれた某新年会で、都知事選候補の条件として「五輪に向けて東京を引っ張っていただけ、行政能力があり首都直下型地震で司令塔を果たせる人」と述べたという。
今、都知事選候補にはいろいろな人の名前が挙がっているが、誰が見たって、この条件に符合するのは田母神俊雄・元航空幕僚長しかいないだろう。行政実務経験者は田母神氏だけだし、司令塔の役割を知悉しているのも氏の右に出る者はいない。
田母神氏は安倍総理とは旧知の中で、航空幕僚長辞任後、田母神氏を激励する趣旨の会合で安倍氏は三島由紀夫の辞世の歌を諳んじて見せた。当時、安倍氏も総理を急病で辞任し、いわば浪人の身であったが、更迭された自衛官の会合に参加し、自衛隊に「憲法に体をぶつけて死ぬ奴はいないのか」と叫んで腹を切った三島由紀夫の辞世を諳んじて見せるというのは余程の思い入れがなければ出来ない。
田母神氏は、年末に安倍総理に出馬の意向を伝えていたとも言われるから、安倍総理が密かに意中の人として田母神氏を意識して新年会で発言したと見て間違いあるまい。そうならば、安倍総理は自民党総裁であるから、自民党が田母神氏を推薦するように働き掛けられる筈だが、そう簡単に行かないのが世の辛さであろう。
言うまでもなく、田母神氏は自民党麻生政権時に更迭された。その麻生氏は現内閣の副総理兼財務大臣だ。また、自民党の現幹事長は石破茂氏だが、石破氏は田母神氏と雑誌上で政策論争を展開した経緯があり、その結果、石破氏が保守派から批判を受けたという事情もある。
内閣、与党の重鎮がいずれも田母神氏に好感を抱いていないという背景では、安倍総理も独断で田母神支持を打ち出すわけには、いかないのだろう。
だが、下剋上は乱世・動乱の始まりである。国民の意思を汲み、上司の意図を体して人事を行わなければ、乱世の幕開けとなることは歴史の教えるところであろう。
(本文は桜新聞、号外1月9日発行に掲載された。)
都知事選 「脱原発」だけに流れるな 2014.1.11 03:06 [主張]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140111/lcl14011103070000-n1.htm
「首都の顔」選びが俄然(がぜん)、大きな注目を集めはじめた。舛添要一元厚生労働相らに続き、細川護煕元首相が2月の東京都知事選への出馬を決意したためだ。
細川氏は「脱原発」に強い関心を持ち、「原発即ゼロ」を唱える小泉純一郎元首相に協力を求めるという。細川氏への支援が広がれば、「舛添氏優勢」とみられていた選挙の構図が一変する可能性もある。
だが、東京五輪の招致が決まりながら、猪瀬直樹前知事が金銭問題で辞職する異常事態を受けて、今回の知事選が行われることを忘れてはならない。
6年後の五輪開催へ山積する課題を解決し、巨大組織を動かす力が新知事には求められる。首都直下地震に備える防災都市づくりも急がれる。候補者らは、都民の安全と首都の将来を着実に描くための政策論争を展開してほしい。
候補者調整で、自民、民主両党は、ともに自前の候補を立てられなかった。自民党には同党を離党した舛添氏への反発も根強かったが、都議団が舛添氏と政策を含めた協議を行い、支援を決めた。
不可解なのは、舛添氏支援でまとまるかと思われた民主党が急遽(きゅうきょ)、細川氏に乗り換えようとしていることだ。共産、社民が推す元日弁連会長の宇都宮健児氏も「原発のない社会」を掲げている。「脱原発」ムードの中で戦いを優位に進めたいのだろうか。
安倍晋三政権は原発輸出を推進しているが、先の民主党政権も、ベトナムに日本製原発の建設を進める政策をとった。原発技術を維持し、国際社会の期待と信頼に応えるとの考えだったはずだ。こうした点で、民主党は細川氏と意見の一致を見られるのか。
そもそも、電力の大消費地である東京にとって、原発エネルギーは、死活的に重要だ。それは、都民の生活や経済活動を支える電力を、いかに安定供給していくかという現実的な政策としての議論でなければならない。
小泉氏の動向は読み切れないが、首都が「脱原発」を掲げれば原発再稼働を困難とし、経済成長の足を引っ張る重大な影響が生じることを考えてもらいたい。
細川氏は民間企業からの借金が原因で退陣した。20年が経過したとはいえ、猪瀬氏の後任になろうとする選挙で、まず自らの金銭問題を説明すべきではないか。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140111/lcl14011103070000-n1.htm
「首都の顔」選びが俄然(がぜん)、大きな注目を集めはじめた。舛添要一元厚生労働相らに続き、細川護煕元首相が2月の東京都知事選への出馬を決意したためだ。
細川氏は「脱原発」に強い関心を持ち、「原発即ゼロ」を唱える小泉純一郎元首相に協力を求めるという。細川氏への支援が広がれば、「舛添氏優勢」とみられていた選挙の構図が一変する可能性もある。
だが、東京五輪の招致が決まりながら、猪瀬直樹前知事が金銭問題で辞職する異常事態を受けて、今回の知事選が行われることを忘れてはならない。
6年後の五輪開催へ山積する課題を解決し、巨大組織を動かす力が新知事には求められる。首都直下地震に備える防災都市づくりも急がれる。候補者らは、都民の安全と首都の将来を着実に描くための政策論争を展開してほしい。
候補者調整で、自民、民主両党は、ともに自前の候補を立てられなかった。自民党には同党を離党した舛添氏への反発も根強かったが、都議団が舛添氏と政策を含めた協議を行い、支援を決めた。
不可解なのは、舛添氏支援でまとまるかと思われた民主党が急遽(きゅうきょ)、細川氏に乗り換えようとしていることだ。共産、社民が推す元日弁連会長の宇都宮健児氏も「原発のない社会」を掲げている。「脱原発」ムードの中で戦いを優位に進めたいのだろうか。
安倍晋三政権は原発輸出を推進しているが、先の民主党政権も、ベトナムに日本製原発の建設を進める政策をとった。原発技術を維持し、国際社会の期待と信頼に応えるとの考えだったはずだ。こうした点で、民主党は細川氏と意見の一致を見られるのか。
そもそも、電力の大消費地である東京にとって、原発エネルギーは、死活的に重要だ。それは、都民の生活や経済活動を支える電力を、いかに安定供給していくかという現実的な政策としての議論でなければならない。
小泉氏の動向は読み切れないが、首都が「脱原発」を掲げれば原発再稼働を困難とし、経済成長の足を引っ張る重大な影響が生じることを考えてもらいたい。
細川氏は民間企業からの借金が原因で退陣した。20年が経過したとはいえ、猪瀬氏の後任になろうとする選挙で、まず自らの金銭問題を説明すべきではないか。
田母神俊雄以外は、都知事選挙ではなく痴呆選挙をしようとしている No.931 平成26年 1月10日(金)
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?mode=Printview&page=931
昨日、「首都東京から『脱戦後』へ」を書いて送信した。
即ち、その要点は、次の通り、今の我が国の喫緊の課題が「戦後体制からの脱却」であり「日本を取り戻す」ことだとするならば、本年二月に於けるその具体的実践とは何か?
それは田母神俊雄を都知事にすることだ!
しかるに、本日の新聞やTVが都知事選挙について報道するところは、おおよそ次の新聞見出しのとおりである。
「桝添氏推薦 都議会自民が決定」
「細川氏、小泉氏との連携模索」
「小泉氏の動向焦点 『脱原発』自民ピリピリ」
そして、自民党や民主党が、どっちにしうようか、どうしようか、ウロウロ、しているという。
これは、介護の経験があるとか、はたまた、あれは、熊本で知事を経験し、首相も経験したとか。
「脱原発」を焦点にされたら困るとか。
というように、勝手に、「ピリピリ」している。
しかし、考えてみてほしい、この議論、おかしい。
人の子として生まれ人の親となる我らは、皆、黙って介護を経験する。
それがどうした。人が人の道として黙って経験することを、「した、した」と吹聴する奴は、何か魂胆があり、何処かおかしいのだ。これが「常識」であろう。
また、あれが、知事として首相として何をしたかを、何故、問わない。昨今の我が国政界の構造では、猿のレベルでも知事や総理になる可能性がある。事実、なったではないか。
私、不肖ながら、たびたび熊本を訪れて、県民から、清正公すなわち加藤清正公への敬仰の思いを聞かされ、今も使われている清正公の見事な城郭や道路や運河や灌漑の事跡を見たことはあっても、細川知事が何をした御仁なのか、聞かされたことはない。反対に軽蔑の言葉は各方面から聞いた。
総理大臣の細川氏は、我が国の総理としてあの社会党の村山富市に先駆けて「日本は侵略戦争をした」と公式に発言し、衆議院予算委員会でその真意を具体的に質した石原慎太郎議員に対して、「胸に手を当てて考えれば分かる」という訳の分からん無責任な答弁をした。
この馬鹿答弁以外も、皆、無能。この無能なる総理大臣が我が国にもたらした惨状、このこと、平成五年から六年にかけて、我々は、まざまざと見たはずだ。その後、彼は放り出して、今まで何をしてきたのか、誰か知っているのか。陶器を高額で売っていたらしいが。
それを、右往左往、何をやっておるのか、自民も民主も。
首都、東京の知事選挙ではなく、首都、東京の痴呆選挙をしようとしているのか。
つまり、今現在も「ウロウロ・ピリピリ」している自民と民主は、「戦後体制のなかの双生児」であることを露呈しているのだ。
使命感に基づく基準を持ってなければ痴呆になる。
彼らも「戦後体制からの脱却」と言い「日本を取り戻す」と言う。
しかし、それが具体的に何かが分からない。
つまり、考えたこともない。従って、痴呆になる。
よって、具体的にその基準を明確に指摘する。
三つで十分だろう。
(1)首都東京の九段にある靖国神社に、「参拝できない東京都知事」を選んでどうする。
「都民を代表する都知事」として、田母神俊雄以外に誰が参拝するのか。
(2)首都東京の危機克服体制の構築は喫緊の課題である。
その為には、危機克服の組織である自衛隊の、各部隊、各師団と都組織との平素からの連携が必要不可欠だ。
その速やかなる連携を、元航空自衛隊幕僚長の田母神俊雄以外誰ができる。
師団や聯隊の師団長や連隊長は、四六時中、危機管理を考えていることを任務とする。
その為にスタッフを擁している。その為に隊員は日々訓練を続けている。
四国善通寺の第十二師団初代師団長の乃木希典閣下は、讃岐の山々によく発生する山火事の延焼を防ぐために、 工兵隊を動員して山に防火帯を設定した。
その防火帯は、百年以上を経た今も山に残り住民を守っている。
この乃木希典の故事からも分かるように、危機克服の為には、首都圏の師団や聯隊との平素からの連携は不可欠の前提である。
そして、既に昨日指摘したように、首都東京の地下には、地震などの自然災害以上に、人為的なテロ、騒擾、核ミサイル攻撃の危機が潜在し増大しつつある。
しかるに、細川や桝添やらの間をウロウロしている者達。
分からんのか! 東京都の知事は、この危機に対処する知事でなければならないのだ。
そうでなければ、大量の都民が亡くなるんだぞ!
安倍晋三内閣総理大臣!
総理大臣の責務として、この危機に際し、自らと連携して危機克服に向かう首都の知事は誰か!
決断せよ!
(3)「日本は良い国だ」と確信している知事でなくて、どうして教育を改革し我が国の将来を雄々しく担う子供達を育成できようか。
「日本は良い国だ」と書いた田母神俊雄を、村山富市談話に反することを述べたとして航空幕僚長から更迭したのは自民党の内閣であり、こういう「危険人物」を航空幕僚長に選任した内閣の「任命責任」を追及すると騒いだ馬鹿野党は民主党だった。
以後、更迭された田母神俊雄は、一私人として「日本は良い国だ」と全国を行脚して述べ続け、決して怯まなかった。
田母神俊雄以外、誰が東京都の教育を正せるのか。
以上、田母神俊雄に対して、「今もウロウロ・ピリピリしている自民と民主、加えて、さっさと左翼を擁立した社民と共産」、これらを、まとめれば単純、「戦後体制派」となる。
何故なら、これらは全て、田母神俊雄を「危険人物」としているからである。
「戦後体制から脱却した日本人」は、「戦後体制派」にとって危険人物である。
よって、速やかに戦後体制から脱却しなければ、亡国に至る今、我らは、「危険人物である、日本人、田母神俊雄」、を東京都知事に選んで一挙に、東京から戦後体制を脱却していく歴史的使命がある。
その使命を果たすのは、二月の紀元節前までが勝負だ。諸兄姉、共に東京に力を集中しよう!
全国津々浦々から、東京都在住の知人、友人、親戚に救国の要請を実施しよう!
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?mode=Printview&page=931
昨日、「首都東京から『脱戦後』へ」を書いて送信した。
即ち、その要点は、次の通り、今の我が国の喫緊の課題が「戦後体制からの脱却」であり「日本を取り戻す」ことだとするならば、本年二月に於けるその具体的実践とは何か?
それは田母神俊雄を都知事にすることだ!
しかるに、本日の新聞やTVが都知事選挙について報道するところは、おおよそ次の新聞見出しのとおりである。
「桝添氏推薦 都議会自民が決定」
「細川氏、小泉氏との連携模索」
「小泉氏の動向焦点 『脱原発』自民ピリピリ」
そして、自民党や民主党が、どっちにしうようか、どうしようか、ウロウロ、しているという。
これは、介護の経験があるとか、はたまた、あれは、熊本で知事を経験し、首相も経験したとか。
「脱原発」を焦点にされたら困るとか。
というように、勝手に、「ピリピリ」している。
しかし、考えてみてほしい、この議論、おかしい。
人の子として生まれ人の親となる我らは、皆、黙って介護を経験する。
それがどうした。人が人の道として黙って経験することを、「した、した」と吹聴する奴は、何か魂胆があり、何処かおかしいのだ。これが「常識」であろう。
また、あれが、知事として首相として何をしたかを、何故、問わない。昨今の我が国政界の構造では、猿のレベルでも知事や総理になる可能性がある。事実、なったではないか。
私、不肖ながら、たびたび熊本を訪れて、県民から、清正公すなわち加藤清正公への敬仰の思いを聞かされ、今も使われている清正公の見事な城郭や道路や運河や灌漑の事跡を見たことはあっても、細川知事が何をした御仁なのか、聞かされたことはない。反対に軽蔑の言葉は各方面から聞いた。
総理大臣の細川氏は、我が国の総理としてあの社会党の村山富市に先駆けて「日本は侵略戦争をした」と公式に発言し、衆議院予算委員会でその真意を具体的に質した石原慎太郎議員に対して、「胸に手を当てて考えれば分かる」という訳の分からん無責任な答弁をした。
この馬鹿答弁以外も、皆、無能。この無能なる総理大臣が我が国にもたらした惨状、このこと、平成五年から六年にかけて、我々は、まざまざと見たはずだ。その後、彼は放り出して、今まで何をしてきたのか、誰か知っているのか。陶器を高額で売っていたらしいが。
それを、右往左往、何をやっておるのか、自民も民主も。
首都、東京の知事選挙ではなく、首都、東京の痴呆選挙をしようとしているのか。
つまり、今現在も「ウロウロ・ピリピリ」している自民と民主は、「戦後体制のなかの双生児」であることを露呈しているのだ。
使命感に基づく基準を持ってなければ痴呆になる。
彼らも「戦後体制からの脱却」と言い「日本を取り戻す」と言う。
しかし、それが具体的に何かが分からない。
つまり、考えたこともない。従って、痴呆になる。
よって、具体的にその基準を明確に指摘する。
三つで十分だろう。
(1)首都東京の九段にある靖国神社に、「参拝できない東京都知事」を選んでどうする。
「都民を代表する都知事」として、田母神俊雄以外に誰が参拝するのか。
(2)首都東京の危機克服体制の構築は喫緊の課題である。
その為には、危機克服の組織である自衛隊の、各部隊、各師団と都組織との平素からの連携が必要不可欠だ。
その速やかなる連携を、元航空自衛隊幕僚長の田母神俊雄以外誰ができる。
師団や聯隊の師団長や連隊長は、四六時中、危機管理を考えていることを任務とする。
その為にスタッフを擁している。その為に隊員は日々訓練を続けている。
四国善通寺の第十二師団初代師団長の乃木希典閣下は、讃岐の山々によく発生する山火事の延焼を防ぐために、 工兵隊を動員して山に防火帯を設定した。
その防火帯は、百年以上を経た今も山に残り住民を守っている。
この乃木希典の故事からも分かるように、危機克服の為には、首都圏の師団や聯隊との平素からの連携は不可欠の前提である。
そして、既に昨日指摘したように、首都東京の地下には、地震などの自然災害以上に、人為的なテロ、騒擾、核ミサイル攻撃の危機が潜在し増大しつつある。
しかるに、細川や桝添やらの間をウロウロしている者達。
分からんのか! 東京都の知事は、この危機に対処する知事でなければならないのだ。
そうでなければ、大量の都民が亡くなるんだぞ!
安倍晋三内閣総理大臣!
総理大臣の責務として、この危機に際し、自らと連携して危機克服に向かう首都の知事は誰か!
決断せよ!
(3)「日本は良い国だ」と確信している知事でなくて、どうして教育を改革し我が国の将来を雄々しく担う子供達を育成できようか。
「日本は良い国だ」と書いた田母神俊雄を、村山富市談話に反することを述べたとして航空幕僚長から更迭したのは自民党の内閣であり、こういう「危険人物」を航空幕僚長に選任した内閣の「任命責任」を追及すると騒いだ馬鹿野党は民主党だった。
以後、更迭された田母神俊雄は、一私人として「日本は良い国だ」と全国を行脚して述べ続け、決して怯まなかった。
田母神俊雄以外、誰が東京都の教育を正せるのか。
以上、田母神俊雄に対して、「今もウロウロ・ピリピリしている自民と民主、加えて、さっさと左翼を擁立した社民と共産」、これらを、まとめれば単純、「戦後体制派」となる。
何故なら、これらは全て、田母神俊雄を「危険人物」としているからである。
「戦後体制から脱却した日本人」は、「戦後体制派」にとって危険人物である。
よって、速やかに戦後体制から脱却しなければ、亡国に至る今、我らは、「危険人物である、日本人、田母神俊雄」、を東京都知事に選んで一挙に、東京から戦後体制を脱却していく歴史的使命がある。
その使命を果たすのは、二月の紀元節前までが勝負だ。諸兄姉、共に東京に力を集中しよう!
全国津々浦々から、東京都在住の知人、友人、親戚に救国の要請を実施しよう!